『メアリー&ジョージ 王の暗殺者』豪華吹替キャスト、新場面写真が解禁! 日野由利加さん、増田俊樹さん、宮内敦士さんよりコメントが到着!
Amazon Prime Video チャンネル上の動画配信サービス「スターチャンネルEX」にて、17世紀のイングランドを舞台に初代バッキンガム公、ジョージ・ヴィリアーズと母メアリーの愛、欲望、裏切りを描く史実ミステリードラマ『メアリー&ジョージ 王の暗殺者』の独占日本初配信が 9月18日(水)よりスタート。
「BS10 スターチャンネル」では10月8日(火)から字幕版、10月10日(木)から吹替版のTV放送も開始となります。
本作は、英国王ジェームズ1世とその愛人と言われたジョージ・ヴィリアーズ(初代バッキンガム公)との深い関係、そして、王の死の真相を徹底検証し話題となったベンジャミン・ウーリーの歴史ノンフィクション『The King‘s Assassin:The Secret Plot to Murder King James I(王の暗殺者:ジェームズ1世殺害の秘密計画)』を映像化した全7話のTVシリーズ。
権力と富に執着するヴィリアーズ家の母親・メアリー役(ジュリアン・ムーア)を務めるのは日野由利加さん、ヴィリアーズ家の容姿端麗な次男・ジョージ役(ニコラス・ガリツィン)を務めるのは増田俊樹さん、イングランドの国王・ジェームズ1世役(トニー・カラン)を務めるのは宮内敦士さんに決定。キャスト陣よりコメントも到着しています。
吹替版キャストコメント
日野由利加(ジュリアン・ムーア/メアリー・ヴィリアーズ役)
メアリーは野心的な母。策略家の手腕を発揮し爵位を得、王政に力を持つ迄にジョージを仕立て上げる。その様は豪華な背景や調度品、衣装、言葉遣いにも表現され、欲望は大胆な描写で熱さを感じさせる。「メアリーは何故?」を、吹替のテーマに掲げました。冒頭シーンでジョージの中に何を見たのか?それは彼女の本質そのものだったのでは?と。真心の愛に飢えていると痛感し、描かれていない要素を紐解きながら挑みました。時に性を超えるエネルギーで時代を切り開くジュリアン・ムーアをお楽しみ下さい!
増田俊樹(ニコラス・ガリツィン/ジョージ・ヴィリアーズ役)
ニコラス・ガリツィン演じるジョージは、無垢さと危険を孕んだ存在として、とても魅力的に感じました。物語を追うごとに、時代に国に、母に自分に翻弄される姿は見応えのある人物に思えます。登場する人物たちとの変化していく関係性を楽しんでいただきたいです。そしてジョージの立場や状況に対して様々に変化していく演じ分けはまさに圧巻。メアリー役のジュリアン・ムーアとのやりとりも最後の最後まで目が離せません。
宮内敦士(トニー・カラン/ジェームズ王役)
「平和王」と称されたジェームズ1世の、その裏側にあった愛憎劇を、トニー・カランは大胆に、且つ繊細に丁寧に表現していて、この役を吹き替える上で感じとったシンパシーを大事にしながら演じさせていただきました。当時のイングランドの混沌とした時代に翻弄されて行く人々の様子は、観客の理性を突き破り、本能に突き刺さる生々しさがあって、とても秀逸な作品です。ご期待下さい!
見どころ
オスカー女優、ジュリアン・ムーアと注目の英国俳優、ニコラス・ガリツィンが共演!
王が愛した“英国一の美男子”初代バッキンガム公の実話を基に描く!
17世紀のイングランド、ジェームズ1世の治世であるジャコビアン時代(1603-1625)を舞台に、中流貴族ヴィリアーズ家のメアリーが美貌の息子ジョージを武器にのし上がった史実を描く。オスカー女優のジュリアン・ムーアが野心的で策略家の母メアリーを演じ、その息子ジョージを『赤と白とロイヤルブルー』『アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~』が大ヒット中の若手俳優ニコラス・ガリツィンが演じる。したたかでパワフルな女性を演じたジュリアン・ムーアの演技が絶賛され、そしてジェームズ1世が最も愛し、当時“英国一の美男子”と称された初代バッキンガム公、ジョージを演じたニコラス・ガリツィンの華やかな美貌と滴る色気に世界中が魅了されている。Rotten Tomatoesでも96%という高い数字を叩き出し、米国エミー賞キャスティング部門にもノミネート!
