夏アニメ『この世界は不完全すぎる』第1〜3話先行上映会レポートが到着! 1話「下働きのニコラ」よりあらすじ&場面カットが公開!
2024年7月5日(金)から放送開始となるTVアニメ『この世界は不完全すぎる』より、6月22日(土)に行われた先行上映会&キャストトークショーの公式レポートが到着。
また、第1話「下働きのニコラ」よりあらすじ&場面カットが解禁されています。
先行上映会&キャストトークショー概要
【開催日】:2024年6月22日(土)18:00 開演
【 会 場 】:新宿ピカデリー
【出演者】:石川界人(ハガ役)矢野妃菜喜(二コラ役)馬引 圭(監督)川島零士(アマノ役) ※シークレットゲスト
森 遥香(MC)
先行上映会&キャストトークショー公式レポート
講談社公式マンガアプリ&WEB「コミックDAYS」にて絶賛連載中の『この世界は不完全すぎる』。本作を原作としたTVアニメが2024年7月5日(金)よりアニメイズムB2にてTV放送、ABEMAにて独占見放題配信・見逃し無料放送開始。
TV放送に先駆け、先行上映会&キャストトークショーが、2024年6月22日(土)に新宿ピカデリーにて開催された。第1話~第3話の上映後のトークショーにはハガ役の石川界人さん、ニコラ役の矢野妃菜喜さん、馬引 圭監督、さらにサプライズゲストとしてアマノ役の川島零士さんが登壇し、それぞれのおすすめシーンや制作のこだわりなどが語られ、ファンには堪らないトークが繰り広げられた。
上映後大きな拍手に迎えられて石川さん、矢野さん、馬引監督が登壇。ゲスト一同やっとネタバレができると安堵の表情を見せると、矢野さんは「もしかしたら今年の『AnimeJapan 2024』で(本作のネタバレを)言ってしまったかもしれない」と、うっかりネタバレをしかけたエピソードを語り、この作品のネタバレが重要になってくることが明かされた。
まず初めにお気に入りのシーンについて聞かれた石川さんは、「ニコラが本当に可愛いです。ひたむきな努力家でもあり、自分の夢のためにハガを信じてついていこうとしているところに胸を打たれます」と熱くコメント。そんなニコラを演じる矢野さんは、ニコラがハガにお供させてくださいと頼むシーンを挙げ、「目をキラキラさせて頼んだ後の表情に切なさもあってすごく好きです」と話した。
ニコラのキャスティングについて馬引監督は「矢野さんはオーディションの時点でニコラのフレッシュさ、純朴さを理解して頂いていたので、矢野さんしかいないと思いました」と太鼓判を押した。一方で石川さんのキャスティングについて「ビビっと来たので」と回答すると、石川さんは「一番嬉しい答えですね」と笑顔に。さらに馬引監督が「ハガの後に<石川界人>の文字を書いたときにしっくりきたので」と言うと「字面ですか!?」とツッコミ、「これは親に感謝ですね」と話して笑いを誘った。
続いて、ハガというキャラクターについて、石川さんは「皆さんにどう受け止めてもらえるか非常に気になるキャラクター」と前置きしつつ、「仕事が生きがいになっているワーカーホリックに見えますが、他者に対して心を痛める人間らしさも持ち合わせていて、そのバランスを大切にしながら演じています」と語った。
矢野さんは「優しくて真面目ですが内気な性格で、大きな身体で『ワーッ!』と驚いたりもするギャップに親しみやすさがあると思います」とコメント。馬引監督は「ハガちゃんは…」とキャラクター愛を感じさせる呼び方をしつつ、「チート能力を持っているのにあえて使わずに機転と工夫を凝らして困難を乗り越えていくところが、派手ではありませんが昨今では珍しくて良いなと思いました」と味わい深いキャラクターであることを語った。ニコラについて矢野さんは「純粋で真っ直ぐで可愛くて仕方ない」と話し、「第1話から衝撃的な展開が続いて、ニコラのおかげで物語のバランスが保たれているような、ある意味でバランサーでもあるのかな」と分析。
