今頑張っている人や前を向こうとしている人の背中を押してくれる曲――秋アニメ『ハイガクラ』EDテーマ「Phoenix」を歌う牧島 輝さんにインタビュー
2024年10月7日から放送となる高山しのぶ先生原作のアニメ『ハイガクラ』のEDテーマ「Phoenix」が10月8日より配信スタート!
牧島 輝さんは『テニスの王子様』、『刀剣乱舞』などの2.5次元舞台や舞台「キングダム」、「セトウツミ」、「ハムレットQ1 」にも出演するほか、実写映画やドラマにも出演。さらにアーティストとしても精力的な活動を見せています。
そんな“アーティスト・牧島 輝”にとって、初のアニメタイアップ曲が「Phoenix」。エモーショナルなロックサウンドにのせて、アニメの主人公の一葉や自ら、そしてリスナーの背中を押すメッセージをさわやかかつ力強く歌っています。
牧島さんに『ハイガクラ』の印象や「Phoenix」の紹介のほか、9月に開催した個展「PALEDA -Melt-」やパーソナルな部分までお話いただきました。
『ハイガクラ』はファンタジーだけど共感できる点が多い作品。初めてのアニメタイアップ曲が流れるED映像を早く見てほしい
――初めてのアニメタイアップ曲を歌うことになった感想をお聞かせください。
牧島 輝さん(以下、牧島):素直に嬉しかったです。僕もマンガやアニメがすごく好きでよく見ていたので、自分の歌がアニメのEDテーマとして流れるのはとても光栄なことだなと思いました。
――牧島さんは2.5次元舞台に多く出演されている上で、アーティスト活動もされていますよね。アニメに近いところでお仕事をされていたので、まだアニメタイアップ曲を歌っていなかったのは意外でした。
牧島:確かに近いところにいましたが、まったく想像していなかったので、自分がアニメのEDテーマを歌うのは不思議な感覚でした。
――既に『ハイガクラ』の第1話の映像をご覧になられたそうですが、自身の歌がEDに流れたのをご覧になった感想は?
牧島:とても感動しました。そして自分を応援してくださっているファンの方や友達、家族に早く見せたいなという気持ちになりました。
――アニメのOPやEDの映像は曲や歌詞に合わせて作られていることも多いですが、今回はいかがでしたか?
牧島:僕の歌に合わせて映像を作ってくださったのかなと感じました。映像はシンプルですが、色合いは美しかったですし、歌詞にリンクしているような瞬間もあったりして、嬉しかったです。
――『ハイガクラ』の原作やアニメ映像をご覧になった感想と魅力を感じた点をお聞かせください。
牧島:それぞれのキャラが魅力的で存在感もあるし、かわいいキャラやカッコいいキャラが多くて。設定もすごく細かいし、お話もファンタジーだけど共感できる点もすごく多かったりして、読み応えがあるマンガだなと思いました。アニメになったら色や動き、声優さんの声やお芝居もついて、より立体的になって、観ながらワクワクしていました。
――幻想的な世界が舞台になっていながら、現代の東京も登場するところもおもしろいですね。
牧島:どちらの世界も描かれていて、神様の世界では、歌士と呼ばれる存在が逃げた神様たちを連れ戻すために歌と踊りを用いるという設定も、僕が普段見ている舞台に近いところを感じました。そしてマンガを読んでいても動きがわかりやすくてきれいなので、映像になると更に近く感じました。
――お気に入りのキャラを教えてください。
牧島:やっぱり主人公の一葉はカッコいいなと思います。
――信念を曲げず、一生懸命に頑張るところはご自身と重なるのでは?
牧島:いやいや(笑)。僕にはない強さを持っていて。弱さを感じる瞬間もあるけど、絶対にブレない強さや優しさがありつつ、不器用なところもあるなど人間味にあふれていて憧れます。