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『戦国妖狐 千魔混沌編』第1話&第2話先行上映会公式レポート

夏アニメ『戦国妖狐 千魔混沌編』七海ひろきさん・内田真礼さん・木村良平さんが第1話&第2話先行上映会に登壇! 七海さんの生歌唱や斉藤壮馬さんからのメッセージを披露

2008年から『月刊コミックブレイド』(マッグガーデン)にて連載されていた、人気漫画『戦国妖狐』(著・水上悟志)。同作のTVアニメが、第一部「世直し姉弟編」、第二部「千魔混沌編」の全3クールにて完全アニメ化。第一部は2024年1月より放送され、第二部が2024年7月17日より連続2クールで放送中です。

6月30日(日)には、本作の第1話&第2話先行上映会が池袋の新文芸坐にて行われ、千夜役・七海ひろきさん、月湖役・内田真礼さん、真介役・木村良平さんが登壇。その上映会の模様を記した公式レポートがと到着しました。

第1話&第2話先行上映会より公式レポート到着!

七海さんにとって千夜は初の主人公役。バトルシーンや劇伴にも注目!

第1話と第2話の上映が終わり興奮冷めやらぬ中、司会進行を務める木村さんがステージに登場すると、そのままキャスト陣のトークショーへ突入。この日は登壇キャスト全員が、作品の世界観とリンクした浴衣で登場し、華やかな姿に客席からは思わず歓声が上がった。

上映された本編の感想を木村さんが客席に尋ねると大きな拍手が沸き起こり、会場は一気に温かい雰囲気に。七海さんは「絵がめちゃめちゃ綺麗だから、物語(の世界観)に入りやすい」と話した上で「初めて主人公を演じるというのもありますが、バトルがすごく多いので今まで演じた中で一番セリフ量が多い。1話につき100個近くセリフがあることも多いので『えっ、100!?』と驚いたけど、大体戦ってるので半分くらいは『うっ!』『あっ!』という感じだったり(笑)」と、主人公ならではの裏話を披露。ただ、そうした一言の息芝居であっても、音響監督が非常にこだわりをもってディレクションしているとのこと。

内田さんは「私たちがアフレコをしている時はまだ劇伴が付いていない状態なので、和テイストな劇伴が乗ることでより世界観が引き立っていくというか、その世界に入り込めたなというのがありました。ここから第二部のストーリーが始まるんだなというのが、第1話を見ていてすごく感じました」と、Evan Callによる劇伴の魅力についても語っていた。

戦国妖狐、第二部でおじさんだらけの世界から脱却・若返りをはかる!?

そして第二部を彩る新キャラクターたちについて、木村さんから「戦国妖狐、若返りをはかったな(笑)ちょっと思ってたんです、第一部おじさん出すぎだなと」とのコメントが飛び出すと会場は爆笑。

「私たち若返り要員!?」と七海さんと内田さんもリアクションしつつ、内田さんも「でもこの間もアフレコで、7人くらいのおじさま達に囲まれて『おっ、来たねえ若いのが』と言われて食べられるのかと思いました(笑)」とまたまたアフレコの面白エピソードを披露。

「一言に重みや圧がある」とキャスト陣が語る通り、「戦国妖狐」といえば第一部の時から魅力的すぎるおじさんキャラクター達の活躍が見ものだったが、第二部の物語終盤でも、やはり彼らがまたもや大活躍するらしいので、こちらも楽しみにしたい。

主人公がバトンタッチ!第一部から第二部に移り変わっての見どころは?

第一部から第二部になるにあたり、主人公が迅火から千夜へバトンタッチされる、という珍しい構成の本作だが、他にも色々と変わった点がある、との話題に。木村さんからは「真介の変わり様にビックリすると思うし、千夜は第一部では出番が少なすぎて、このキャラクターが第二部の主役になるの…!?と信じられないくらいかも」と語ると、七海さんも「第一部では『はい、神雲様』しかほぼ言っていなかったし、すぐどこかにいなくなる(笑)」と答える場面も。

一方、第二部から新たに登場することになる月湖について内田さんは「第一部を改めて振り返ってみると、結構(内容が)重たかったかなと。第二部では割と千夜と月湖の淡い恋の物語もあるのかなと思うので、そんな二人の様子を見守るのも一つの楽しみ方だと思います」と見どころを語ってくれた。内田さんいわく「月湖の方がグイグイいく」「成長するにしたがって、千夜への想いが溢れかえって、すごいことになります(笑)」とのこと。

それに対して七海さんは「千夜はずっとうだうだしている。ハッキリしろよ~!みたいな(笑)そこが千夜の良いところでもあるけれど」という状況らしいので、どうやら二人の関係に視聴者がヤキモキさせられるようなこともありそうだ。

第一部とは人が変わったような真介。そして千夜の旅の目的は……?

