住人さんのお陰でリラックスして歌唱できた「月ノヒカリ」。3期生の素顔も見えた一夜限りのステージに――「日々荘3号館~灼熱のバトルロワイヤル~」相川奏多さん、橘美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんアフターインタビュー
「スフィア」「TrySail」など数々の人気アーティストが所属するミュージックレインの3期生である相川奏多さん、橘美來さん、夏目ここなさん、日向もかさん、宮沢小春さんよるトーク&バラエティイベント「⽇々荘3号館」。
2024年8月17日(土)に、日経ホールで「LAWSON presents トーク&バラエティイベント 日々荘3号館~灼熱のバトルロワイヤル~」が開催されました。(昼・夜2部制)
本イベントでは、住人さん(日々荘ファンの総称)たちと一緒に楽しめる企画の数々が展開! アニメイトタイムズでは、イベント終了後の5人にインタビューを実施し、イベントを終えた直後の心境や各コーナー、ライブパフォーマンスの振り返りなど、様々な角度からお話を伺いました。
今後のイベントでは日向さんの「腕」に要注目!?
ーー本日もお疲れ様でした。まずはイベントを終えての率直な感想をお聞かせいただけますか?
夏目ここなさん(以下、夏目):毎回言っていることになりますが、やっぱり本当に温かいなって思います。今回で12回目の開催なのですが、日々荘がどんどんものすごい大きなビルになってきているという……(笑)。このビルがどこまで続くか分からないですが、みなさんが「大好き!」という気持ちを私達にくれるので、いつもありがたいなと思っています。なので、イベントが終わる時にはいつも幸せいっぱいになるので本当に幸せです。
相川奏多さん(以下、相川):私の体感では、今回結構駆け抜けた感がありまして、やっぱりラップバトルから始まったのが大きいと思うんです。今回は基本的にバトル要素のあるコーナーが多くて、私たちがラップでバトルして、ゲームでバトルして、そしてみなさんにバトルしていただいたという、ものすごい構成でした。「みんなで集まってゲームやろうぜ!」と集まった感覚がしてすごく楽しかったです。
橘美來さん(以下、橘):ひとつひとつがとても濃かったですね、でも、どれもあっという間に過ぎていって、一瞬で終わっちゃって。「まだここにいたいな」って今回も思いました。
個人的に一番のハイライトはラップバトルですね。結構苦戦したというか、自分の中でリズムに合わせてラップをするのは苦手意識があったので、なんとか終えられて一安心です。
日向もかさん(以下、日向):今回で12回目ということや、ゲームが多かったこともあったからだと思いますが、すごく余裕を持てた気がします。住人さんの顔を一人ひとり目を合わせながら見れるくらいの余裕が自分はできてるんだ!と思えて。回数を重ねるごとに“いつも集まれる場所”と、より感じられた12回目でした。元気な住人さん達のお顔を近くで見ることができてすごく嬉しかったですし、ゲームもみんなでできたので本当に楽しかったです!
宮沢小春さん(以下、宮沢):本当に副題の「〜灼熱のバトルロワイヤル〜」に相応しいイベントになったなと思っています。いろんなバトルをして……バトルをした(笑)。アツアツな夏を日々荘で……一昨年の「〜君と夏祭り〜」とは違う、熱い夏をお届けできたかなと思っています。
ーー今回の朗読劇は、ラッパーのような衣装で登場してきたので驚きました。まずはその衣装について教えていただけますか?
日向:今回は「灼熱!」「アツアツ!」というイベント内容だったので、両方とも涼しさをコンセプトに衣装を選びました。昼の部は冒頭の朗読劇でラップがあるため、ちょっとカッコいい感じな衣装を意識して、夜の部は可愛い感じにしてみました。昼と夜で印象の違う2着だけれど、夏っぽさを感じられるものを選びましたね。
ーー日向さんの衣装は4人からも「一番それ(ラッパー)っぽい」と言われていましたね。ラッパー衣装を脱いだ時のギャップも結構すごかったかなと。
日向:確かにそうかもです。
宮沢:大人っぽかった気がする。特に昼の部。
ーー先程、X(旧Twitter)で「日向さんの腕が見れて嬉しい!」というコメントを見かけました。
一同:(笑)
日向:あ、月ストだと結構腕出してるかも? (早坂)芽衣ちゃんが結構腕が出ている子なのでなんの抵抗もなく出しちゃいました(笑)。
夏目:そうだね!
