TVアニメ『ラーメン赤猫』オールナイト一挙上映が開催! 折原くるみさん、清水久敏監督・シリーズ構成・脚本担当の久保亨さんが登壇した“あたたかい”トークイベントレポート
TVアニメ『ラーメン赤猫』の大ヒット満杯御礼企画として、2024年11月22日に新宿バルト9にてオールナイト一挙上映が開催。上映会前には、トークイベントも行われました。登壇者は社 珠子役の折原くるみさん、監督の清水久敏さん、プロデューサー兼・シリーズ構成・脚本担当の久保 亨さん。本稿では、トークイベントの模様をレポートします。
『ラーメン赤猫』はほっこりするだけではない、活力がもらえる作品
イベントが始まると、まずは統括プロデューサーでもある久保さんが挨拶。アニメが好評だったこと、多くの方に見ていただいたことへの御礼を改めて言葉にしました。その後、折原さん、清水監督も登壇。折原さんは一杯目(第一話)が放送されたときの心境について、「原作ファンの方々に受け入れていただけるのか、ドキドキしていました。SNSでのいい反応を見て、嬉しかったのを覚えています」とコメント。
対して清水監督はまだ制作途中だったこともあり、「ホッとするということはなかった。次のことを考えなきゃという感じでした」と制作側ならではの感想を述べていました。
また、折原さんは本作に出演してから、行く現場、行く現場で名前を憶えてもらいやすくなったとのこと。「『ラーメン赤猫』で話が弾むので助かっている」と、自身の活動にも影響があったことを言葉にしました。
その後、本作の魅力について改めて聞かれた清水監督は「ほっこりするだけではない、活力がもらえる作品。普通にアニメ化するだけでは物足りないんじゃないかと思っていた。僕がいちばん上手くアニメ化できるんだと思い込んでやりました(笑)!」とコメント。
また、原作者のアンギャマン先生とは一緒にモノづくりをやったという感覚があったそうで、「アフレコなど、事あるごとに楽しかったと言ってくれたのが嬉しかった」と振り返りました。折原さんは一杯目の収録時にアンギャマン先生から「折原さん、よかったですよ」と言われたそう。その言葉が嬉しかったと、感慨深げな表情でコメントしていました。
スペシャルゲストの文蔵さんが登場!
提供バックにおいしそうなラーメンやギョウザなどが描かれ、「飯テロアニメ」とも言われていた本作。その意図について、「テレビじゃないと得られない栄養があると僕は勝手に思っている。テレビでもちゃんと見てもらえるようにという仕掛けを色々としていた」と、監督は明かしました。
トークが進むなか、久保さんの呼び込みでスペシャルゲストの着ぐるみ文蔵さんが登場。文蔵さんは、ハナ役の釘宮理恵さんがゲスト出演している「ラーメン赤猫 ~ニャンて素敵な店内放送 (ラジオ) ~」の最新話が配信スタートしたこと、『ラーメン赤猫』公式ゲームのリリース日が12月3日に決定したこと、12月20日に発売となるBlu-rayとDVDの予約が受付中であることなどの告知を、折原さんを通じてファンの方々に伝えました。
なお、Blu-ray・DVDの特典は監督もこだわっており、特にジャケットは所持したときに満足感があるものにと思って色々とアイデアを出したそう。また、オーディオコメンタリーでは様々な裏話をしているということも明かしました。
イベントの最後には、それぞれが挨拶。清水監督は「作り手側にもファンがいる作品。たくさん愛してくれる人がいるおかげで、イベントや上映会などの機会をいただけて、すごく嬉しいし、ありがたい」と喜びを噛み締めます。また、折原さんは「いい意味で、作り手の仲のよさが伝わったイベントになったのでは。出演者にも、視聴者の方からも愛されている作品というのを実感しています。上映会、楽しんでください」と言葉にしました。
久保さんは自身が原作ファンであることに触れつつ、「これからも『ラーメン赤猫』を続けていきたいなという気持ちがありますので、応援していただけたらと思います」と意気込み、トークイベントを締めくくりました。
[M.TOKU]
作品概要
響ラジオステーション https://hibiki-radio.jp/description/ramenakaneko/detail
WEBラジオ第5回放送アーカイブ動画はこちら https://youtu.be/gF47ub87piM
公式ゲーム『ラーメン赤猫 ~ニャンて素敵なラーメン店~』事前登録はこちら https://s.goodsmile.link/ido
TVアニメ『ラーメン赤猫』Blu-ray & DVD 情報はこちら https://ramenakaneko.com/bd-dvd/
公式X @ramenakaneko
公式サイト https://ramenakaneko.com/