【今週の『ブルーロック』の話題は?】潔のイガグリに対する台詞でタイトルの伏線が回収 潔&カイザーに触発されて士道&凛がタッグを組む展開に発展!<第287話「お前がいたから」>
金城宗幸先生(原作)、ノ村優介先生(作画)による人気漫画『ブルーロック』(講談社コミックス刊)。少年マガジン公式無料漫画アプリ「マガポケ」(また、週刊少年マガジン)では、第286話「新時代」が配信されました。
新英雄大戦優勝決定戦の最終局面。潔世一&ミヒャエル・カイザーに触発されて士道龍聖&糸師凛がタッグを組む展開に発展した第287話。さらに、五十嵐栗夢へ交代の言葉が言い渡され、潔が栗夢へ贈った言葉が注目を集めました。本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。
※本記事には『ブルーロック』最新話(第287話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、少年マガジン未読の方はご注意ください。
潔&カイザーに触発されて生まれた士道&凛の共闘
新英雄大戦(ネオエゴイストリーグ)優勝決定戦 バスタード・ミュンヘン(ドイツ)VS P・X・G(フランス)の試合の真っ只中。潔世一とミヒャエル・カイザーが連携し始めたことにより、バスタード・ミュンヘンは円滑に動き出すも、P・X・Gの秀才型である烏旅人&シャルル・シュヴァリエの超防御が炸裂!
試合のパフォーマンスで注目を集めたのは、士道龍聖と糸師凛の共闘です。P・X・Gの士道が「発想(アイデア)こっちにもあんだわ♪」とパスを出した相手はまさかの凛――!!
潔とカイザーの共闘に触発されて生まれた、これまで交わることがなかったふたりの共闘にSNSでは「凛と士道が共闘する未来…誰が想像したんだよ」「士道と凛?!最強じゃん!!!」「この2人がタッグを組むことでP・X・Gもまとまりはじめるってコト?!」「潔&カイザーVS士道&凛!激アツい!」などのコメントが寄せられており、これまでの“青い監獄(ブルーロック)”で犬猿の仲だったふたりの姿からは想像できない未来が目の前に広がっているのではないでしょうか。
しかし、士道による凛への2度目のパスは潔とカイザーの完全阿吽の思考連動の防御により失敗に終わります。防御した後の潔の「もっとイカれたサッカーしろよ 天才共 頭じゃ俺たちに勝てるワケねーんだから」という捨て台詞はカッコ良かったですね。士道と凛をガン飛ばしている潔の奥にいるカイザーもガン飛ばした表情なのが良かったです。
初期ランキング300位(栗夢)と299位(潔)
今回最も読者の注目を集めたのは、士道に悪質なファウルをしたことによる五十嵐栗夢のイエローカード。ノエル・ノアの指示による栗夢の交代です。栗夢はまだ新英雄大戦で成果を残せておらず、年俸の値段もついていません。決勝戦での交代とは、すなわち栗夢の“青い監獄(ブルーロック)”の終わりを意味します。
ここでは大粒の涙をこぼす栗夢に対する潔の「イガグリ 絶対お前がいたから俺がいる。300位がお前でよかった」という台詞が読者の心を掴みました。“青い監獄(ブルーロック)”の初期ランキング300位(栗夢)と299位(潔)。第287話のタイトル「お前がいたから」は栗夢に向けてだったのでしょう。
「イガグリと潔だからの良さしかなかった」「イガグリ表紙のコミックが出るのに…」「頼むから底辺コンビ笑ってくれ…!!最新話1番心にキたのイガグリだった」「イガグリ〜よく頑張った…あとは世一が頑張ってくれるよ」と、栗夢を労わるコメントが多く見受けられました。
[文/笹本千尋]