日向:でも……今日衣装を着て鏡の前に立った時「あ、二の腕の筋トレ始めた方がいいな」って思って。
夏目:え? そうかなぁ?
日向:筋トレ、やろうと思います!
相川:きっとこの記事読んだ住人さんは「このままがいいんだよ!!」って思うんじゃない?
一同:(笑)
日向:ここ数日、1ヶ月ではたぶん無理なので、12月の「ミュージックレイン3期生のMusic Rainbow 09」の時にはもうちょっと絞ったように見えるといいな。
宮沢:12月なのに腕出すの?
日向:あっ……そっか……!
相川:長い目で見て来年とかじゃない?
日向:じゃ、じゃあ長い目で見て引き締めてられるように頑張ります!!
ーー今後のイベントでは、日向さんの腕に注目が集まりそうです(笑)。
日向:あっはっはっは!!
宮沢:確かにみんな見ちゃうかも(笑)。
ーーいつも可愛い系の衣装を着ている印象の橘さんですが、今日はどちらかというとカッコいい路線でしたね。
橘:はい。今回の日々荘の少し前に、私とKINGLYMASKさんとのコラボが発表されたので、KINGLYさんのTシャツを着ようかなと思ったんです。昼はTシャツにして、せっかくTシャツを着るなら全身KINGLYさんのお洋服を着ようと。結果的に夜もKINGLYさんにしまして、昼夜どちらもKINGLYさん1色になっていたんですけど。
結構カッコいいお洋服も好きなんです。そして、カッコいい服を買うならKINGLYさん!と思っていて、昔から買っていました。そのことをKINGLYさんが知ってくださってコラボのお話をいただいて本当に嬉しくて。せっかくコラボさせてもらえるなら、このブランドの良さ……私が好きだったブランドをみんなも好きになってくれたら嬉しいなという気持ちがあって、今回はドバーン!と着てみました。いつもとは違う洋服だったかもしれませんが、KINGLYさん、すごくいいんだよとアピールしました。
繰り返しになりますが、コラボさせていただけることが本当に嬉しいんです。コラボを発表してから、「コラボグッズ以外のアイテムを買いに行ってきました!」と言ってくださる方もいて。今日もKINGLYさんのショッパーを見せてくれた住人さんもいて嬉しかったので、今後も「お洋服はここのブランドのものが好きなんです!」とアピールしていっちゃおうかな、なんて思いました(笑)。
ーーKINGLYさんへの愛を感じます……! 相川さんはどうやって選びましたか?
相川:私もできるだけ夏をイメージしました。結構個性的な服の人もいたり(日向さんの方を向く)、いいお洋服を着ている方もいたと思うんですけれども、個人的に今回の衣装は結構チャレンジしたつもりです。
ーーそうだったんですね。詳しくお聞かせいただいてもいいですか?
相川:私の中でギンガムチェックが夏というイメージがあって……今日プレイした『ito』じゃないですけど、私の中ではそのイメージがあります(笑)。そんな感じでギンガムチェックは夏っぽいイメージがあったので、今回チャレンジしてみました。オールギンガムチェックのワンピースにして、あとはパールっぽい部品が付いてるパフスリーブのトップスにしました。
実は結構悩んだんですよね。すっごく可愛いけど普段着たことのない感じだったから大丈夫かなという不安と戦いつつ、「夏っぽいし、ステージの上だし……」と思い切ってみました。あの衣装、オフショルダー(※肩が見えるように)にもできるものだったんです。ただ、色々手をあげたり、動作する時にちょっと邪魔だったので、今回はパフスリーブっていう形にしました。
橘:いつかオフショル見せてね?
相川:いつかね! 私のオフショル姿が見れる時までみなさんには応援していただきたいですね(笑)。「夏」と「チャレンジ」という2つの課題で見つけた服なんですけれど、いつも通り私は最後の最後まで全然決まらず、5人の中でもたぶん一番最後で「どうしよう! どうしよう!」って言いながら決めました。
橘:可愛いかったぁ。
相川:可愛いと思ってもらえていたら嬉しいです!
