相手と自分を対等に見た時、その人間性が問われるーー『黄昏アウトフォーカス』先行上映会で真央役・松岡禎丞さん&寿役・内田雄馬さんが仲良し全開トーク!?【イベントレポート】
繊細かつ優しく丁寧に作られたアニメ『黄昏アウトフォーカス』の世界を満喫してください
その後、第二弾キービジュアルも公開されると改めて作品についてトーク!
「物語が繊細なので、一つひとつのシーンの風景や表情も楽しんでください」と内田さんが話すと、松岡さんも「真央と寿の感情って、なんてきれいなんだろうと思って。なんて自分の感情は汚いのかと(笑)」。
それを横で聞いていた内田さんは「大丈夫! 大丈夫! 禎丞さんは二人に比べたら汚いかもしれないけど、きれいだって。禎丞、きれいだよ」と仲睦まじいお二人ならではのやり取りが(笑)。
楽しそうな松岡さんは「雄馬が隣りにいるとしゃべっちゃうな」と言うと、「ときめかせるセリフみたいになってる(笑)」と内田さん。その様子を温かく見守っていた松澤さんは「二人の間にあるものがきれいすぎて、そういう気持ちになるのはわかります」。しかし、松岡さんは止まらず、「後輩に口汚いことを言われると好きになるんですよ」と会場の笑いを誘いました。
そして、最後にお二人からごあいさつ。
「我々はこんな風に楽しくお話ししてまいりましたが、作中はとても繊細なストーリーが紡がれていきます。映像も空気感が伝わるように、とても丁寧に優しく表現していただいていますので、『黄昏アウトフォーカス』をよろしくお願いします」(内田)
「この作品は相手と自分を対等に見た時にどうするのかという人間性が問われていると思います。1話ごとにどういう結末を迎えていくのか、そしてEDテーマが流れた時に『わっ!? ここで終わるのか!?』と思っていただけたら幸いです。我々も精一杯演じさせていただきましたので、『黄昏アウトフォーカス』の世界を満喫してください」(松岡)
ここでまたサプライズで、じゃのめ先生の描き下ろしイラストを公開。会場の皆さんへの想いのこもったイラストに感動。終始、仲の良さとあふれ出る作品愛を感じさせてくれた先行上映会となりました。
[取材・文/永井和幸 撮影/鳥谷部宏平]
作品情報
あらすじ
不良で一匹狼の寿と、映画部で寿を撮影することになった真央。寮で同室の二人が交わした「約束」が、やがて二人を甘く縛りつけて――。
映画部部長で人気者の仁と、仁に対抗心を燃やす後輩の義一。ぶつかりながらも、やがて二人は惹かれ合い――。
無口で不愛想だが信頼の厚い副部長の礼と、季節外れの新入部員・詩音。
不意のキスから、二人の「お付き合い」が始まって――。
キャスト
(C)じゃのめ・講談社/「黄昏アウトフォーカス」製作委員会