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『プリンセッション・オーケストラ』制作発表会レポート

“歌いながら戦う”新たなプリンセス誕生! TV アニメ『プリンセッション・オーケストラ』制作発表会レポート|本作のこだわりから注目ポイントを紐解く!

キングレコード、アリア・エンターテインメント、タカラトミーによる完全オリジナルTVアニメ『プリンセッション・オーケストラ』の制作発表会が2024年12月18日(水)に開催されました。

この発表会には、メインキャラクターを演じる葵あずささん(空野みなも/プリンセス・リップル役)、藤本侑⾥さん(識辺かがり/プリンセス・ジール役)、橘杏咲さん(一条ながせ/プリンセス・ミーティア役)、さらにプロデューサーの諏訪豊さん(キングレコード)、音楽プロデューサーの菊⽥⼤介さん(Elements Garden)、玩具開発担当の五⼗嵐ゆい⼦さん(タカラトミー)が登壇。注目の本作の内容や放送情報、オープニングテーマ、新キャラクター&追加キャスト、玩具情報などが発表となりました。

今回、アニメイトタイムズでは発表会の模様をレポートしつつ、発表された最新情報や登壇者の発言などから、本作の注目ポイントを紐解いていきます。2025年4月の放送開始に向けて、ぜひ期待感を高めてもらいたいです。

なお、発表会の模様は後日アーカイブ配信されますので、ぜひこちらもご覧いただければと思います。

 

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アリスピア――そう呼ばれる不思議の国は、今よりもずっと昔から世界のどこかに存在していた。そこには楽しいことが大好きな住民アリスピアンたちが暮らしていたが、いつしか謎の怪物ジャマオックが現れるようになり、穏やかだったアリスピアの平和は、少しずつ脅かされるようになっていった。このままではアリスピアからキラキラとした輝きが失われてしまう――。そんなピンチにあっても、胸に歌を忘れない『プリンセス』たちの冒険を描いた物語。勇気と元気がたくさん詰まった、ポップソング・ファンタジア――プリンセッション・オーケストラ!作品名プリンセッション・オーケストラ放送形態TVアニメスケジュール2025年4月~キャスト空野みなも/プリンセス・リップル:葵あずさ識辺かがり/プリンセス・ジール:藤本侑里一条ながせ/プリンセス・ミーティア:橘杏咲ナビーユ:下野紘カリスト:小林千晃ギータ:千葉翔也ベス:榎木淳弥ドラン:武内駿輔スタッフ原作:UNISON×キングレコード企画原案:金子彰史製作総指揮:上松範康監督:大沼心助監督:関根侑佑シリーズ構成・脚本:逢空万太キャラクター原案:島崎麻里キャラクターデザイン:秋山由樹子色彩設計:長谷川美穂美術監督:平間由香 大崎...

 

“歌いながら戦う”プリンセス

MCを務めた松澤ネキさんの呼び込みで、キャストの葵さん、藤本さん、橘さん、プロデューサーの諏訪さん、音楽プロデューサーの菊⽥さんが登壇。

まずは、諏訪プロデューサーが本作の成り立ちについて説明します。「全く新しいオリジナルのTVアニメを作ろう」としてスタートした本作は『戦姫絶唱シンフォギア』で培われた“歌いながら戦う”ギミックを踏襲する形で生まれたとのこと。ギミックという表現が正しいかわからないと笑いつつも、やはりここが大きなポイントだと語っていました。

諏訪プロデューサーが口にしたように、注目であり本作の大きな魅力のひとつは、やはり“歌いながら戦う”こと。『戦姫絶唱シンフォギア』をご覧になっていた方や、ゲームのボス戦などで歌が流れてテンション爆上がりした経験のある方なら、戦闘シーンと歌のシンクロによる格好良さや興奮具合はわかると思います。

 

 
加えて、本作は女児が憧れるような主人公たちが活躍する変身ヒロインもの。可愛さと熱さ、格好良さの融合がどのような映像を生み出すのか、その一端をPVなどから感じることができて楽しみなところ。

続いては、PVにも登場している3つのキーワード「アリスピア」「歌のカケラ」「プリンセス」をキャスト陣が説明していきました。

 

 
「アリスピア」とは、インターネット上の動画配信サイト「アリスピアch」と繋がっている、誰もが自由に好きなことをして“なりたい自分”を叶えることができるふしぎの国。映像や画像を見るとわかりますが、色合いがポップで明るいのも印象的でキャストの3人は「行ってみたい!」と声を揃えます。その世界の住人である「アリスピアン」も個性豊かなので、楽しみにして欲しいと話していました。

