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京アニ制作の映画『聲の形』の魅力と見どころ|金ローで本日放送!

本日「金曜ロードショー」にて放送! 美しい作画が定評の京アニ制作映画『聲の形』の見どころを改めておさらい──モデルとなった街のご紹介も!

2016年に劇場公開され、興行収入23億円、観客動員数177万人を突破した映画『聲(こえ)の形』。本日2024年8月16日に、日本テレビ系列の映画番組「金曜ロードショー」(以下「金ロー」)で放送されます。

2020年にも一度この金ローで放送された本作ですが、今回初めてご覧になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

本稿では、映画『聲の形』の魅力や見どころを改めてご紹介するとともに、本作のモデルとなった街のご紹介もしていきます。


 

  

映画『聲の形』の基礎知識

まずは映画『聲の形』について簡単にご紹介します。

本作は、「このマンガがすごい!2015」オトコ編第1位、第19回「手塚治虫文化賞」新生賞等を受賞した大今良時さんの漫画『聲の形』を原作とし、美しい作画等で知られる「京都アニメーション」が制作した劇場アニメ作品です。

2016年9月に全国わずか120スクリーンという小規模で公開されたにも関わらず、翌年までに興行収入23億円、観客動員数177万人を突破して大きな話題を呼びました。
 

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本作は、小学5年生の主人公・石田将也のクラスに、先天性の聴覚障害を抱えた西宮硝子が転校して来たことを起点とした物語。高校生となってから再会した彼らの人間関係や心情の機微などが、リアルにみずみずしく描かれています。
 

 
物語の中で「障害」や「いじめ」というセンシティブな内容を取り扱っており、センセーショナルな内容ではありますが、本作のテーマは「人とのつながり」や「思いを伝える」難しさといった心情的なものであり、そこだけにとらわれずに観ていただきたい作品です。
 

登場人物たちそれぞれの関係性や気持ちの移り変わりを経て、彼らの心の「聲」は伝えたい相手に届くのでしょうか……?

感情移入しまくり! 心震える登場人物たちの心情の変遷

どこのクラスにも1人はいそうな、いわゆる悪ガキだった将也が、聴覚障害を持ち筆談でしか交流することが出来ない転校生・硝子を「いじめ」たことが物語の発端となる本作。


 
多少の差こそあれど、そんな「いじめ」問題に関わる将也のクラスメイトたちの心情や行動は、視聴者にも身に覚えのあるものばかり……そんなところが、『聲の形』に大きな反響が寄せられるポイントのひとつとなっているようです。
 

授業など日常生活のペースを乱されがちになったことに対して苛立ち、いじめに加担し始める植野直花。
孤立し始める硝子に寄り添った結果、自身に飛び火したいじめで転校の憂き目に遭う佐原みよこ。
笑っていじめを見過ごすことで「自分はいじめていない」と信じる川井みき。
そして、いじめたことが原因で逆にいじめられる側になる将也……!
 


 
思わず感情移入をしてしまう登場人物たちだからこそ、この「いじめ」のシーンは思わず目を背けたくなるような苦しさを伴うかもしれません。しかし、本作ではこの大きな出来事を踏まえて、新たな人間関係が構築されていく様子もリアルに描かれていきます。
 

いじめられる側に立ったことで、他人の顔を見ることもできなくなってしまった将也。しかし高校生になり、硝子を含む周囲への贖罪をしようとした彼の周囲には、ふとしたきっかけで「親友」となった永束(ながつか)や、硝子を思いやる妹・結弦(ゆづる)も登場し、硝子と再会した将也の日常は動き始めます。

それぞれが抱えた悩みや想いが交錯し、紡がれていく物語。あなたは誰目線で観るのでしょうか。

手話の意味を説明しすぎない──紡がれる心の『聲』の「余白」に思いを馳せたい

硝子が聴覚障害を持つことから、物語の中で手話が多く登場します。
高校生になった将也も、一生懸命勉強したと思われる簡単な手話を使うようになっています。それゆえ、簡単な挨拶や日常的に使われる手話が繰り広げられますが、その意味を説明するようなセリフは、実は多くありません。
 


