等身大クッションと一緒に暮らす生活をファンに提供したい! 『でんぱ組.inc & 虹のコンキスタドール × アニメイト』5大企画開催記念! 相沢梨紗さん×小鳩りあさん×高咲陽菜さんインタビュー|アニメ好きな3人によるアニメイトの思い出
グループ内だからこそ見える「でんぱ組.inc」の魅力
――ではメンバーのみなさんからご覧になった、「でんぱ組.inc」の魅力についてお聞かせください。
高咲:ありすぎて……。私自身、元々すごく「でんぱ組.inc」のファンで、家族もみんなが好きで、家のテレビでライブ映像とかがずっと流れているようなお家だったんです。当時見ていた時は、(でんぱ組.incは)6、7人のグループで、私の中では人数が多いイメージではあるのに、誰1人として……。なんていうだろう、1人に見えるんですよ。
相沢・小鳩:んんん?
高咲:全員の個性がすごく輝いているので、「そういえばこんな子も居たな」というようなメンバーがいなくて、すごく良い意味で6、7人なのに少人数に感じるんです。
それは幼い頃から加入してからも変わらず思っています。「でんぱ組.inc」は、一人一人の個性が強くて、同じ方向を向いているわけではなく、それぞれが違う方向に光を放っているからこそ、一つの光に見えているんですよね。
小鳩:今のお話めっちゃ分かります。一人一人のキャラクターがしっかりとあって、『美少女戦士セーラームーン』のセーラー戦士ではないですけど、アニメのキャラクターみたいな戦う女の子という雰囲気で。可愛いだけではなく、見ていて楽しい印象がありました。
相沢:嬉しい、こんなに褒めてもろて……。2人ともきっと、色々な時代の「でんぱ組.inc」を見てくれていると思うんですけど、私は初期からエンディングまで走らせてもらえて本当に光栄だなって思います。
みんなのことが本当にいつも大好きだし、どの時代も最高だなって。アイドルグループって誰か1人が欠けたら、もちろん上手く回らないんですけど、先日珍しく私がお休みしてしまった時もグループのみんながカバーしてくれて。すごく「支えられているんだな」と感じることができたり。
やっぱり「二次元になりたい!」という感覚で集まってきた子が多かったので、みんな髪型ひとつにしても、「私がこの髪型!」とか、この髪型は絶対に嫌だというこだわりが結構強いんですよね。そういったこだわりが一つ一つの歌い方やパフォーマンス、発言に表れているから、全員がちょっとキャラクターっぽく見えているのかな?という気がします。
高咲:たしかにダンスが他のグループとは違って感じていたのを覚えています。みんなで揃って同じダンスを踊るというよりは――。
相沢:(両手で目を隠す素振り)
高咲:(笑)。一人一人の個性がすごく見える振り付けがあって、本当だったらみんなで動くところを、梨沙さんだけ先に動いてる振り付けがあったりとか。そういう振り付けの違いで自分の個性を出していくダンスが自分の中では新しかったです。
相沢:初期はグループ内でダンスの上手い下手の差がすごいあったんですよ! ダンス経験ゼロの子や運動神経ゼロの子、ダンスやバレエをやっていた子がいて。どうしてもツーステップから合わなくて、(振付師の)Yumiko先生が何時間もツーステップで悩んだ結果「分かった! みんなそれぞれの2ステップで良い! 私がよく見せる」と言って試行錯誤をしてくださって。
全員を揃えるのではなく、バラバラなことをしていても一つの物語に見えるようなダンスを考えてくださいました。
新しく入った子もそれを今、受け継いでくれているから続けられています。「陽菜ちゃんだったらもっと元気に踊ったほうがいいかも!」とか「りあちゃんだったらもっと可愛くキュッと!」とか。
今までの要素を踏襲しつつ陽菜ちゃんやりあちゃん、璃人くん(天沢璃人さん)の個性に合わせてちょっとずつ変えているので、同じフォーメーションだけど、その子ならではにアップグレードされています。そういった変化も見ていて楽しめるポイントなんじゃないかな?
――ダンス一つを例に挙げても、ステージに立つまでにさまざまな工夫や努力をされているんだなと伝わってきました。そんな中で、「でんぱ組.inc」を続けていてよかったと思う瞬間はどんな時でしたか?