「平和王」と呼ばれたジェームズ1世の愛の秘密と謎の死に迫る歴史ミステリー
本ドラマの原作となったのは、最新の研究に基づく2018年発表の歴史ノンフィクション『The King‘s Assassin:The Secret Plot to Murder King James I(王の暗殺者:ジェームズ1世殺害の秘密計画)』。ジェームズ1世とその恋人と言われた初代バッキンガム公、ジョージ・ヴィリアーズの深い関係、そして王の死の真相を徹底検証し話題となった。映像化に際し、脚本をD. C. ムーア(『キリング・イヴ/Killing Eve』)が手がけ、原作者のベンジャミン・ウーリーも絶賛している。悲劇の女王メアリー・スチュアートを母に持ち、わずか1歳でスコットランド王となり、幼少期から何度も命を狙われ、エリザベス1世の死後イングランド王を兼ねることになったジェームズ1世の人生の映像化は珍しく、複雑で難しい役柄をスコットランド出身の俳優トニー・カラン(『アウトロー・キング ~スコットランドの英雄~』)が体当たりで演じている。そして監督はアカデミー賞にノミネート(脚色賞、主演男優賞)された『生きる LIVING』を手掛けたオリヴァー・ハーマナスが務めている。
インティマシー・コーディネーターも参加した大胆な同性愛の描写が話題に
本作で話題になったのは何といっても大胆な性描写だ。史実として、ジェームズ1世には多くの男性の愛人がいたと言われている。セクシャルなシーンの撮影は役者と制作陣の間で入念な話し合いを重ね、慎重に進められた。本作でインティマシー・コーディネーター(性的な描写を撮影する際に現場に立ち会い、出演者と制作陣の意向を調整して、演者の尊厳を守りつつ効果的な演出につなげるサポートを行うスタッフ)を務めたロビー・テイラー・ハントは「時代劇でこのような生き生きとしたクィアで親密な作品に携われることは滅多にない。エキサイティングだった」と語っている。脚本家のD. C. ムーアはジェームズ1世とジョージには「本物の愛があり、本物の尊敬があった」と言い、ただ淫らなものではなく2人の深い感情が表現されていると語っている。
衣装チームは120人!絢爛豪華なジャコビアン・ファッションに注目!
本作の監督を務めたのはアカデミー賞にノミネート(脚色賞、主演男優賞)された『生きる LIVING』を手掛けたオリヴァー・ハーマナス。ハーマナス監督は徹底的なリサーチに基づき、衣装、プロダクションデザイン、ヘアメイク部門が統一したビジョンを共有すべくトーンボードとムードボードを作成した。それを元に各チームが臨み、衣装チームは総勢120人で数百着のコスチュームを作成。当時の絵画からだけではなく、ヴィヴィアン・ウェストウッドら現代のアーティストからもインスピレーションを受け、ジョージの衣装はシースルー素材で彼のセクシーさを際立たせ、美しいラフ(ひだ襟)の数々、出世と共に豪華になる装いは圧巻だ。またコスチュームやインテリアには赤が効果的に使われており、仮面舞踏会のシーンや豪華な宮廷の内装にも注目だ。
海外ドラマ『メアリー&ジョージ 王の暗殺者』(全7話)作品情報
キャラクター
◆メアリー・ヴィリアーズ(ジュリアン・ムーア)
ヴィリアーズ家の4人の子どもの母親で、権力と富に執着する野心的な女性。次男ジョージを王の愛人にあてがい、社交界でのし上がっていく。
◆ジョージ・ヴィリアーズ(ニコラス・ガリツィン)
ヴィリアーズ家の容姿端麗な次男。母メアリーの命を受け、王の寵愛を獲得するため宮廷内で様々な人物と駆け引きを繰り広げる。後に初代バッキンガム公となる。
◆ジェームズ王(トニー・カラン)
ステュアート朝初代国王。スコットランド女王メアリーの一人息子で、エリザベス1世亡き後、イングランドで即位。
◆サンディ・ブルックス(ニアフ・アルガー)
売春宿の女。メアリーの理解者。
◆フランシス・ベーコン(マーク・オハローラン)
ジェームズ王に仕える法学者・政治家。ジョージの後ろ盾となる。
◆アン王妃(トリーヌ・ディルホム)
ジェームズ王の妃。デンマーク出身。息子チャールズ王太子を溺愛。
◆エドワード・コーク(エイドリアン・ローリンズ)
首席裁判官であり、政治家。エリザベス・ハットンと婚姻関係にある。
◆ジョン・ヴィリアーズ(トム・ヴィクター)
ヴィリアーズ家の長男。虚弱な体質で精神疾患を患っている。弟のジョージとは仲が良い。
◆キット・ヴィリアーズ(ジェイコブ・マッカーシー)
ヴィリアーズ家の三男。
◆エリザベス・ハットン(ニコラ・ウォーカー)
エドワード・コークの妻で、アン王妃の侍女。身分の低いメアリーを軽蔑する。
◆サマセット伯爵(ローリー・デヴィッドソン)
ジェームズ王のスコットランド系寵臣。
ストーリー
17世紀初頭のイングランド。中流貴族のメアリー・ヴィリアーズ(ジュリアン・ムーア)は一族の繁栄という野望を持ち、美貌の次男ジョージ(ニコラス・ガリツィン)を国王ジェームズ1世(トニー・カラン)の側近にする計画を企てる。陰謀渦巻く宮廷を舞台に、メアリーの巧みな手腕のもとジョージは王の寵愛を受け、ヴィリアーズ家は最も影響力のある一家にのし上がっていく…。
スタッフ&キャスト
【企画・脚本】D. C. ムーア(『キリング・イヴ/Killing Eve』)
【監督】オリヴァー・ハーマナス(『生きる LIVING』)、フロリアン・コッセン(『皇妃エリザベート』)
【出演】ジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)、ニコラス・ガリツィン(『赤と白とロイヤルブルー』)、トニー・カラン(『アウトロー・キング ~スコットランドの英雄~』)、ニコラ・ウォーカー(『埋もれる殺意』)、ニアフ・アルガー(『キャッシュトラック』)、トリーヌ・ディルホム(『罪と女王』)、ローリー・デヴィッドソン(『グッドライアー 偽りのゲーム』)ほか