『僕のヒーローアカデミア』7期、10/5放送「少女のエゴ」に向けて佐倉綾音さん&福圓美里さんからコメント到着!
コミックスシリーズ世界累計発行部数が1億部を突破!「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載された堀越耕平氏による大人気コミック『僕のヒーローアカデミア』(通称“ヒロアカ”)。TVアニメ7期が、2024年5月より放送中。
10月5日(土)放送の7期第20話(通算158話)「少女のエゴ」では、麗日お茶子とトガヒミコというヒーローと敵<ヴィラン>双方のメインキャラクターが対峙する注目回。
放送に向けて、今回の主役ともいえる2人、お茶子役・佐倉綾音さんとトガ役・福圓美里さんのコメントが到着しました!
10/5放送「少女のエゴ」に向けて、佐倉綾音さん&福圓美里さんのコメント公開!
★10/5放送「少女のエゴ」は、ヒロアカの物語の重要なポイントのひとつである2人のドラマ。自分にとっての“普通”が社会には受け入れられず、そして大事な仲間が殺されヒーローの復讐を果たさんとするトガ。そんな彼女を拒絶するではなく、刃を向けられてもその“普通”を少しでも理解しようとするお茶子。その2人を演じた佐倉さんと福圓さんの想いとは……!?
──この7期第20話(No.158)「少女のエゴ」の物語を原作で読んだ時、どんな気持ちになりましたか?
麗日お茶子役・佐倉綾音さん(以下、佐倉):来たるべき日として頭の端っこで想像はしていたはずなのに、堀越先生の絵でそれを現実として突きつけられた時、ただ呆然として、ごちゃごちゃな涙を流すことしかできませんでした。
肯定と否定が自分の中でうずまいて、それでも出会わなければよかったとは思えず、ただただヒロアカとの、トガヒミコちゃんとの出会いに感謝しました。
トガヒミコ役・福圓美里さん(以下、福圓):これ以上ない素晴らしい結末に、トガの声優という以前に一読者として圧倒されました。
トガちゃんが誰も傷つけず罪を償い社会で生きていくことは可能なのかとここ数年何度も考えたけれど、それは彼女を苦しめつづけた「大多数の普通」の枠に押し込めることになるし…もうご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、まだの方はアニメで彼女たちの生き様を見届けてくださったら嬉しいです。
──アフレコまでにどんなことを考え、そして当日はどんな想いで臨んだのでしょうか?
佐倉:この回のアフレコが来なければいいのに、とずっと真綿で首を絞められているような感覚があって、でもすでに苦しみの最中にある彼女たちの時間を、歩みを絶対に進めてあげなくてはならないという使命感もあって、心がぐちゃぐちゃなままスタジオに到着しました。
福圓さんとは通路をあけた隣の席に座りました。隣だけど確実に溝があるその距離感が一番心地がよくて、アフレコに集中することができました。
福圓:原作に感動したと共に、これをいつか演るのかぁ…と思ったら正直プレッシャーで。あと終わりたくないのもありまして、なるだけ遅くなったらいいなあなどと思っておりました。当日はなんだかとても静かでした。心も頭の中も。スタジオも。戦いに行くときってこんな感じなんですかね。
不安がなかったわけじゃないけど、綾音ちゃんに会ったらいつもと纏っている空気が全然違くて、この人と真正面からぶつかれるの楽しみでしかないと思えました。
──お互いの掛け合いをはじめ、アフレコ中にはどんなことを感じましたか?