宮沢:全然オフショルで良かったのにねぇ。
一同:ね〜
ーー夏目さんはラッパーらしいダボダボなズボンがすごく似合ってました。
夏目:ありがとうございます! 今回はカッコいい、いい感じの衣装を着たいなと思っていたんです。『アイプラ』のライブのために体を絞っていたこともあって、両部とも腹出ししてみようかなと思いまして。腹筋もかなり縦線が見えてたりしてるんです。
日向:あらぁ!
夏目:スラッと見えるぐらいまで結構絞ったので、ちょっと見てほしいなと(笑)。なので、今回はちょっとそんな感じにしました! ラップバトルの時には、だぼっとした黄色のスウェットを着ていたんですけど、それはそれですごくHIPHOP感があって良かったですね。あと、ダボッとしてるのもちょっと可愛いなって思いました。
普段あんまり大判サイズの服って冬以外は着ないんですよ。だからあまり得意じゃないなって思っていたんですけれど、意外と可愛いじゃん!って今回思ったので、冬とか秋の日々荘でもダボッとした衣装を着てみたいなって思ってました。
ーー宮沢さんはどういう風に選びましたか?
宮沢:私は逆にいつもの宮沢にしました。朗読劇の内容は事前に聞いてたので、ちょっとラップ寄りの衣装の方がいいのかな?とも考えていて。でもラップをやらなそうな宮沢がラップをやっている方が面白いかなと思ったんです。
相川:そういうギャグだよね。
宮沢:うん。あえていつもよりも逆に綺麗め、本当に清楚っぽくなるように意識して洋服を選びました。私はチャレンジというよりも、“落ち着く”という点で私は選びました。で、ラップの時は着てはっちゃける!みたいな。あ、でも初ズボンでした。
相川:そうか、衣装交換の時以外では初ズボンだ!
一同:フゥ〜!!
宮沢:うん。チュニックでちょっと隠れてはいたんですけど初でした。大したチャレンジではないんですか(笑)。でもテーマとしては、いつもの小春という感じで選びました。
ーー身につけていたジャラジャラのアクセサリーをとるのが少し大変そうでしたね。
宮沢:ラップの時のですよね。あれはマネージャーさんがラッパーをイメージして準備したアクセサリーみたいなんです。
夏目:そうそう、ちょっと前のラッパーが付けてるみたいな。スピーカーとかCDプレイヤーを肩に担いでる一昔前のラッパーです(笑)。
ーーその衣装を着て朗読劇をされましたが、感想をお願いします。事前に台本をいただいた時「日向さん『HEY、YO!』」と書いてあって驚きました(笑)。
日向:(笑)。まず様子がおかしい人がでてきて……。
一同:ズッチャン、ズッチャン♪
日向:私、昼も夜も一番手だったので、めちゃくちゃ気合いを入れていて。私のテンション感で住人さん達のノリもきっと決まるだろうし、こっちのみんなのテンション感も私で決まると思っていたので、ノリノリで「私はラッパーだ……!」という気持ちでやりました(笑)。昼夜とも最初の歌いだしのパートをやらせていただいたんですけど、すごく楽しかったです! 今までの朗読劇でクラップみたいなのが入る演出ってあまりなかったと思うんです。でも今回は住人さん達がクラップをやってくれたり、「Fuー!」みたいな声を上げてくださって。
橘:めっちゃ嬉しかった!!
日向:一種のライブをやっている気持ちになってすごく楽しかったです。
ーー橘さんはいかがでしたか?
橘:私のラップは、私のすっとぼけてるところ、抜けてるところみたいな部分をフィーチャーしていただいてるものが多くて、リズムではなくてセリフにしてみながら、でもリズムにはノリたい……!と思っていました。いっぱい聴いて、どこが韻を踏んでいるのかを見比べながら台本に書いたりしました。それぐらいしないと私はラップはできないんだろうって考えがあったので……。でも、私はみんなのラップすごい好きでした。でもやっぱり一番は、こはちゃん(※宮沢さん)かな。
日向:目を皿にして、こっち見てー!
