秋アニメ『百妖譜』主人公を演じる東山奈央さんが語るフリーダム系ヒロイン「桃夭」の魅力と第2期の衝撃

霊医・桃夭を演じる東山さんは自身の身体を「漢方」で癒やす

──『百妖譜』は食事のシーンが美味しそうでしたが。第2期でも健在でしょうか？

東山：それが、1期ほどは描かれていません。物語が進んでいき、桃夭たちはゆっくり食事をしている場合じゃなくなってきた……というのが正しいのかもしれません！

一同：（笑）

──では、桃夭の代わりに東山さんに聞きます。最近、ハマってる中華料理はありますか？

東山：ちょっと斜めな回答でもいいですか？（笑）

──お願いします！

　
東山：最近になって、漢方にはまりそうな自分がいます。私、今年になってからジムに通ったり、人生で初めて美容サロンに行ったんです。そこでわかったのは……、私の身体は血の巡りが悪くて、身体中がゴリゴリのボリボリなんです。

──それはなんとかしないと！

東山：この状況の打開策に、「漢方がいいのでは？」と思って漢方を始めようとしているところなんです。きっかけのひとつになったのは、高熱で病院にいったときに処方してもらったからです。漢方を始めたいと思っているタイミングで処方されたのでビックリしました。

──すごいタイミングですね！

東山：そして実際に飲んでみたら、すっごくよかったんです。それで一層、「漢方っていいな」と思いました。長期的に飲んで身体を健康に保つには、とてもいいものだと思いました。なので、いまは漢方について調べている最中です。

──タイムリーな質問ができて、嬉しいです！（笑）

東山：そうそう、漢方ドリンクも試してみました。おしゃれなカフェみたいなお店で、プロの方に漢方の相談ができるんです。身体にいいことをしているので、気分も上がります。これはハマりそうです。

東山さんが最近になって知ったことは？

──『百妖譜』第2期のキャッチコピーは「妖怪を治すには　まず心を知ることから――」ですが、最近東山さんが知ったことはありますか？

東山：最近……私、基本的にはいつも元気なんですけど、いまお話した漢方もそうですが、最近は「健康」のことばっかり考えちゃうんです……。

──元気印なイメージの東山さんなのに意外ですね（笑）。

東山：この一年は、自分のことを知る年だったと思っていて。人生で初めて通ったジムや美容サロン。お金も時間もかかるし、自分に合ってるかどうかわからない、でも、試してみないことには始まらない！

──そうですね。一度は経験しないと判断できないと思います。

東山：私は32歳になりましたし、「着手するならいまかな！」と思って踏み出しました。それで知ったことがたくさんありました。朝、ジムに通ってから仕事に行くと、すっごく声が出やすかったんです！　大発見でした!!

──それはすばらしい！

東山：美容サロンのスタッフさんに言われたのは、めちゃくちゃリンパが滞っているということでした。リンパマッサージって、体験するまでは「いったい何のために……!?」と不思議に思っていました。でも、いざやってみたらリンパの流れがよくなってすごい元気になったんですよね。むくみも取れましたし！

一同：（笑）

　
東山：初めて施術してもらったとき、リンパが詰まっている脇を押されたら、激痛が走って「ぎゃああああぁぁ！」と叫んでしまいました。めちゃくちゃうるさかったみたいで驚かれました。

──声優さんの絶叫は、想像しただけでうるさそうです（笑）。

東山：あはははは！　本当にうるさかったみたいで「こんなに痛がる人はいません。施術になりません！」と言われてしまいました。だって、ほとんど触れてるだけなのに、とても我慢できなくて（笑）。

──それは重症ですね！

東山：いままで自分の身体に無頓着だったけど、気付いたことがたくさんありました。身体が健康になって、声優・歌手としてのパフォーマンスが上がっていくと思います。身体を健康に保つことは、すごく大事なことだと思いました！

──パワーアップした東山さんの活躍が楽しみです！（笑）

TVアニメ『百妖譜』のファンとまだ未視聴の方に東山奈央さんからメッセージ

──最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

東山：みなさんの応援があって、『百妖譜』第2期を続けることができました。本当にありがとうございます。第1期を見てくださった方は、『百妖譜』の変化を感じていただけると思います。

もしもこの記事で始めて作品を知ってくださった方は、配信サイトでも見られますので、お時間があればご覧になってください。もちろん、いきなり第2期を見ても十分に楽しんでいただけます。「主人公・桃夭が百妖譜を探す旅をしているんだな」とだけ覚えてくだされば、理解していただけるアニメです。見てくださった方は、優しさだったり生きることの大切さだったり、きっと心に残るものがあると思います。

そして最後に……『百妖譜』は本国中国ではまだ続いてるので、日本でも第3期もやりたいです！　なので第2期を見て、さらに作品を応援して、愛していただけたらとっても嬉しいなと思っております。よろしくお願いします。

　
［文・佐藤ポン］