『わんだふるぷりきゅあ!LIVE2024 FUN☆FUN☆えぼりゅーしょん!』ライブ開催記念リレーインタビュー:Machicoさん|「プリキュアソングの素敵さもお友だちに伝えたい」【連載第4回】
10月12日(土)、 KT Zepp Yokohamaにて『わんだふるぷりきゅあ!LIVE2024 FUN☆FUN☆えぼりゅーしょん!』が開催されます。
今年は長縄まりあさん(キュアワンダフル/犬飼こむぎ役)、種﨑敦美さん(キュアフレンディ/犬飼いろは役)、松田颯水さん(キュアニャミー/猫屋敷ユキ役)、上田麗奈さん(キュアリリアン/猫屋敷まゆ役)、吉武千颯さん(オープニング主題歌歌手)、石井あみさん(エンディング主題歌歌手)、後本萌葉さん(エンディング主題歌歌手)、Machicoさん(歴代プリキュア歌手)、北川理恵さん(歴代プリキュア歌手)が出演。昨年20周年という節目を迎えた『プリキュア』。新たなはじまりを豪華キャスト陣が彩ります。
アニメイトタイムズでは、毎年「プリキュアライブ」のリレーインタビューをお届けしています。第4回はプリキュアシンガーに欠かせない存在のMachicoさんです。『ヒーリングっど♥プリキュア』から主題歌シンガーとして活躍し、以来、歌を通じてたくさんの愛を届けてきたMachicoさん。ライブへの意気込みはもちろん、近況や7月に発売された「『わんだふるぷりきゅあ!』ボーカルアルバム ~We are わんだふる!!!!~」に収録された、あの曲のリアレンジについてもお伺いしました。
前回はこちら
直接歌を伝えられることの喜び
――今年のプリキュアライブの出演が決まったときはどのようなお気持ちでしたか?
Machicoさん(以下、Machico):ビックリしました! 『ひろがるスカイ!プリキュア』(『ひろプリ』)の時はオープニングでコーラスに参加させてもらったり、後々には『 映画プリキュアオールスターズF』のオープニングも歌わせてもらってと、プリキュアシンガーとして関わらせてもらっていたので、「プリキュアライブに出られるよ」と言われたときには「嬉しい!」という気持ちでいっぱいでした。
でも『わんだふるぷりきゅあ!』(『わんぷり』)に関しては、ボーカルアルバム収録の「CLAP & CHANT!~アイノウタ~」のみの参加で、まさか呼んでもらえるとは思っていなかったのですごく嬉しかったです。そのおかげで、プリキュアライブは何年連続になるんだろう?ってくらい、参加させてもらえています。こんなにも長年、プリキュアライブに参加できるとは思わなかったので、ビックリと嬉しさがありました。『わんぷり』のみんなに会えるのも楽しみです。
でも今年は気持ちが少し楽です。オープニング主題歌を歌う=キャリアに関係なく、シンガーとしてセンターを張らせていただくことになるので、責任感も伴いますし、ライブだからこそ歌で見せないと!というプレッシャーもあります。だからこれまで、気を張っていたところがあったんですけど、今年は千颯がセンターで、その隣にいるのがあみと萌葉。すごく素敵なメンバーですし、今までのプリキュアライブの中で、いちばんリラックスした気持ちで臨めるんじゃないかなって。
――吉武さんはライブのオープニングを初めて担当するかも?と緊張されている様子でした。
Machico:うんうん。千颯はこれまでエンディング主題歌歌手としてさまざまなオープニング主題歌歌手を見てきているから、オープニングシンガーとしての理想像があると思うんですよ。「そこに自分が並べるように頑張らなきゃって」きっとプレッシャーを感じているんじゃないかなって。彼女は真面目な子ですから。でも、千颯の無邪気さが『わんぷり』にぴったりなので、あまり気負わずに楽しんでほしいなって思います。
――吉武さんのお姉さんみたいですね(笑)。妹の初のオープニング曲「わんだふるぷりきゅあ!evolution!!」を聴いたときはどのような印象がありましたか?
**Machico:やっぱり嬉しかったです! 妹と言いつつもプリキュアシンガーとしては私のほうが後輩ではあるんですけども(笑)。でも妹のようにかわいい子ですし、あんなにもステージできゅるきゅるとかわいい歌声を聴かせてくれるのに、しっかり負けず嫌いなところもあって、肝も据わっていて、カッコよさも兼ね備えているんですよね。彼女の歌声には、彼女にしか出せない跳ね感や元気さがあって、それがあの曲に乗っていて、作品の雰囲気にもすごく合っているなと感じていました。もう「待ってたよ〜! 千颯〜!」って!
――ところで、プリキュアライブ以外にも、【AnimeJapan2024】(AJ)マーベラスブースのプリキュアシンガーミニステージにご出演されたり、8月には地元広島での「プリキュアシンガーズ Premium LIVE HOUSE Circuit!2024」にも参加されたりと、プリキュア関連のイベントは続いていますね。
Machico:そうなんですよ! あれもなんだか不思議な感じでした。1日目のゲストに五條真由美さんがゲストで来られて、2日目のその枠に私が入るって聞いた時は「嘘でしょ?」って思って(笑)。でも、すごく楽しかったですね。『プリキュア』をよく知っているファンの方々に加えて、AJに遊びに来ている他の方々も立ち止まって聴いてくれて。お子さんも前の方に来ていて、すごくかわいくて。ついつい手をたくさん振ってしまいました(笑)。その中で、改めてプリキュアシリーズのすごさを感じました。
「LIVE HOUSE Circuit!」には、広島公演に参加させていただきます。去年は広島ではじまりましたが、今年は広島がラスト。地元が広島の千颯とラストを一緒に飾れることが嬉しいですし、今回はそこに、あみと萌葉も。妹たちが広島に来てくれるのが嬉しいです。去年はあみがずっと袖で自分の曲を聴いていてくれたんですね。この1年であみの曲が増えたから、今度は私がステージ袖で見守りたいです。
『プリキュア』は毎年タイトルが変わって、テーマも変わってはいきますが、その中でバトンがつながれていて。私もそのバトンを繋ぐ一員になれたからこそ、ライブに呼んでいただけたんだなと思うとすごく嬉しいですね。プリキュアライブもそうですが、皆さんに直接お会いできる機会があるというのは本当に嬉しい限りです。
――直接会えない期間もありましたものね。
Machico:そうですね。プリキュア歌手として初めて携わらせてもらった『ヒーリングっど♥プリキュア』(『ヒープリ』)からコロナ禍に入ったこともあって、ライブではいろいろと歌わせていただきましたが、あまり出られていないんですよね。ランチショーも一回も出たことなくて、ショッピングモールも回れずだったので、だからこそ直接会える喜びを感じています。