小鳩:アイドルのフェスでいろんなアイドルさんから声をかけていただいたり、「りあさんの髪色を真似て金髪にしたんです」と言っていただいたり。同じグループの璃人くんも私が福岡のメイドカフェで働いていた頃からファンでいてくれた子なんですよ。
そして今、璃人くんとも同じグループで活動できていて、それは私が「でんぱ組.inc」を長く続けられたから、できたことだと感じています。「まさか、自分が好きなアイドルグループに入れるなんて!」みたいな、まさにアニメチックな体験ができて、本当にアイドルを長く続けていて良かったなって思います。
高咲:常日頃から、ふとした瞬間に「あれ、私ってでんぱ組にいるんだよね。すごくない!?」って感じることが結構あります。
「でんぱ組.inc」のエンディングを発表した日に、ファンの方々がSNSで、「でんぱ組.inc」を好きになったきっかけだったり、自分が今あるのは「でんぱ組.inc」が好きでこういう経緯があって……だったりと、「でんぱ組.incがいたから」というワードをすごく目にしました。私自身も「でんぱ組.inc」がいたからアイドルになれたし、今「でんぱ組.inc」に入れていることをひしひしと感じることができました。
自分が好きなものを、みんなも好きなんだと感じることができたし、「でんぱ組.incはすごいよね、そうだよね?!」とオタクとアイドル両方の気持ちにもなって(笑)。エンディングが発表されてから「でんぱ組.inc」に入って良かったという気持ちと「でんぱ組.inc」のすごさをアイドル目線でも感じられて良かったなと思っています。
相沢:振り返ってみると、もし「でんぱ組.inc」に入っていなかったら、私は変わらず自分のことが大嫌いなままで、生きていくのも辛い人生だったと思います。本当に(でんぱ組.incに)入る前と今では、息がしやすくなったし、生きやすくなったし、地球上には優しい人がいっぱい居るんだなって知ることができました。
アイドルをやっていると、自分たちがCDを出したいと思っていても手に取ってくれる人がいないと一切出せないし、ライブ会場を大きくしたいって言っても、やっぱり来てくれるファンの方がいないと一歩もそこから動けなくなっちゃう。やっぱり、自分の時間……人生は有限だから、その貴重な時間を私たちにくれている人が居るということが本当に尊くて。
こんなにみんなが時間やお金、愛情をかけてくれているグループにいる私を、私自身が嫌いじゃいけないなって本当に反省して、若干更生もして……(笑)。だから、ちょっとは良い人間になれたんじゃないかな?と思っています。
本当にファンのみなさんのおかげです。ここまでの経験がなければ、闇堕ちしていなくなっているところでした(笑)。
――本当に深いお話で、読まれている方の中にはうるっとこられている方もいるんじゃないかなと感じています。最後に、『でんぱ組.inc & 虹のコンキスタドール × アニメイト』5大企画を楽しみにされているファンの方にメッセージをお願いします。
相沢:こんなにたくさんのグッズを展開していただけるとのことで、ぜひみなさん会場でこれでもかというくらい「でんぱ組.inc」のグッズで身を固めて、全力でオタ活をしてほしいです(笑)。
小鳩・高咲:(笑)
相沢:アニメイトが聖地となり、巡礼もできるので、ぜひ「でんぱ組.inc」と一緒にいろんな場所での思い出を作ってください! みんなが大事に覚えていてくれることが、私たちにとって一番嬉しいことなので、アニメイトシアターでのライブも最高の日にできるように頑張りたいなと思います。
高咲:ぜひグッズを買って、レジでアニメイトカードを見せてほしい!(笑) 私も「でんぱ組.inc」のライブのパフォーマンスがすごく好きなので、そのライブの魅力とアニメイトさんのグッズ展開やデザインの素晴らしさを掛け合わせたコラボをたくさん楽しんでいただけたら何よりです!
小鳩:こんなにたくさんグッズを出していただけるので、どれを選んでも生活の中に溶け込めるというか推しを生活の一部に加えられるし、グラッテやアイシングクッキーで推しを体内に取り入れることもできる。そしてアニメイトシアターでライブを見ることもできて、本当にオタ活の楽しいところがギュッと詰まったイベントになっているのでぜひ、みなさま心ゆくまで楽しんでください!
[取材・文/笹本千尋]
『でんぱ組.inc & 虹のコンキスタドール × アニメイト』5大企画が開催!
①アニメイトコラボ記念ミニライブ
②でんぱ組.inc & 虹のコンキスタドール 特典会
③でんぱ組.inc & 虹のコンキスタドール展 in アニメイト池袋本店
④でんぱ組.inc & 虹のコンキスタドール アニメイトフェア2024
⑤でんぱ組.inc & 虹のコンキスタドール×アニメイトコラボ記念Gratte
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