リアルERDAもワチャワチャしてる⁉ TVアニメ『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』石橋陽彩×小野賢章×土屋神葉「3両合体(San Ryo Gattai)」スペシャルインタビュー!
ジェイアール東日本企画・小学館集英社プロダクション・タカラトミーの3社が原案となる『シンカリオン』シリーズの最新作、TVアニメ『シンカリオン チェンジ ザ ワールド(以下、シンカリオンCW)』。先日の放送では「E5はやぶさ」「E6こまち」「E7かがやき」で行う3両合体「SRGシステム」によって「シンカリオン SRG」が登場して、大きな話題を呼びました。
そんな本作でメインキャストをつとめる石橋陽彩さん、小野賢章さん、土屋神葉さんの鼎談がついに実現! 今回は「3両合体(San Ryo Gattai)スペシャルインタビュー」として、いつもとは少し趣向を変えてスケッチブックに回答を書いていただく企画を実施。
(単刀直入に言うと、ガンマ先輩リスペクトです)
3人の個性あふれる回答にもご注目ください!
一番印象に残っているシーンや台詞は?
――以前、石橋さんと小野さんには個別インタビューをさせていただきましたが、『シンカリオンCW』のインタビューでは必ず「リョータは土屋さんそのまま」という話が出てきます。九頭竜 リョータを演じている土屋さんは、皆さんから「リョータそのもの」と言われていかがでしょうか?
土屋神葉(以下、土屋):率直に嬉しいですね。やはり、キャラクターそのものだと思われたい欲求はありますし、九頭竜 リョータの個性やキャラクター性にも惹かれているので、そう見られているのはとても嬉しいです。
――そんな話が毎回出るくらい、過去のインタビューでも皆さんの仲の良さは感じていました。そこで今回のインタビューでは少し趣向を凝らして、ガンマ先輩のようにスケッチブックを使って回答を記入していただけたらと思います。
まずは、ここまで演じてきて、皆さんが一番印象に残っているシーンや台詞を教えてください。石橋さんからお願いできますか?
石橋陽彩(以下、石橋):やっぱり「グランクロス」です。グランクロスが出てくる第11話から第13話にかけての物語自体も、タイセイ、アカネ、リョータの気持ちが少しずつすれ違ってしまう中で、最終的にみんなで一つになって姉さん(大成イナ)を救い出すという展開も含めて印象に残っています。
グランクロスは以前のシリーズから出ている技なので「いつタイセイも使うのかな?」とずっとワクワクしていたんです。しかも今回のグランクロスは諸刃の剣と言うか、自分もダメージを受けつつ敵を倒すという設定があるじゃないですか。
劇中で1回しか使っていない希少性もあるし、CGやエフェクト、作画面でも素敵だなと思ったので「グランクロス」を挙げさせていただきました。
――ありがとうございます。では、物語でシンカリオンを運転した順でいこうと思いますので、次は土屋さんの回答をお願いします。
土屋:僕は第4話「リョータの本音」です。収録ではディレクションによって自分のお芝居を引き出していただいたんです。どういう風に出来上がるのか楽しみにしながら放送を見たら、絵や音と合わさってまさに総合芸術でした。『シンカリオンCW』という作品に感動したので、この第4話かなと思っています。
――リョータが本音を吐き出すことで「E7かがやき」に乗れるようになる流れも良かったですよね。そして、最後の小野さんの回答は、お二人とは少し違いますね……
小野賢章(以下、小野):わかりますか?
石橋:その3つのゴツゴツは何だろう?
小野:木だよ。
石橋、土屋:わかった!
小野:僕が選んだのは第18話の「タイセイとリョータが茂みに隠れているシーン」です。2人の行動が少し女々しいなと感じる部分もありましたけどね(笑)。
アカネとしても3両合体が上手くいかなくて悩んでいるところに、自分だけシンカリオンに乗る理由がはっきりと見つからないみたいな状況で、更には友達から陸上部と鉄道部のどちらを選ぶのかを迫られて悩んでしまうシーンなんです。そんな時、タイセイとリョータが茂みからアカネを見ているんですけど、絶対バレるよな。という感じが面白くて。
アカネの「今は陸上部の方が……」という言葉だけ聞いて、タイセイとリョータが悲しそうに帰っていくところも、ガサガサと草の音を立てて帰っていく様子が少し切なくて好きなシーンです。
――第18話は印象深いシーンが多い回でしたよね。意外にもガンマ先輩は絵が上手かったり、逆にイナさんは絵心があまりないとか。
小野:情報が多い回ですよね。だから、賑やかな場面もあって、とても好きな回ですね。