佐倉:ずっと泣いていました。収録中、台本の文字はほとんど見えなくなっていて記憶もほとんどありません。絵コンテのトガちゃんの顔だけが脳裏に焼き付いています。芝居というか、生きたという感覚が近かった気がします。容赦なくリテイクは飛んできた気がするのですが、あまり覚えていません。
どのテイクがチョイスされたのか、私もオンエアでないと分かりません。休憩に入っては、先輩たちが「すごいね」「すごかったね」と労ってくれたことだけに安心感を覚えて、また台本に向き合って心を痛めて涙を流して…の連続でした。
福圓さんはなぜかすっきりとした顔をして「綾音ちゃん、なんでそんなに泣くの」と笑っていて、それがまたしんどくて、アフレコが終わった後も街を歩きながらしばらくひとりで泣いていました。
福圓:正直記憶が飛び飛びで。途中で「喉が終わる」と思ったのは覚えています。アフレコの後2.3日ヒリヒリしていました。主観になりすぎる部分を音響監督さんはじめスタッフさん方からご指示いただき、めっちゃくちゃ丁寧に録っていただきました。
本当に何度もやらせていただけたのと、綾音ちゃんと共にあの瞬間にしか出ない芝居だと思うので荒い部分あるかもですが後悔はありません。
──放送を待っているファン・視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
佐倉:デクくんから始まったふたりの関係は、いつしかちいさな女の子ふたりの矜持のおはなしになっていきます。すべての想いをとりこぼさんとする、ヒーローとしてだけでないお茶子の人間性をどう表現したらいいか最後まで悩み抜きました。
デクくんに影響を受けたちいさなふたりの、ひとつの結論をぜひ見届けてください。
福圓:ついにこの日が来てしまいます。私もまだ完成を観ていないのでオンエアで皆様と一緒に観るのが楽しみです。トガヒミコの声をおよそ10年やってまいりました。掴みにくく何層もある彼女ゆえ、トガちゃんと私の間には常に少し距離があります。
でもこのエピソードでは完全に重なった瞬間がありました。どうか不器用なトガちゃんと、優しいお茶子ちゃんの想いが皆様に届きますように。7期クライマックス、見逃さないでくださいね。
TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』作品情報
第7期は5月4日より放送中
毎週土曜夕方5:30
読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット ※一部地域を除く
TVアニメ第1期~第6期 各動画配信サービスで配信中!
配信情報:https://heroaca.com/onair/#ondemand
イントロダクション
コミックスシリーズの世界累計発行部数8500万部を突破!週刊少年ジャンプ(集英社刊)で連載中の堀越耕平による大人気コミックを原作としたTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』。
舞台は総人口の約8割が何らかの超常能力“個性” を持つ世界。事故や災害、そして“個性”を悪用する犯罪者・敵<ヴィラン>から人々と社会を守る職業・ヒーローになることを目指し、雄英校に通う高校生・緑谷出久“デク”とそのクラスメイトたちの成長、戦い、友情のストーリーが繰り広げられていく!
ストーリー
超常能力“個性”を持つ人間が当たり前の世界。憧れのNo.1ヒーロー・オールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久、通称「デク」は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オール(OFA)を受け継いだ。デクはヒーロー輩出の名門・雄英高校に入学し、“個性”で社会や人々を救ける“ヒーロー”になることを目指し、ヒーロー科1年A組のクラスメイトたちと共に成長していく。
デクたちの雄英2年目の春。ヒーローたちが死柄木たち敵<ヴィラン>の掃討作戦を決行し、まさに“全面戦争”と言える激闘が繰り広げられる。双方が大きなダメージを受け全面戦争は一旦の終結を見るが、ヒーローへの信頼は揺らぎ、社会は荒廃していく。
オール・フォー・ワン(AFO)が狙うOFAの継承者としての使命感と、周囲の人間を危険に晒したくないという思いから、ひとり雄英を出て戦うデク。焦燥し疲弊していく彼に手を差し伸べたのは、1年A組のクラスメイトたちだった。ひとりじゃなく、皆で立ち向かう決意を新たにした雄英生とヒーローたち。ヒーロー殲滅のため次なる一手を狙う死柄木弔やAFOら敵<ヴィラン>。いよいよ“最終決戦”の時が近づく。そして、アメリカからもひとりのヒーローが飛来する…。
