『まほあこ』は“親族公認”!? 和泉風花さん、古賀 葵さん、杉浦しおりさんらキャスト8人が「ヘンタイ」を連呼した「まほあこS(すごく)M(盛り上がったよ!)大感謝祭」レポート
2024年1月にアニメ放送が始まり、話題騒然&注目を集めた『魔法少女にあこがれて』(原作:小野中彰大先生)。大ヒットを祝して、そしてファンの皆さんへの感謝を伝えるイベント『まほあこS(すごく)M(盛り上がったよ!)大感謝祭』が2024年10月5日、千葉・幕張国際研修センターで行われました。
ファンの皆さんから募集した名シーンのランキング発表と生アフレコ、ゲームコーナーにミニアフレコが行われるとともに、イベントの最後にはアニメの第2期制作決定がサプライズ発表。涙ぐむキャスト陣の姿が感動を生んだ、イベントの昼と夜の部の模様をお伝えします。
出演者
和泉風花(柊うてな/マジアベーゼ役)
古賀葵(阿良河キウィ/レオパルト役)
杉浦しおり(杜乃こりす/ネロアリス役)
前田佳織里(花菱はるか/マジアマゼンタ役)
風間万裕子(水神小夜/マジアアズール役)
池田海咲(天川薫子/マジアサルファ役)
相坂優歌(阿古屋真珠/ロコムジカ役)
津田美波(姉母ネモ/ルベルブルーメ役)
ベーゼたちのお仕置きを楽しみにする魔物(お客さん)が集結! メンバーカラーの海に感動!
開演時間になると影ナレで、ベーゼ役の和泉風花さんが「皆さん、こんにちは」とあいさつすると会場からも「こんにちは!」の合唱。
続けて「いい子いい子ってしてあげますから楽しみにしてくださいねぇ」の声にも「は~い!」とすっかり飼い慣らされた魔物(お客さん)たち。そこにレオパルト役の古賀 葵さん、ネロアリス役の杉浦しおりさん、マジアマゼンタ役の前田佳織里さん、マジアアズール役の風間万裕子さん、マジアサルファ役の池田海咲さん、ロコムジカ役の相坂優歌さん、ルベルブルーメ役の津田美波さんも加わって、魔物たちにタイトルコールをさせることに。
ベーゼが「間違えたらお仕置きですかねぇ」と言うと、生つばを飲むアズール、「お仕置きされたいからわざと間違うかも」と疑うレオパルトでした。
タイトルコールが大成功したところで、ステージにキャスト8人が勢ぞろい。エノルミータチーム、トレスマジアチームの順にキャラの声を交えて、ごあいさつ。相坂さんの「魔物たち、こんにちは~。魔物~!」、前田さんの「今日はSM大感謝ということで、スケベな前田佳織里でいきたいと思います」に大歓声が湧きました。
娘の頑張りに両親感激!? 反響だらけの本編を振り返り!
最初のコーナー「まほあこ感謝祭『SPECIAL MEMORIES』」は、ファンが選んだお気に入りシーンのトップ20を発表します。
ランキング発表前、改めて本作の反響の大きさを振り返るキャスト陣。前田さんは「両親が見て、『佳織里、頑張っているな』って」、風間さんも「母がすごくハマったみたいで。何度も何度もあこがれバージョンをお願いしてきて」と、意外にも(?)身近な人の反応が上々だったことが明かされました。
ついに始まったランキング発表は、ところどころで生アフレコも! 早速、第15位に輝いた第6話のワンシーン「薫子、魔物に圧勝!」を前田さん、風間さん、池田さんがアフレコします。
「薫子、魔物に圧勝!」は、薫子のピンチを救うべく、マゼンタとアズールが駆けつけた……ものの、薫子自らが魔物をボコボコにしているシーン。薫子の迫力と引いているマゼンタとアズールに会場は大爆笑。「キャー」という叫び声は実は魔物の声だったというエピソードも飛び出しました。
次の生アフレコは第9位、第13話より「タコは操りづらい」。全員参加したこのシーンでは、ベーゼが巨大なタコを呼び寄せ、敵味方関係なく、タコの足に捕まってしまいます。苦しみもだえる一同を見ながら恍惚状態のベーゼの声と表情が印象的。ちなみにアフレコの時はセリフがかぶってしまうため、別録だったそうで、今回、全員そろっての掛け合いという超貴重な機会になりました。
3つめの生アフレコは第6位、第6話より「マジアマゼンタ、赤ちゃんになる」で、杉浦さんと前田さんの出番です。ネロアリスにオムツを付けられたマゼンタが哺乳瓶を咥えさせられておもらししてしまうシーン。前田さんはアドリブで「一応、女性声優なんだけど」と言いながらも、その迫真の演技に大きな拍手が寄せられました。
これに前田さんは「私もめちゃめちゃ記憶が残っているお気に入りのシーンなので、できて嬉しかったです。皆さんも好きなお話だったと思うので、まさか生で聞けるとは思わなかったでしょう?」とニッコリ。
4つめは第3位、第3話より「マジアベーゼvsレオパルト」。古賀さん演じるレオパルトがベーゼに気持ち良さそうに馬乗りになるも、形勢が逆転。恍惚の表情で「可愛いからめちゃくちゃにしたいだけなんです」と語り始めるベーゼがレオパルトの頬に手をあてて去っていくシーンは、BGMのクラシック音楽と相まって、会場全員が固唾をのんで見つめました。
古賀さんいわく「堕ちてました。メスの顔になっていました」。和泉さんも「瞳にハイライトが入っているキウィちゃんがかわいかった」。相坂さんからの「アニメであの二人が推しになりました」という嬉しい言葉で喜ぶ和泉さんと古賀さんでした。
5つ目は第2位、第7話より「魔法少女としての矜持(きょうじ)を持ちなさい!」で、三角木馬になったパンダの魔物の上に拘束されたアズールが耐え切れず、ベーゼに負けを認めて「もっとくらさ~い」と落ちてしまうシーンです。和泉さんが「ここは幕張ですよ」とアドリブを入れつつ、「ヒロインとしての“矜持”を持ちなさい」と叱責しました。
やりきったと言わんばかりの表情のキャスト陣はそれぞれ、「最高でしたね」(和泉)、「まさか生でやるとはね」(古賀)、「このシーンは二人きりでやらせていただいていたので、共演者の方に生で聞いていただくのが初めてなのも相まってすごく緊張しました」(和泉)、「一緒に録れたのはテストだけだったから久しぶりに掛け合いできて楽しかったね」(古賀)と語りました。
最後は第1位、第10話より「マジアベーゼが満足しないと出られない部屋」。ルベルがサクラの客を用意したことに怒ったロコですが、仲直りするもベーゼから仲直りのキスを要求されるシーン。ファン待望のシーンだけに客席に大歓声が起こると、「(キス)しなきゃ。こいつらだって喜ぶわよ」というアドリブとともにキスシーンが届けられました。