 
手話の意味がわからなかったとしても、その時の状況や表情、相手のリアクションによって意味が察せられる……あえて言葉で説明をしない手話のシーンは、その意味を視聴者の想像力にも委ねているように思われます。
 

もしそれが手話ではなく言葉として発音されたものだったとしても、相手の意図した通りに受け止めることは出来るでしょうか。あえて手話の意味を提示しない理由には、そんな思惑も見え隠れするように思われます。
 


 
言葉にせずとも伝わって来る「想い」。雑念・雑音というものから無縁のように感じる、シンプルな意思を持つ手話のシーン、ぜひご注目ください。

リアルで圧巻の芝居力

本作で誰しもが目を瞠るのは、登場人物たちを演じる声優陣の芝居力。特に、聴覚障害のある硝子を演じる声優・早見沙織さんの、言葉にならない発語のリアルさが、多くの人を驚かせ魅了しています。

また、他者との関わりを避けて来た高校生の将也を演じているのは声優・入野自由さん。心を閉ざしがちに過ごして来た将也が、高校生となって新しい親友に出会い、硝子たちと再会することで過去と向き合っていくという難しい心情の移り変わりを、実に自然体で演じていて必聴です。

ここでは、思春期である高校生たちの心の葛藤などを演じた声優陣をご紹介します。

石田将也(高校生)

小学生の頃はガキ大将。しかし硝子とのある出来事以降、周囲から孤立してしまう。以来、孤独や自己嫌悪と闘いながら日々を過ごしている。
 


 
石田将也を演じるのは入野自由さん。1988年2月19日生まれ、東京都出身。出演作品は『千と千尋の神隠し』ハク役や『ハイキュー!!』菅原孝支役など。
 

 

 
 
小学生時代の将也を演じるのは松岡茉優さんです。
 

 

 

西宮硝子

先天性の聴覚障害を持つ少女。コミュニケーションの困難や失敗を日常的に経験してきたせいで、他人との摩擦を避けるため、愛想笑いが癖になっている。
 


 
西宮硝子を演じるのは早見沙織さん。5月29日生まれ、東京都出身。出演作品は『鬼滅の刃』胡蝶しのぶ役や『SPY×FAMILY』ヨル・フォージャー役など。
 

 

西宮結弦

硝子の妹。中学生。大好きな姉のことを守るために、周囲には強くふるまっている。そのため、少年のような外見で自分のことを「オレ」と呼ぶようになった。
 


 
西宮結弦を演じるのは悠木 碧さん。3月27日生まれ、千葉県出身。出演作品は『魔法少女まどか☆マギカ』鹿目まどか役、『薬屋のひとりごと』猫猫役など。
 

 

永束友宏

高校での将也のクラスメイトで、初めてできた友だち。マイペースな性格。モコモコ頭とぽっちゃり体型のユーモラスな佇まいで、将也を「やーしょー」と呼び、いつも行動を共にする。
 


 
永束友宏を演じるのは小野賢章さん。1989年10月5日生まれ、福岡県出身。出演作品は『黒子のバスケ』黒子テツヤ役や、『アイドリッシュセブン』七瀬陸役など。
 

 

植野直花

小学校時代の将也のクラスメイト。クラスの仲良しグループではリーダー的な存在。その性格から周囲とぶつかることが多い。実は将也への恋心を密かに抱き続けている。
 


 
植野直花を演じるのは金子有希さん。1月19日生まれ、福岡県出身。出演作品は『たまこまーけっと』常盤みどり役や、『アイドルマスター シンデレラガールズ』高森藍子役など。
 

佐原みよこ

そばかすが特徴の優しい女の子。孤立しはじめた硝子に寄り添った結果、自身もいじめに遭い不登校になる。高校生になって将也たちと再会を果たす。
 


 
佐原みよこを演じるのは石川由依さん。1989年5月30日生まれ、兵庫県出身。出演作品は『進撃の巨人』ミカサ・アッカーマン役や、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ヴァイオレット・エヴァーガーデン役など。
 

 

