『インサイド・ヘッド2』シンパイは電気、ハズカシは丸い卵――プロダクションデザイナーのジェイソン・ディーマー氏がこだわったキャラクターデザインのポイントとは?
2024年8月1日(木)より全国公開となる映画『インサイド・ヘッド2』。
このたび、本作で新登場となる感情たちのデザインについて、モチーフが判明! 本作のプロダクションデザイナーであるジェイソン・ディーマー氏のコメントともにご紹介します。
新登場となる<大人の感情>たちのデザインモチーフが判明!
本作でプロダクションデザイナーを務めたジェイソン・ディーマー氏は、前作の監督を務めたピート・ドクター氏が生み出した5人の感情たちについて、ライリーの幸せを願うヨロコビはエネルギーが爆発している“星”、カナシミは柔らかい雰囲気の“涙の雫”、イカリはどっしりと構える“長方形”、ムカムカは“三角”で鋭く尖っていて、ビビリは“縮こまった神経”のような形をしており、それぞれの“感情”の特色が反映されていることを明かしました。
今作の“感情”たちをデザインしたジェイソン氏は、本作で新たに登場する<大人の感情>たちのキャラクターをデザインする時、ピート氏のこだわりにならって<形>からキャラクターそれぞれの特徴が伝わるように意識していたとのこと。シンパイは電気、ハズカシは丸い卵、ダリィはぐにゃぐにゃの麺、イイナーはキノコの形をモチーフにデザインされています。
ジェイソン氏は、「新しい感情のキャラクターにも、僕たちはピートと同じアプローチをしようと思いました。シンパイは電気的な形をしていて、緊張して震えています。ハズカシは彼の寡黙さと臆病さを連想させるような柔らかくて丸い卵の殻のような形です。ダリィはぐにゃぐにゃの麺のような姿勢で、イイナーは『もっと背が高かったら良かったのに』と羨ましがっていますから小さくて、キノコのような形をしています」と、前作の監督であるピート氏にリスペクトをもって作り上げたことを語っています。
『インサイド・ヘッド2』作品情報
8月1日(木)全国劇場公開
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
あらすじ
少女ライリーを子どもの頃から見守ってきた頭の中の感情・ヨロコビたち。
ある日、高校入学という人生の転機を控えたライリーの中に、シンパイ率いるたちが現れる。
「ライリーの将来のために、あなたたちはもう必要ない」
―シンパイたちの暴走により、追放されるヨロコビたち。
巻き起こる“感情の嵐”の中で、ライリーは自分らしさを失っていく...。
彼女を救うカギは、広大な世界の奥底に眠る“ある記憶”に隠されていた―。
キャスト
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