果たしてデクたちは、皆が笑顔になれるあの日々を取り戻すことはできるのか―。
スタッフ
原作:堀越耕平(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
総監督:長崎健司
監督:中山奈緒美
シリーズ構成・脚本:黒田洋介(スタジオオルフェ)
キャラクターデザイン:馬越嘉彦/小田嶋瞳
音楽:林ゆうき
美術監督:池田繁美・丸山由紀子(アトリエムサ)
色彩設計:菊地和子(Wish)
撮影監督:澤貴史
編集:坂本久美子
音響監督:三間雅文
オープニングテーマ:「誰我為」TK from 凛として時雨
エンディングテーマ:「蕾」Omoinotake
アニメーション制作:ボンズ
キャスト
緑谷出久:山下大輝
爆豪勝己:岡本信彦
麗日お茶子:佐倉綾音
轟焦凍:梶裕貴
飯田天哉:石川界人
蛙吹梅雨:悠木碧
切島鋭児郎:増田俊樹
八百万百:井上麻里奈
上鳴電気:畠中祐
峰田実:広橋涼
耳郎響香:真堂圭
常闇踏陰:細谷佳正
芦戸三奈:喜多村英梨
瀬呂範太:古島清孝
青山優雅:桑野晃輔
尾白猿夫:三好晃祐
障子目蔵:西田雅一
葉隠透:名塚佳織
砂藤力道:奈良徹
口田甲司:永塚拓馬
通形ミリオ:新垣樽助
天喰環:上村祐翔
波動ねじれ:安野希世乃
相澤消太:諏訪部順一
エンデヴァー:稲田徹
ホークス:中村悠一
ベストジーニスト:緑川光
エッジショット:鎌苅健太
ミルコ:木下紗華
スターアンドストライプ:朴璐美
オールマイト:三宅健太
死柄木弔:内山昂輝
荼毘:下野紘
トガヒミコ:福圓美里
スピナー:岩崎了
オール・フォー・ワン:大塚明夫
公式サイト
公式X(@heroaca_anime)
公式Instagram
アニメLINE公式アカウント ID:heroaca_line
読売テレビ番組公式ホームページ
(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
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劇場版最新作 作品情報
『僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ユアネクスト』
大ヒット公開中!
ストーリー
次は、君だ――。
超常能力“個性”を持つ人間が当たり前になった世界で、“平和の象徴”と呼ばれたかつてのNo.1ヒーロー・オールマイトが“悪の帝王”との死闘を制した直後に発した言葉。
オールマイトがNo,1ヒーローの座を退いた後も、彼のヒーローの意志は、出久たち雄英高校ヒーロー科に受け継がれた。
出久たちが雄英2年目の春に勃発した、ヒーローvs敵<ヴィラン>の全面戦争。出久は恐るべき力を手に入れた死柄木弔と対峙、激しくぶつかり合う。ヒーローと敵<ヴィラン>の双方が大きなダメージを受け、死柄木の撤退により戦いは一旦の終結を見るが、再び相まみえる決戦の時は刻一刻と近づいていた。
そんな全面戦争の影響で荒廃した社会に突如、謎の巨大要塞が現れ、次々と街や人を飲み込んでいく。
そして出久たちの前に、“平和の象徴”を思わせる男が立ちはだかり……
スタッフ
原作・総監修・キャラクター原案:堀越耕平(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:岡村天斎
脚本:黒田洋介
キャラクターデザイン:馬越嘉彦
音楽:林ゆうき
アニメーションアドバイザー:長崎健司
アニメーション制作:ボンズ
主題歌:Vaundy『ホムンクルス』(SDR/Sony Music Labels Inc.)
製作:「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会
配給:東宝
製作委員会:東宝 讀賣テレビ 集英社 ボンズ 日本テレビ 電通 ソニー・ミュージックエンタテインメント ムービック
キャスト
山下大輝(緑谷出久 役)
岡本信彦(爆豪勝己 役)
佐倉綾音(麗日お茶子 役)
梶裕貴(轟焦凍 役)
石川界人(飯田天哉 役)
三宅健太(オールマイト/ダークマイト 役)
ほか
劇場版公式サイト
劇場版公式X(@heroaca_movie/)
(C)2024「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 (C) 堀越耕平/集英社