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映画『蛍火の杜へ』の魅力|『夏目友人帳』ファンに見て欲しい

『夏目友人帳』ファンは絶対見て! 儚くも温かな恋物語! 何度視聴しても気づきがある名作映画『蛍火の杜へ』の魅力【dアニメストア・U-NEXTで再配信中】

2024年10月よりdアニメストアとU-NEXTで再び配信が始まり、話題を呼んでいる映画『蛍火の杜へ』をみなさんはご存知でしょうか?

『蛍火の杜へ』は、『夏目友人帳』の緑川ゆき先生の読み切り漫画を2011年に映画化した作品で、『夏目友人帳』のアニメ制作スタッフも関わっているということで話題になりました。しかも、ファンからも人気の作品とのことで、待望のアニメ化でもありました。

ストーリーは人間である少女・竹川蛍(CV:佐倉綾音)と人間に触れれば消えてしまう少年・ギン(CV:内山昂輝)の二人が出会い、親交を深めていく姿が描かれます。

その中でも主に描かれるのは、人間である蛍の視点。そのため、若かりし頃の筆者も自然と蛍に感情移入しながら物語を追っていました。

しかし、今回の配信で再視聴して心を動かされたのは、ギンの優しさや気持ちの変化でした。

映画公開から13年の時を経て、より大人になった私たちだからこそ感じられる『蛍火の杜へ』の魅力。

当時ご覧になった方は本稿を通して、改めて作品の魅力を感じ取ってみませんか? そして、初めてご覧になる方はこれだけの名作があったのだということを知っていただければ幸いです。

※結末には触れていませんが、作品のネタバレを一部含みますのでご注意ください。

 

 

映画『蛍火の杜へ』とは?

映画『蛍火の杜へ』は、緑川ゆき先生の同名読み切り漫画を短編アニメーションとして映像化した作品。

原作は2002年に「LaLaDX 7月号」(白泉社)に掲載され、多くのファンから反響を呼びました。

その後、2011年9月17日には原作を映像へと昇華したアニメーション映画が劇場公開。

44分という短い時間の中で人間の少女と不思議な少年の繊細で美しい恋物語を丁寧に描き出した映画は、観客に温かな感動をもたらしました。

その評価も高く、スコットランドで開催のアニメイベント「Scotland Loves Animation 2011」で審査員賞、「第 66 回毎日映画コンクール」ではアニメーション映画賞を受賞しています。

 

あらすじ

夏休みに、祖父の家に遊びに来ていた少女・蛍は、妖怪たちが住むといわれる“山神の森”へ迷い込んでしまう。

途方に暮れ、泣き出した蛍の前に現れたのは、狐の面を被った少年・ギン。

ギンに助けられた蛍は、毎年夏になると、ギンのもとを訪れるようになる。そして、ふたりはいつしか惹かれあってゆく。

だがギンは、人でも妖怪でもない、触れると消えてしまうという不思議な存在だった。

(『蛍火の杜へ』アニメ映画公式サイトより引用 https://www.hotarubi.info/story/

 

再び話題を呼んでいる理由

映画は劇場で観たファンたちから高い評価を受けたものの、公開当時の上映館数自体は多くありませんでした。

しかしながら、時を経ても色あせない魅力を持ち、今なお根強い人気を誇る本作。一方で、ここしばらくは配信が行われておらず、再び配信を望む声が多くあがっていました。

そして、長らく配信のない期間を経た2024年10月、dアニメストアとU-NEXTでの配信が満を持してスタート。

なかでもdアニメストアの公式Xによる配信開始のポストには、ファンからの喜びの声が多数寄せられました。

 

 

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