『百妖譜第2期』放送前に第1期を一挙配信！　第2期のBSフジ放送・配信プラットフォーム決定＆董易監督のコメント到着

フジテレビ×bilibiliが贈るアニメ枠「B8station」（毎週水曜・25時25分〜25時55分）（関東ローカル）にて、10月2日より放送開始となるTVアニメ『百妖譜第2期』（ひゃくようふ）。

待望の第2期放送開始に先立ち、本作の第1期を、TVer・ニコニコ生放送で一挙配信することが決定しました。

また、第2期のBSフジでのTV放送と配信プラットフォームも決定。さらに、第2期の放送開始を記念し、中国の董易（ドン・イー）監督からコメントが到着しました。

はるか昔の中国。妖怪専門の医者・桃夭は、失った「百妖譜」を探すため、小坊主の磨牙、灰狐のグングン、貴人(実は大蛇)の柳公子と旅をしながら、各地で妖を救っていた。彼女は手首の金の鈴を響かせ、患者の心の声を聴きながら治療を行っていく。そこに垣間見えたのは、「生きていたい」「誰かと共にいたい」という純粋かつ切実な願いだった。出会いと別れを繰り返しながら霊医・桃夭は彼らの傷を癒していく。百の妖怪と、百の心を知るための旅が、再び始まるー作品名百妖譜第2期放送形態TVアニメシリーズ百妖譜スケジュール2024年10月2日（水）～フジテレビにてキャスト桃夭：東山奈央磨牙（小坊主）：村瀬歩柳公子：河西健吾仮面の男：前野智昭驚蟄：下野紘温夫人：庄司宇芽香山海：稲川英里スタッフ原作：裟椤双樹監督：董易脚本：春日幽鈴総演出監督：ソ・ギョンロク総作画監督：クォン・ウンギョン美術監督：イ・ボンリョル音楽：薄彩生アニメーション制作：bilibili日本語吹き替え版演出：安藤直子翻訳：本多由枝　林真子録音・調整：吉本晋　首藤智愉音響制作：東北新社日本語吹き替え版制作：フジテレビジョン公開開始年＆季節2024秋アニメ(C)bilibili　改編自小明太極作家裟椤双樹同名小説...

『百妖譜第1期』配信概要

10月2日（水）にスタートする第2期を前に、第1期をTVerでは9月21日（土）0時〜9月27日（金）23時59分、ニコニコ生放送では9月28日（土）13時50分〜19時に配信することが決定しました。

◆『百妖譜第1期』（日本語吹替版）全12話一挙放送
◇配信話数
第1話・第2話灰狐（上）（下）
第3話・第4話漱金（上）（下）
第5話・第6話蜉蝣（上）（下）
第7話・第8話慶忌（上）（下）
第9話・第10話乖龍（上）（下）
第11話・第12話騰根（上）（下）

◇TVer
9月21日（土）0時〜9月27日（金）23時59分
https://tver.jp/

◇ニコニコ生放送
9月28日（土）13時50分〜19時
https://live.nicovideo.jp/watch/lv345666376

董易（ドン・イー）監督のコメント到着

――いよいよ第2期が10月より放送開始しますが、第1期を振り返ってみて、苦労された点や、改めて見て欲しいポイントは？

「第1期を作るうえで一番難しいと感じたのは、やはり（背景をはじめとする）美術設定の部分です。はるか昔の中国を舞台にした物語の第1期ということで、中国風の美術を一から作らねばならないですし、（主人公の桃夭が各地を旅して、舞台が変わっていくこともあり）エピソードごとに新しい美術が必要になってくるため、ものすごく量が多かったです。朝のシーンと夜のシーンでは光彩も異なってくるため、やはりそういった細かいところも非常にこだわったなと感じています。

また、第1期は2話でひとつのエピソードという構成だったため、どうやって上手く物語を2話にまとめ、魅力的な要素を詰め込むのかという部分にも苦心しました。特に第1話・2話の「灰狐」の物語は、アクションシーンが多く、絵コンテも全て私一人で描いたため、仕事量がすごく多かったですが、創作の過程はとても楽しかったです。

また、第5話・6話の「蜉蝣（かげろう）」も新たな挑戦となりました。「蜉蝣（かげろう）」は少女がメインの物語でしたが、自分は男性で、少女の動きや細かい表情などの表現について詳しくないため、理想通りの可愛いキャラクターを描けるように研究しました。ご覧になった方に、素敵なキャラクターだな、かわいい動きだなと感じていただけたら、とてもうれしいです」

――日本語吹替版キャストやスタッフ間では、監督が絵コンテを担当した親子の愛を描いた第3話・4話の「漱金（そうきん）」のエピソードも人気だったが？

「ストーリーを作っていく上で、やはり最後のお母さんの表情、泣き顔といった部分は、特にしっかりと描いて視聴者に伝えたいと思いました。そのため、かなり力を入れて、表現のブラッシュアップを重ねた形になっています」

――第1期は、2話でひとつのエピソードが完結する形となっていたが、第2期はどのような構成に？

「ひとつひとつのエピソードが長くなっており、その分、シーズンとしてのエピソード数は少なくなっています。1期と異なり、3話以上で1つのエピソードという物語も登場します」

――第2期で特に注目してほしいエピソードは？

「おすすめは、第1話・2話の「応声（おうせい）」と、最後のエピソードです。

「応声」では、登場する女性たちが卑屈になっていたり、不誠実な人物のせいでつらい思いをしたりしています。こういったことは、現実の中でも結構あるかと思いましたので、アニメならでは、物語ならではの視点から伝えられたらと思い、挑戦しました。

最後のエピソードは、1つの物語が5話に渡って完結する形となっています。視聴者に、今までの展開を振り返りながら、新たな発見をして楽しんでいただけたらと思っています」

▲ 董易監督（「BilibiliWorld2024」百妖譜ブース前にて撮影）