石川さんは「人として尊敬する素直さや夢を追うひたむきさを持っている。見た目は可愛らしい女の子ですが、こうありたいと思うような性格をしていて憧れます」と絶賛した。続いて、馬引監督から制作時のこだわりポイントについて語られた。本作の世界観を表現するにあたり、コップ一つ、窓ガラス一つとっても文化レベルを意識したとのことで、「薄くて透明なガラスは文化的にまだ製造できないレベルなので、教会のステンドグラスのようなごわごわしたガラスにしています。食卓にもガラスのコップは登場させていません」と語り、自身も大ファンである『ロードス島戦記』などの他作品も参考にしつつ、統一された世界観を作り上げていったことが明かされた。
そんな中、ここでサプライズゲストとしてアマノ役の川島さんが登場。両腕を広げた「T字」の恰好で登場し、会場からは笑いが漏れた。「実は先行上映会に応募したら外れてしまって、(スタッフに)話したら『じゃあ出ますか?』と言われて来ちゃいました」とお茶目にコメント。
アマノというキャラクターについて聞かれた川島さんは、「皆さんは犬か猫、どっちだと思いますか?」と呼び掛けた後「実は猫ちゃんです!」と話すと、会場が一瞬戸惑いの空気に。「フェザーと言う種類の猫ですよね?」と川島さんが馬引監督の方へ向くと、「いや、猫ではないです」ときっぱりと否定され、一同爆笑。「あれ、役作り間違えた…?」と話す川島さんに石川さんが「猫っぽさもあるから、間違えてはいないよ」とすかさずフォロー。さらに「猫ちゃんぽいと思って今日はこの服で来ました」と、なぜか可愛い虎のイラストが描かれたトップスをアピール。川島さんの自由なノリに笑いが絶えなかった。
最後はファンに向けて1人ずつメッセージを届ける。川島さんは「原作がめちゃくちゃ面白くて、いろんな人に観て頂きたいです。随所にたくさん仕掛けがあり、ジェットコースターのように振り回される内容になっていますので、ぜひアマノが登場する第4話以降も観てください!」。
矢野さんは「一つだけネタバレするとしたら、ニコラはこの先も可愛いです!」と顔をほころばせ、「最後まで衝撃展開が続くので楽しみに観て頂けたらと思います」。石川さんは「様々な人間ドラマも楽しめる作品になっています。現実と非現実の間で起きる、人間と非人間の扱い方の差など、ちょっとセンシティブな問題も考えて見られるので、最後までお付き合い頂けると嬉しいです!」。馬引監督は「制作現場では僕が最年長で、若いスタッフたちが一生懸命作ったアニメーションになります。たくさんの人に観て頂きたいと思っているので、放送が始まりましたら宜しくお願いします!」と意気込みを語った。最後は盛大な拍手に見送られ、本イベントは大盛況の内に幕を閉じた。
第1話「下働きのニコラ」あらすじ&場面カット
あらすじ
5つの小国がひしめき合うクレボーン島。その辺境にある小さな村で慎ましく暮らす少女ニコラは、日課の薪拾いの最中に、はるか山奥に住むはずのドラゴンに襲われる。
そんなとき駆けつけたのは、極秘に組織された調査隊“王の探求者(キングス・シーカ―)”の一員を名乗るハガという男だった。
繰り返される平穏な毎日の中で飽きることも知らなかったニコラは、ハガに憧れ、自ら外の世界へと踏み出すことを望むようになる。
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夏アニメ『この世界は不完全すぎる』作品概要
あらすじ
小競り合いの絶えないクレボーン島。
その中で最も小さく最も平和なベイル王国の…つまり辺境の中の辺境にある小さな村で慎ましく暮らす少女ニコラ。
日課の薪拾いの最中に彼女の前に現れたのは、はるか山奥に住むはずの巨大なドラゴン。
まさに村が襲われようというその時、駆けつけたのは、極秘に組織された調査隊 “王の探求者キングス・シーカー “の
一員を名乗るハガという男。
繰り返される平穏な毎日の中で飽きることも知らなかったニコラは、ハガに憧れ、自ら外の世界へと踏み出すことを望む。
そして、彼女はこの世界の本当の姿を知ることになる。
キャスト
(C)左藤真通・講談社/『この世界は不完全すぎる』製作委員会