木村さんも「第一部の時は真介が一番視聴者に近い立ち位置で、超常現象的な存在に対してひたすら『すげえ、何だこいつら!俺もくらいつくぜ』的な目線で見ていたのが、第二部になると、一転『ちょっと可愛いなこいつら』という大人目線での視点に変わっていくのが面白い」と自身のキャラクターの見どころを語ると、七海さんも「真介は第二部になってどんどんかっこ良さや人間性が増していくキャラクター」とコメントし、個性的なキャラクターの中で、あがきながらも「ただの人間に何が出来るのか?」を体現する真介の魅力を掘り下げた。

そして、第二部のポイントにもなってくる、千夜の旅の目的について七海さんは「千夜は千の闇(かたわら)を身に宿す存在で、強大な力を持っているからこそ、『人間になりたい』という思いを強く抱いて旅をするというところが第二部の始まり。そこからどういう風に心境の変化があるのかが今後の主軸になっていくんじゃないかと」と語った。

「ある種、第一部の迅火とは真逆。闇に憧れて旅をしていく迅火が主人公だったのが、人間になりたいと願う千夜が主人公に変わっていくという構図に」という木村さんのコメントにも、物語の対比を感じて成程と思わされた。

千夜と月湖は心身ともに成長していくキャラクター!役作りの苦労は?

続いて役作りの話になり、第二部序盤ではまだまだ子どもの千夜と月湖も、今後年月を経てどうやら心身ともに「成長」していくようで、どのようにキャラクターを作っていったかとの質問に、七海さんは「先々のお話の中で、子どもの頃の千夜と、成長した千夜が対話するようなシーンもあり、二人の千夜を行き来するのがめちゃめちゃ大変で(笑)。『すみません。ちょっと今、歳をとり過ぎました』『もうちょっと可愛く』といったディレクションをいただいたりしました」と苦労話を語った。

千夜については「心豊かな千夜」「かつての無機質な名残のある千夜」など、様々な表現が要求される難役らしく、アフレコ時の苦労と努力が垣間見えた。

月湖については「最初は自信が持てずにドキドキしているようなシーンも多いのですが、成長するにしたがって自分の意思をちゃんと伝えられる“強い女”になっていく。その変化が演じていてとても楽しかった」と語る内田さん。ただ「大人になり過ぎて『今のは女子大生っぽかったから、女子高生くらいでお願いします!』と絶妙なディレクションをされたこともあったそう(笑)。

迅火役・斉藤壮馬さんからの「戦国妖狐」愛あふれるメッセージ公開!

そして、ここでなんと第一部主人公・迅火役の斉藤壮馬さんからのボイスメッセージが!

その貴重なメッセージをご紹介しよう。

「皆さんこんにちは、迅火の声を担当しております、斉藤壮馬です。七海さん、真礼さん、良平さん、盛り上がっていらっしゃいますでしょうか?

ついに世直し姉弟編から千魔混沌編へバトンタッチをするということで、七海さんとは何度か収録でご一緒させていただいたんですが、いやもう、千夜めちゃくちゃ素敵です。原作ファンとして嬉しい気持ちになってしまうくらい、千夜の、序盤はまだ表情があんまり見えない感じとか、後半は彼が変化し成長していく様を本当に素敵に演じられていて、隣で聞いていて『うわ~、早くオンエアで見たい!』と思っております。

迅火も迅火で大変な役どころではあったんですが、より千夜という人は『彼がどう世界に対して向き合っていくのか』という部分がとても大事になってくる重要なキャラクターだと感じております。大変なことも沢山あると思いますが、きっと七海さんのお芝居なら、素敵な千夜くん、そして素敵な戦国妖狐に仕上げてくださるんじゃなかろうかと思っております。

そして真礼さん、良平さん、アフレコ現場で会いたいな~!(笑)何とかして“闇(かたわら)F”とかでも良いのでどうかひとつ出させていただけないでしょうか?

……なんていう思いを抱いてしまうくらい、いち読者としても、そして今回声優として関わった身としても、本当に素晴らしい作品になっていると確信しております。これから先、物語がどんどん盛り上がっていきますので、見てくださる皆様にも楽しんでいただけたら嬉しいです。僕もオンエアで見つつ、最後の方には出てくるのかな~?とか、出てこないのかな~?とか思っておりますので、是非何卒宜しくお願いします!」

斉藤さんからのメッセージが終わると、会場からは改めて大きな拍手が。木村さんも「『戦国妖狐』好きすぎるんですよ(笑)愛がすごい」とコメントが。もともと原作ファンを公言されている斉藤さんだけに、説得力のあるメッセージを受け取りキャスト陣も客席も大いに盛り上がった一幕となった。

七海ひろきさんによるエンディングテーマ「夜の隨」の生歌唱も!

