『必殺の転校生』『逆境ナイン』『燃えよペン』『アオイホノオ』『アニメ店長』などの直筆原稿から、熱い血潮と魂を感じろっ!! 特別企画展「島本和彦 炎の原画展 Ver.3 トキワ荘編」記者発表&原画展フォトレポート
貴重な展示が続々っ!! 原画から伝わるパワーと熱
豊島区とも縁の深い島本和彦先生の画業40周年突破を記念して開催される、特別企画展「島本和彦 炎の原画展 Ver.3 トキワ荘編」。島本先生が生み出す熱、そしてパワーを全身で浴びることのできる原画展となっている。
企画展に足を踏み入れた我々を待ち構えるのは、「炎の漫画家・島本和彦」の信念を書き記した「熱血漫画家十訓」。「自信を持って描け」「思い切って描け」「明日も描け」の言葉から、キャリア40年の大ベテラン作家が今も若々しく第一線で活躍する理由が窺えた。
奥に進むと、カラーイラストとともに、島本先生デビュー後初の連載作品『風の戦士ダン(原作:雁屋哲・作画:島本和彦)』のネームや、昭和57年に島本先生がお父様に向けて送った色紙など、ファン垂涎のアイテムが展示されている。
「炎の原画展」の名の通り、ここからは視界いっぱいに広がる原画を楽しもう。島本先生のデビュー作『必殺の転校生』、初の連載作品『風の戦士ダン』、『炎の転校生』『逆境ナイン』『燃えよペン』『吼えろペン』……大胆でありながら繊細なタッチで描かれる原画が並ぶ、圧巻の光景が展開中。
各作品のコーナーでは、モノクロ原画とともにカラー原画も展示。現在「ゲッサン」で大好評連載中の『アオイホノオ』にフィーチャーした一角では、第一章の印象的なシーンをはじめ、数々の名シーンが作品の熱を伝えてくる。
さらに先に進むと、1998年に石ノ森章太郎の魂を受け継いで描かれた「スカルマン」や、手塚治虫氏原作の『マグマ大使』の原画が展示されている。
『スカルマン』を手掛けた石ノ森氏も、かつてトキワ荘で青春時代を過ごした一人。まさに、「Ver.3」ならではの展示と言えるだろう。
アニメイトCMキャラクター『アニメ店長』の貴重な完成原稿にも注目
豊島区池袋に本店を構えるアニメイト。そのCMキャラクター「アニメ店長」の生みの親こそ、島本和彦先生である。
本原画展で展示されている『アニメ店長』の完成原稿は、島本先生の代表作『逆境ナイン』のパロディ回。アニメ店長・兄沢命斗と「高橋社長」が織りなす熱い一幕が、原画で再び展開されているほか、数々のカラーイラストも展示されている。
笑いあり、涙あり、なんでもありな『アニメ店長』。島本先生×アニメイトが生むエネルギーを、現地で体感してほしい。
会場限定商品を手に入れろっ!!
会場では、今回の「島本和彦 炎の原画展 Ver.3 トキワ荘編」用に用意された、限定グッズも販売されている。
「炎の原画展 図録」をはじめ「逆境ナイン『男の魂充電完了!』モバイルバッテリー」『燃えよペン』『逆境ナイン』『吼えろペン』『アオイホノオ』の「アートタイル」や「マグカップ」、そして描き下ろしイラストを使用した「アクリルスタンド」など、どれもファン垂涎の一品が並ぶ。
原画展で得たパワーと熱をそのままに、会場限定商品もチェックしよう。
島本和彦先生画業40周年突破を記念して開催された本原画展。会場に満ちるパワーは、島本先生の魂が生み出す炎そのもの。数々の原画、名言を振り返った我々の身体中には、熱がほとばしる。
メモリアルかつエネルギッシュな本原画展に、ぜひ足を運んでほしい。
特別企画展「島本和彦 炎の原画展 Ver.3 トキワ荘編」開催概要
会期:2024年12月7日(土)〜2025年3月23日(日)
休館日:月曜(祝日の場合は翌平日)・年末年始(12月29日〜1月3日)
開館時間:午前10時〜午後6時(入場は午後5時30分まで)
申し込み:申込フォームにて事前予約制
■申込フォームはこちら
特別観覧料
大人:500円
小・中学生:100円
未就学児・障害者手帳をご提示の方及び介助者(1名まで):無料
入館特典グッズ
缶バッジ:ご入館の皆さまに全10種の中から1つをお渡しいたします。
※大きさ 直径5.5cm
※ブラインド包装、ランダムでのお渡しになります。
※非売品のグッズとなります。
※バッジはお選びいただけません。
※入館時にお一人様につき一つ、絵柄はランダムでお渡しします。
※期間中のトキワ荘マンガミュージアムでは、限定グッズなどの発売を行います。
※詳細は決定次第順次公開します。
主催等
主催:豊島区
後援:公益財団法人としま未来文化財団
特別協力:株式会社ビッグバンプロジェクト/株式会社小学館/株式会社VISION8/株式会社アニメイト
協力:トキワ荘協働プロジェクト協議会
企画制作:手塚プロダクション
お問い合わせ先
豊島区立トキワ荘マンガミュージアム:03-6912-7706(電話)
■特別企画展「島本和彦 炎の原画展 Ver.3 トキワ荘編」公式HP
■豊島区立トキワ荘マンガミュージアム公式X(Twitter)