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『ONE PIECE』サウロ情報まとめ

まさかの生存に歓喜! ロビンとの再会秒読み? 貴重な“Dの一族”『ONE PIECE』サウロ情報まとめ

 

時を経てエッグヘッド編で生存が判明

全身を氷漬けにされてしまったうえにその後の描写もなく、サウロはオハラのバスターコール事件の犠牲者の一人に数えられ、読者も亡くなったものとして心に留めてきました。(作品公式が出している図鑑形式の『ONE PIECE』ファンブック「VIVRECARD(ビブルカード)」ではサウロのプロフィールには“享年”と表記があったため、より死亡確定キャラとして扱われてきた側面も。)

しかし、エッグヘッド編においてサウロの生存が判明します。

Dr.ベガパンクの猫(サテライト)の一人、正(シャカ)がバスターコールから数か月後のオハラの様子を語り、死にゆく学者たちが文字通り命に変えて未来へ残した“財産”=湖に沈んだ大量の文献を引き上げる巨人族の姿があったと明かします。

その一団はエルバフからやってきており、船長は「全身に包帯を巻いた妙な男」であったとのこと。後日ベガパンクはエルバフへ行き資料を読ませてもらったというのですが、そのコマに描かれた全身包帯の男は、顔はわからないもののまさにサウロと思しきシルエット。

ロビンはこの話を聞き、ベガパンク(正)とこんな会話をします。

「その巨人族の名前は…“サウロ”よね…?」「彼は身を潜めているんだ 誰であれ口外しかねる」(『ONE PIECE』コミックス第106巻より)

サウロの生存を肯定しているととれる回答に、ロビンは嬉しさの涙を流すのでした。

さらにその後、Dr.ベガパンクが世界の真実を語るメッセージが全世界に向け発信されるなか、世界中の様子・反応が描き出される場面でも「デレシシシ!!」と笑うサウロの姿が。

余談ですが、グザンがサウロに使った技は「アイスタイムカプセル」。そしてそれが描かれた第397話のサブタイトルは「未来へ届くように」。グザンはサウロを殺したわけではなく、冷凍保存するようにタイムカプセルとして未来へ届けたのではないか?という生存説も実は一部で囁かれていたため、この考察が合っていたという見方もできるかもしれません。

別のエピソードにはなりますが、第1127話でグザンは恩師であるガープの命があったことについて「殺したつもりが生きてた」なんて言ってますし、うまく上の命令に従ったように見せかけて大切な人のことは守る性質があるのかも。

 

エルバフ編でロビンと再会なるか

上項に記した通り、オハラの一件があった後のサウロはエルバフにみを潜めているよう。

ついに原作はエルバフ編へ突入したということで、ロビンとの再会に期待が高まっています。

最新話の1131話では、ロビンがサウロに気づいてもらうべく前髪を切り、サウロと出会った頃の髪型に戻すというなんとも愛にあふれた行動に出ます。一方で、サウロサイドでは「サウロ先生が!!! 倒れて動かない!!!」となんだか不穏な展開が……。SNSでは「サウロもロビンと出会った当時を再現するべく倒れたのでは?」なんていう声もありますが真相はいかに。二人が無事再会できることを願うばかりです。

 

巨人族であり、“Dの一族”

また、サウロ自身のデータとして注目しておきたいのが彼が巨人族であることと、“Dの一族”でもあること。

現在はエルバフにいる彼ですが、出身は“南の海(サウスブルー)”であり、新世界のエルバフではないようです。ロビンと出会った当時は「言っとくが「エルバフ」の様な野蛮なのと一緒にすんじゃねェど」「巨人じゃて穏やかな一族はおるんだでな」(『ONE PIECE』コミックス第41巻より)と、同じ巨人族でもエルバフの者とはひとくくりにされたくない口ぶりでした。

そして、サウロの本名はハグワール・D・サウロ。作中の大きな謎、テーマのひとつである“D”の名を持っています。現時点で巨人族、さらに言えば人間以外のキャラクターで“D”の名を持つのはサウロのみ。 

つまり、“D”がかつての世界政府に敵対していた者たちの名だと判明している今、オハラの学者がたどり着いた“ある巨大な王国”にはサウロの祖先も関わっていた可能性が限りなく高いということ。不思議な縁ですがロマンを感じずにはいられません。

また、“D”と深いつながりがあるとされるジョイボーイの巨人族説も囁かれる昨今、サウロの“D”にどんなルーツがあるのかにも注目していきたいところです。サウロがエルバフへ向かった経緯も今後描かれるのか気になりますね。

 

“火ノ傷の男”説も

また、全身に包帯をしていることから凍傷(≒やけど)の痕があるであろうサウロが“火の傷の男”なのではないかという意見もネット上で散見されています。

“火の傷の男”は「黒い船に乗っている」「敵船が近づくと巨大な渦を起こして飲み込む」という特徴があるそうで、サウロの特徴と一致するか疑問な部分も。

ですが、「最後の“ロード歴史の本文(ロードポーネグリフ)”を持っている」ことや、あのロビンですら知らなかったほどに情報がないという点は、サウロとオハラの関係や今まで身を潜めていた(=ロビンも生存を知らなかった)ことを考えると、可能性はゼロとは言えないのではないでしょうか。


サウロのデータをご紹介しました。まずはロビンとの再会、そしてサウロが持つ“D”の意味やエルバフの巨人たちとの関係性など、これから描かれる内容に注目です。

 
[文/まりも]

 

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