アーティスト活動10周年を記念して上坂すみれさんがベストアルバムをリリース。「SUMIRE CATALOG」発売記念インタビュー!|「私の成長、軌跡が分かる1枚です」
上坂すみれさんがアーティスト活動10周年を記念したベストアルバム「SUMIRE CATALOG」を7月24日(水)に発売!
これまでにリリースしてきたシングルの表題曲がずらりと並ぶDISC1に、本人セレクトの楽曲+新曲3曲を加えたDISC2の2枚組。ベストアルバムにふさわしいボリューム満点の内容です。
2ndシングル「げんし、女子は、たいようだった。」以来、約10年ぶりとなる桃井はるこさん提供の新曲「ファーストピリオド.」をはじめ、ベストアルバム「SUMIRE CATALOG」に込めた想いをたっぷりとお聞きしました!
アーティストとしての軌跡が分かるラインナップ
――ベストアルバム「SUMIRE CATALOG」は、2枚組で全30曲。10周年を彩るにふさわしいボリュームですね。
上坂すみれさん(以下、上坂):ベストアルバムを出しましょうというお話は、過去何回かあったんです。でも、なんとなくベスト盤を出すと活動が終わってしまうような気がして(笑)。今回は10周年だし、自分の曲も増えてきたので何か入門になる1枚があるといいなと発売を決めました。
――DISC1には、これまでのシングルの表題曲をすべて収録。並べてみるとタイアップも多く、圧巻という感じもありますね。
上坂:表題曲は、私の声優としての活動も振り返ることができるのかなと思います。それぞれ作品に寄り添った楽曲たち、かつ私が好きで通ってきた音楽ジャンルもすごく凝縮されているなとも感じます。
アーティスト活動を始めたばかりのころは歌の素人だったのに、最初からずっと豪華なクリエイターさんたちに助けていただいて。ちょっとずつ声優としても、アーティストとしても成長していったんだな、という軌跡が分かるラインナップになっているなと感じています。
――特に思い出深い楽曲を挙げるとするなら?
上坂:「EASY LOVE」かな。ちょうどコロナ禍のリリースで、なかなかライブができない時期だったんですね。有観客で声出しできる環境になって「EASY LOVE」を披露した時、すごく嬉しかったなという思い出があります。
一緒に合いの手というか、声を出して盛り上がれるフレーズがあるので、声出しできるライブはこんなにもかけがいのないものなんだ、と改めて実感できた曲です。