川井みき

小・中・高と学級長を務めるマジメで正義感が強い優等生。高校でクラスメイトとなった真柴に好意を持っている。
 


 
川井みきを演じるのは潘めぐみさん。6月3日生まれ、東京都出身。出演作品は『HUNTER×HUNTER』ゴン=フリークス役や、『【推しの子】』有馬かな役など。
 

 

真柴 智

高校での将也のクラスメイト。頭も良く目立つイケメン男子だが、将也に興味を持ち仲良くなる。
 


 
真柴智を演じるのは豊永利行さん。1984年4月28日生まれ、東京都八王子市出身。出演作品は『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』ポップ役や、『ユーリ!!! on ICE』勝生勇利役など。
 

 

美しい作画は聖地巡礼したくなる! モデルとなった場所をご紹介

映画『聲の形』を制作したのは、作画の美しさにおいて定評のある「京都アニメーション」。本作でもその本領を発揮しています。
 


 
本作で、将也や硝子が日常生活を送っているのは架空の都市である「水門市」。しかしながら、「水門市」には実際にモデルとなった街が存在します。
 

それは岐阜県大垣市──

水門川が流れる水の都・大垣市では、観光者向けウェブサイト「大垣・西美濃観光ポータルサイト 水旅行」で、『聲の形』の聖地巡礼を推奨すべく、作品に登場する場所のモデルとなった地を詳しく紹介しています。

『大垣・西美濃観光ポータルサイト 水旅行』公式サイト「映画 聲の形 大垣市 舞台モデル紹介」

また、作中で将也や硝子、植野たちが訪れる遊園地のモデルとなったのは、三重県に所在する遊園地「ナガシマスパーランド」です。
 


 

『ナガシマスパーランド』公式サイト

作中では、モデル地の風景を忠実に、そして美しく描いているため、本作を観た人は思わず現地に足を運びたくなってしまいます。聖地巡礼に行かれた際は、豊かな自然と街並みの中に、彼らの姿をぜひ思い浮かべてください。

[文/おかもとみか]

2021夏から駆け出した新人ライター。大人になってから乙女ゲームに触れたことがきっかけで、男性声優さんに興味を持ち、本格的にアニメを見始めた文学部出身のオトナ女子。初めての乙女ゲームは『ときめきメモリアルGirl's Side(1st)』。作品などの聖地巡礼やコラボカフェも好き。ミドル層の男性声優さんやKiramuneレーベルについての記事を書くことが多いです。

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おかもとみか
2021夏デビューのオトナ女子新人ライター。ミドル層の男性声優さん関連記事を書くことが多いです。

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◆作品情報

<STORY>
ガキ大将だった小学6年生の石田将也は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。「いい奴ぶってんじゃねーよ。」自分の想いを伝えられないふたりはすれ違い、分かり合えないまま、ある日硝子は転校してしまう。やがて五年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。あの日以来、伝えたい想いを内に抱えていた将也は硝子のもとを訪れる。「俺と西宮、友達になれるかな?」再会したふたりは、今まで距離を置いていた同級生たちに会いに行く。止まっていた時間が少しずつ動きだし、ふたりの世界は変わっていったように見えたが――。

<STAFF>
原作:「聲の形」大今良時(講談社コミックス刊)
監督:山田尚子
脚本:吉田玲子
キャラクターデザイン:西屋太志
美術監督:篠原睦雄
色彩設計:石田奈央美
設定:秋竹斉一
撮影監督:髙尾一也
音響監督:鶴岡陽太
音楽:牛尾憲輔
主題歌:aiko「恋をしたのは」
音楽制作:ポニーキャニオン
アニメーション制作:京都アニメーション
製作:映画聲の形製作委員会
(京都アニメーション/ポニーキャニオン/朝日放送/クオラス/松竹/講談社)
配給:松竹

<CAST>
石田将也:入野自由
西宮硝子:早見沙織
西宮結絃:悠木碧
永束友宏:小野賢章
植野直花:金子有希
佐原みよこ:石川由依
川井みき役:潘めぐみ
真柴智:豊永利行
石田将也(小学生):松岡茉優

映画「聲の形」公式サイト

映画「聲の形」公式ツイッター(@koenokatachi_M)

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