そして続くコーナーでは、千魔混沌編のエンディングテーマも担当する七海さんが、エンディング曲「夜の隨」を生歌唱!内田さんと木村さんも客席で見守る中、「千夜の心の葛藤や月湖への思いが、歌詞やメロディーに散りばめられていて、戦国妖狐の情景を想像しながら心を込めて歌った」と七海さん自ら語る通り、情感たっぷりに歌い上げ、七海さんを通して“千夜”が垣間見えるようなライブパフォーマンスに客席からは万雷の拍手が起こった。

興奮冷めやらぬ中、あっという間に上映会も終了の時間に。最後にキャスト陣から、オンエアを楽しみにしているファンへの想いのこもったメッセージが贈られた。

木村さんからは「ここから彼らの新たな旅が始まります。大変なことも本当に沢山あるんですけど、きっと彼らにとって実りある旅になると思うので、最後まで見守っていただけたら嬉しいです」とコメント。

内田さんは「本当に待ちに待った第二部が間もなくスタートします。戦国妖狐の世界で起こる楽しいことも辛いことも、成長していく千夜や月湖の姿も、心にグッとくるものがありますので、是非最後までご覧になっていただければ嬉しいです」と語り、

最後に七海さんは「皆さんが第一話と第二話を観てすごく充実感溢れる顔になってくださっていたのが嬉しかったです。第二部になって魅力的なキャラクターがどんどん出てきますので、それも楽しみにしていただきたいですし、第一部もそうでしたが、本当に原作を大切にするスタッフ・キャストで作っておりますので、原作が大好きという方も、アニメで初めて見るという方にとっても、絶対に面白い作品になるのは間違いありませんので、是非放送を楽しみに待っていてください」と締め括り、再び会場中が大きな拍手に包まれる中、「戦国妖狐」という作品を愛するキャスト陣とお客様の、温かく和やかな空気に包まれた上映会は幕を下ろした。

TVアニメ「戦国妖狐 千魔混沌編」は7月17日(水)深夜より放送・配信が始まったばかり。
迫力溢れるバトルアクションはもちろんのこと、多くの壁にぶつかりながらも成長していく千夜と月湖、そんな二人を見守る真介、そして様々なキャラクターたちが織り成す熱いドラマをどうぞお見逃しなく!!

TVアニメ『戦国妖狐』作品情報

放送情報

「世直し姉弟編」「千魔混沌編」の全3クールにて完全アニメ化!

■第二部「千魔混沌編」
2024年7月17日(水)深夜より
TOKYO MX/ABCテレビ/メ〜テレ/BS朝日にて放送開始
Netflix、dアニメストア、U-NEXTほかにて配信開始
TOKYO MX:7月17日(水)24:00~
ABCテレビ:7月17日(水)26:44~
メ〜テレ:7月17日(水)25:29~
BS朝日:7月19日(金)23:30~

※放送日時は変更になる場合がございます

INTRODUCTION 「千魔混沌編―前編」

鬼才・水上悟志による戦国幻想冒険譚の第二部の物語「千魔混沌編」が2024年7月より連続2クールで堂々開幕!

千本妖狐となった迅火が姿を消した世界――

「千魔混沌編」の主人公は、千の闇(かたわら)を身に宿す霊力改造人間の少年・千夜と、彼を守るために強くなりたいと願う人間の少女・月湖。

彼らに慕われその歩みを見守る真介と、暴走した迅火の行方を探し求める妖狐・たま。

そして、千夜の力を狙う、闇(かたわら)の頂点に立つ黒龍の少年・ムドが襲いかかる。

己の力と向き合い、その身を極めようとする千夜の前に、次々と現れる強敵――
旅の果てに彼を待ち受けるものとは…!?

物語は迅火から千夜へと主人公がバトンタッチされ、どんな冒険を彼が見せてくれるか、しかと見届けよう!

スタッフ

原作:水上悟志(マッグガーデン刊)
監督:相澤伽月
シリーズ構成・脚本:花田十輝
キャラクターデザイン・総作画監督:奥田陽介
サブキャラクターデザイン:小林真平
プロップデザイン:張 紹偉、林 可爲、児玉裕之
闇デザイン:張 紹偉
美術監督:宮本実生
色彩設計:佐藤美由紀
撮影監督:堀野大輔
3DCGディレクター:秋元 央
編集:黒澤雅之
音響監督:飯田里樹
音楽:EVAN CALL
制作:WHITE FOX

キャスト

千夜:七海ひろき
月湖:内田真礼
なう:豊崎愛生
真介:木村良平
迅火:斉藤壮馬
たま:高田憂希
灼岩:黒沢ともよ
ムド:松岡禎丞
足利義輝:羽多野渉
華寅:伊藤静
神雲:乃村健次
道錬:稲田徹
山の神:高垣彩陽
りんず:鈴木愛奈
野禅:津田健次郎
くずのは:ゆかな
雷堂斬蔵:東地宏樹
ほか

公式サイト
公式X(@sengoku_youko)

(C)水上悟志/マッグガーデン・戦国妖狐アニメ化事業部
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