サウロの生存に思わず叫んだ!『ONE PIECE』死んでしまったと見せかけて生きてた驚きのキャラ4選
海賊王を目指し海へ出た主人公モンキー・D・ルフィとその仲間たちの活躍を描く、週刊少年ジャンプで連載中の漫画『ONE PIECE』(原作:尾田栄一郎氏)。
数々の戦いや人間模様が描かれる本作では、マリンフォードの頂上戦争のなかで息を引き取ったポートガス・D・エースやエドワード・ニューゲートをはじめ、時に物語の中で命を全うするキャラクターが登場します。
一方で、死んでしまったと思いきや後に生きていたと判明するキャラクターも意外に多くいるのをご存じですか?
本記事では、生存がわかって思わずガッツポーズした“死んでしまったと思いきや生きてたワンピキャラ”をご紹介していきます。
ハグワール・D・サウロ
サウロは、ニコ・ロビンの命の恩人。エニエス・ロビー編で描かれたロビンの生い立ちを紐解く過去編の中で登場したキャラクターです。
オハラへのバスターコールを任された海軍本部中将という立場にありながら、学者たちの命懸けの戦いに共感したサウロは海軍から脱走し、オハラを手助けすることに。
バスターコールの戦火のなか、オルビアの娘・ロビンを逃がすため奔走しますが、グザン(青キジ)の「アイスタイムカプセル」という技により全身が凍ってしまいました。
すっかり亡くなったキャラクターとして位置付けられていたサウロでしたが2022年、エッグヘッド編でサウロの生存が判明しました。
サウロが生きているとわかった瞬間の、心をゆさぶるロビンの泣き顔に思わずもらい泣きした読者も多かったこのシーン。ロビンがサウロと別れてから原作軸で22年。それだけの月日が経ち、突如わかった恩人の生存に嬉しさの涙があふれてしまうのも無理はありません。
そして実は、サウロが凍らされた397話が週刊少年ジャンプに掲載されたのが2006年。サウロの生存がわかった1066話が掲載されたのが2022年。ということで、読者にとっても実に15年の時を経ての嬉しい報せとなり、感動もひとしおでした。1133話ではついにロビンとサウロの再会も描かれ、本作の新たな感動シーンとして歴史に刻まれました。
ボン・クレー(Mr.2、ベンサム)
男でもなく、女でもない、「バレリーナ姿のオカマ」という印象深いビジュアルと独特の喋り方、そしてそんな外見のイメージとは裏腹の漢気あふれる熱いハートでルフィ(と読者)の心をガッチリ掴み、“ボンちゃん”と親しまれ続けるボン・クレー。
当初はアラバスタ王国を蝕む組織、バロックワークスで暗躍するMr.2として登場し、麦わらの一味にとっては敵という位置付けでした。しかし、敵対する前にひょんなことでルフィたちと出会うことになり、愉快なキャラクターと「マネマネの実」の能力の面白さですっかりルフィと仲良しの友達(ダチ)に。麦わらの一味がアラバスタから脱出する際には「友達(ダチ)だから」という理由ひとつで、知り合ったばかりにも関わらず手助けをしてくれました。
そしてインペルダウン編では、兄のポートガス・D・エースを助けるため奔走するルフィをマリンフォードへ送り出すべく、文字通り命懸けで囮になるのでした。
それから生死不明となっていたボン・クレーでしたが、扉絵連載「世界の甲板から」シリーズのVol.46(第666話の扉絵)でインペルダウン LEVEL5.5番地、ニューカマーランドの“新女王ボン様”として多くのニューカマーたちを従える姿が描かれました。2022年に公開された映画『ONE PIECE FILM RED』のエンディング映像でもその後ろ姿が映し出され、無事に生きている姿が確認できたことで話題になりました。
1000話を記念して2021年に行われた公式の人気投票「第1回ONE PIECEキャラクター世界人気投票(WT100)」でも22位を獲得するなど読者からも愛され続けるボン・クレー。再登場を果たしルフィたちと再会する日が来ることを願ってやみません。