一同:ごめんやっぱり、あっち見てー!(宮沢さんの真似をする4人)
橘:そういう可愛いところがこはちゃんはフィーチャーされがちだと思うんですけど、リズムの取り方もすごく上手なんです。本格ラップっぽいのは、ここなかなと勝手に私は思ってるんですが。こはちゃんはリズムもすごく心地良いし、普段やらないのにやってるのも可愛いし、声も心地よくてすごく良かった。もちろん2人も(相川さんと日向さんの方を向く橘さん)。
相川:あ、はい。
日向:私達はオマケみたいな(笑)。
橘:違うんです、違うんです!! みんな良かったの!! 全部語ると長くなっちゃうから……!
ーー朗読劇内で日向さんと相川さんは「ラップっぽい曲歌ったこともあるからね」というセリフがありましたが、あれは『アイプラ』でのお2人のユニット曲のことなのでしょうか?
日向:そうですね。あとは「Fight oh! MIRAl oh!」とかかな。
相川:星見の10人曲とかでも結構ラップ担当だったりするんですよね。
日向:たしかにー! でもなんでなんだろう?
相川:キャラ的にもやりやすいからかな。
ーー相川さんはいかがでしたか?
相川:それこそ『アイプラ』でやっているからか、あんまり気負わずにできました。逆にあまりガチでラップしたい人にはならないようにしようと思って。あくまで朗読劇の範疇に収めたいなと思いながらやりました。別にガチでやったら上手いとかではなくて、エンターテインメントの範囲の中というか、別に上手くないのも面白いかなと思ったんです。
言葉を選ばずに言うと、何か絶対に成功させてやる、絶対に上手くやらなきゃっていう感じではなかったんです。あくまで技術よりも、私の個性を散りばめた面白いラップを届けたいなという気持ちでやりました。個人的なMVPはもちろん「ごめんやっぱり、あっち見てー!」なんですけど、もかのノリがすごく良かったなと。リハの時はよく見えていなかったんですけど、舞台上でよく見たら、なんか1人だけすごいんですよ、体の動きが全然違くて、すごいなって思いました!
日向:ありがとう〜!
橘:リズムを合わせるの本当に上手だった。「HEY、YO!」が好き!
ーー夏目さんはどうでしたか?
夏目:私は普段から結構ラップを聞くんです、楽しくて。いろんな人のラップバトルを見たりもするぐらいなんです。月ストの曲「Question」でちょっとだけラップパートのようなものは経験がありましたが、自分だけでラップをするのってどうすればいいんだろう?と悩みました。自分のパートだし、自分で歌わなきゃいけないし、自分自身ラップしなきゃいけないと考えると、どうやるんだろう?と、すごくすごく考えてしまって。どういうグルーヴを見せられるとみなさんが沸いてくれるのかをすごく考えましたね。
でも、本番ではみなさん笑ってくれてたり、一生懸命に聴いてくれていて嬉しいなって思いました(笑)。ありがたかったです。手拍子もしてくださっていたし、(音楽にノるように体を揺らしながら)こう一緒にノってくれる住人さんもいらっしゃって、すごく楽しくできたかなと思います。
ーー宮沢さんはいかがでしたか?
宮沢:私もそんなに上手くラップしようと思っていませんでした。台本をいただいて、与えられた役目としてもガチでやる感じの役目じゃないなと。なんなら、ちやほやされて、わーーー!!ってなんかやってる、みたいな。
一同:(笑)
日向:チヤホヤ!!(手を叩いて笑う)
宮沢:そして「小春もやってみー!」「あ、できるじゃん!」とか言われる。そんな感じで超ド素人っぽくていいかなと思ってやっていました。なのであまり気負わず、本当に殻を破れた……皿を割れたかなと。でも……ラップじゃないじゃん!って思ってる人はいそうな気もする(笑)。
夏目:いいんだよ。
橘:可愛いもん♪ 大丈夫です!
ーーあんなに可愛いラップもあるんだ!と思いましたよ。
宮沢:ありがとうございます。
相川:月ストでラップ曲来ちゃうかもよ。
夏目:利根川さん、ぜひ……!(※利根川貴之さん:月スト楽曲の作詞作曲を務めるクリエイター)
宮沢:カッコよくラップもできるように、将来的には……頑張ります!