2つ目に紹介された「歌のカケラ」は、主人公たちがプリンセスになるために必要なキーアイテム。結晶の形には個性があり、人によって違う形をしているとのこと。「自分(キャスト自身)の歌のカケラがどんな形か気になりませんか?」と葵さんが言うと、藤本さんも橘さんも頷いていました。今後出てくるキャラクターの「歌のカケラ」の個性も注目です。

そして「アリスピア」に危機が迫ると現れ、脅威を追い払うとされる伝説の歌姫の総称「プリンセス」も、重要なキーワードであり見どころのひとつ。

冒頭で説明があったように、劇中での戦闘シーンはすべて歌いながら戦うだけでなく、拳などによる肉弾戦も多いといいます。となると「プリンセス」たちが可憐なコスチュームでどんなふうに動き、戦いを見せてくれるのか、戦闘シーンの映像に期待が高まります。

これら3つを含めた作品のキーワードは、公式サイトの「KEYWORD」にまとめられているので『プリンセッション・オーケストラ』の世界観を感じてもらえればと思います。

  

応援、ギャップ、感覚肌……プリンセスたちの魅力とは?

続いては、本作に登場するキャラクターについて、演じるキャスト本人が紹介しつつ魅力を語っていきました。

空野(そらの)みなも/プリンセス・リップル

ちょっと引っ込み思案だけど芯の強い女の子。
がんばる人が好きで、見ると応援したくなる。
お母さんに教わったお菓子作りの腕前はなかなかのもの。
プリンセス・リップルに変身する。

本作の主人公である「空野みなも」は、“応援”が行動原理になっている女の子。葵さんによると「元になる芯の強さはみなもでも(プリンセス・)リップルでも変わらないイメージ」とのことで、演じるときもそこを意識しているとのこと。心の強さは葵さん自身も惹かれるようで、台本を読んで「憧れでもあり、ともに歩んでいく仲間」だと感じた、と振り返っていました。

 

 

識辺(しるべ)かがり/プリンセス・ジール

中学2年生にしてアリスピアの歌姫と目されるすごい女の子。
並外れた歌とダンスでみんなの視線を釘付けにする。
実は甘いものに目がない一面も……?
プリンセス・ジールに変身する。

しっかり者で品があり、みんなを引っ張っていく強い心を思った女の子だけど、甘いものには目がない一面があるように「ギャップも魅力のキャラクター」と藤本さんは語ります。さらに「私自身は(周りを)引っ張れないんですけど……」と、藤本さんは自身との違いを遠慮がちに言いつつ「ちょっと抜けているところもあるのは共通点かな」と笑っていました。そんなかがりのギャップがどう描かれるのか、今後番組などで藤本さんの“ちょっと抜けているところ”が見られるのかも楽しみにしたいところです。

 

  

一条(いちじょう)ながせ/プリンセス・ミーティア

みなもたちの後輩でアリスピア期待の新人。
感覚肌で直感を信じ、キラキラを求めて一直線!
あまりよく考えずに行動するのがちょっぴり玉にキズ。
プリンセス・ミーティアに変身する。

プリンセスの中で後輩ポジションにあたるのが彼女。「感覚肌なのは私と一緒」と橘さんが笑うと、葵さんと藤本さんからも似ているとお墨付きが。ボーイッシュっぽくて格好いい印象を抱きがちな彼女ですが、一方で乙女な部分や打たれ弱い部分もあるとのことで、橘さんは「自分の悩みと葛藤しながら成長していくのが魅力」と語っていました。見た目からイメージするような、ただ元気なキャラだけではないようなので、内面の描写も注目です。

 

 
そして、キャスト陣が着用していた学校の制服も紹介。リボンや靴下は学年によって色が違っており、1年生は赤、2年生は緑になっています。ほかにも「プリーツも特徴的」「後ろもすごい」「ひらひら〜となっているのが可愛い」などとポイントを紹介してくれました。

制服はキャラクター原案の島崎麻里さんがデザインしており、3人は「この制服を着ていろんな活動ができたら嬉しい」「もう愛着があるよね」など花を咲かせました。公式サイトのコメントで、島崎さんは「幼い頃から少女戦士もの、魔法少女ものが大好きだった」とコメントされていて、制服のみならずキャラクターたちのデザインは“好き”が溢れたものとなりそうです。

 

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