アニメ

2024-12-24 12:00

『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』連載インタビュー第12回：馬狼照英役・諏訪部順一さん｜すでにそこにある「魂」を、不足なく――真摯に、感じるままに表現する馬狼という“一人の人間”

2024年10月5日（土）より放送中の『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』。

過酷なセレクションを乗り越えた潔世一たちが次に挑むのは、U-20日本代表との史上最もイカれた大一番（ビッグマッチ）！　己のエゴを世界に刻み、自らの手で運命を変えるため、史上最もアツい戦い（試合）が幕を明けます。

アニメイトタイムズでは、各話放送後にキャスト陣へのインタビューをお届け！　第12回は、馬狼照英を演じる諏訪部順一さんにキャラクターへのアプローチや第12話の感想などをお伺いしました。

※本記事には、第2期第12話までのネタバレが含まれます。

──全てを賭けて挑め。いくぞ、才能の原石共よ時代を変えるのは俺たち“ブルーロック（青い監獄）”だ──日本をW杯優勝に導く世界一のストライカーを育てるため、日本フットボール連合は“ブルーロック（青い監獄）”プロジェクトを立ち上げる。プロジェクトに招待されたのは300人の高校生。しかも全員FW（フォワード）。脱落すれば将来、サッカー日本代表へ入る資格を失うという極限状態の中、選ばれし才能の原石たちは、ストライカーとしてのエゴを次々と覚醒させていく。時に他人を蹴落とし、時に自らの進化を以て、過酷なセレクションを生き残ったのは35人。エゴが渦巻く熱狂のサバイバルを乗り越えた彼らは、“ブルーロック（青い監獄）”プロジェクトの存続を賭けて、U-20日本代表との史上最もイカれた大一番(ビッグマッチ)へと挑む！今、己のエゴを世界に刻むため、自らの手で運命を変えるため、史上最もアツい戦い（試合）が始まる。作品名ブルーロックVS.U-20JAPAN放送形態TVアニメシリーズブルーロックスケジュール2024年10月5日（土）～2024年12月28日（土）テレビ朝日系全国ネット“IMAnimation”枠にて話数全14話キャスト潔世一：浦和希糸師凛：内山昂輝凪誠士郎：島﨑信長雪宮剣優：江口拓也乙...

アニメならではの躍動感や緊張感、熱量を楽しんでほしい

ーー「U-20日本代表戦」が中心となる第2期の物語の印象や魅力を感じる点について、お聞かせください。

馬狼照英役・諏訪部順一さん（以下、諏訪部）：１期よりも上のステージで繰り広げられる戦い。当然レベルも上がっていくので、さらに面白くなっていきますね。苛烈さを増す、頂点を目指す生き残りゲーム……激熱です。

ーー改めてになりますが、馬狼照英というキャラクターについて、どのようなことを考えながら演じられているのでしょうか？　役を演じる中で大切にしていることもお伺いできればと思っております。

諏訪部：彼の人となりを頭に入れ、感じるままに。台本や演出の指示に沿って、微調整しながら演じています。真摯に。

ーー第1期で「俺はキングじゃなかったんだ」という台詞があるように、馬狼は一度挫折を経験する場面もありました。諏訪部さんが感じるキャラクターの変化や成長についてお聞かせください。

諏訪部：私がキャラクターに対して抱いている考えについて語ることは、ご覧になる方にとって不要なバイアスとなる可能性も。物語が完結するまで控えさせていただきたく思います。

ーー第11話で「未曾有のプラン」として試合に投入された馬狼。第12話では「潔狩り」に集中しゴールを決めたことで、試合の流れを変える重要な役割を果たしました。第11話〜第12話における馬狼の活躍について、諏訪部さん自身が感じたことやお芝居のアプローチ、演じるうえでの想いなどをお伺いさせてください。

諏訪部：原作、台本、演出の指示。この３つを深く理解し、なおかつ一人の人間として言動に齟齬がないようまとめながら、自分というフィルタを通して「音」に変換しています。すでにそこにある「魂」を、不足なく、また雑味がなるべく入らないよう留意しながら。

ーー最後に、今後の見どころや楽しみにしてほしいポイントを教えてください。

諏訪部：原作ものですので、既読の方は物語の流れをご存知かもしれませんが、音と映像でそれらがどのように表現されていくのか？　引き続きご期待いただければと思います。アニメならではの躍動感や緊張感、熱量をどうぞお楽しみください！

[インタビュー／笹本千尋　編集／小川いなり]

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『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』作品情報

あらすじ

──全てを賭けて挑め。
いくぞ、才能の原石共よ
時代を変えるのは俺たち“ブルーロック（青い監獄）”だ──

日本をW杯優勝に導く世界一のストライカーを育てるため、
日本フットボール連合は“ブルーロック（青い監獄）”プロジェクトを立ち上げる。

プロジェクトに招待されたのは300人の高校生。
しかも全員FW（フォワード）。

脱落すれば将来、サッカー日本代表へ入る資格を失うという極限状態の中、
選ばれし才能の原石たちは、ストライカーとしてのエゴを次々と覚醒させていく。

時に他人を蹴落とし、時に自らの進化を以て、過酷なセレクションを生き残ったのは35人。
エゴが渦巻く熱狂のサバイバルを乗り越えた彼らは、“ブルーロック（青い監獄）”プロジェクトの存続を賭けて、U-20日本代表との史上最もイカれた大一番(ビッグマッチ)へと挑む！

今、己のエゴを世界に刻むため、自らの手で運命を変えるため、史上最もアツい戦い（試合）が始まる。