「主」×「執事」をコンセプトとした男装アイドルユニット・xxLeCœur(ルクール)1stミニアルバム発売決定記念フリーライブ&CD予約特典会レポート|デビュー曲『ボナペティ』に加え、サプライズで新曲『グロッソラリア』を初披露!
「主」×「執事」をコンセプトとした男装アイドルユニット・xxLeCœur(ルクール)。
2024年12月13日(金)にanimate hall BLACK(アニメイト池袋本店 北館9F)にて、1stミニアルバム発売決定記念フリーライブ&CD予約特典会が開催されました。
フリーライブでは、デビューデジタルシングル『ボナペティ』に続き、2025年3月26日(水)に発売となる1stミニアルバムのリード曲『グロッソラリア』がサプライズで初披露されました。その後に行われたCD予約特典会では、会場に集まったファンとの交流も!
「Love it out loud(“好き”を恐れるな)」のコンセプトが闇を衝き、大きな盛り上がりをみせたイベントの模様をレポートでお届けします。
朗読&デビュー曲『ボナペティ』でxxLeCœurの世界観を堪能
会場には、大勢のファンが詰めかけました。期待感が高まる中、ひっそりと佇む鳥籠がライトアップ。執事の一人、ノエさんと関わりの深い鳥・ココによるナレーションでイベントがスタートしました。
ピアノの旋律が流れる中、執事のリアムさん・アメさん・ルネさん・ノエさん・イヴさん、そして主のルカさんが登場しました。BGM、照明によってステージは神秘的な雰囲気に包まれ、一人ひとりによる朗読が始まります。
「野垂れ死んでる? どうしてそうさせてくれなかったのか。僕はもう、二度と間違わない。(イヴ)」
「あの時、口を噤んでいれば。この声を発していなければ。私に、声がなかったら(ノエ)」
「僕だけ、なぜ生きながらえる。僕を助けたせいだ。天罰がくだった(ルネ)」
「ねえ、おまえは、この場所で正しく咲けてるの? 僕はね、間違いみたい(アメ)」
「ごめん、母さん。僕が悪かった、間違ってたよ。許して、母さん。ずっと母さんだけの、いい子でいるよ(リアム)」
「ごめんなさい。生まれてきてごめんなさい。お願い。もう一度、僕を愛して。(ルカ)」
切なく、ダークな雰囲気を纏った言葉がメンバーの口から溢れ落ちます。
そして、ルカさんの「この怒りを、憎しみを、哀しみを、願いを、愛を、胸の内に秘めることなく声高に叫びたい」「僕たちはいつでもそう在りたい。そう在っていい」という言葉と共に、初披露となるデビュー曲『ボナペティ』のパフォーマンスが始まりました。
一気にxxLeCœurの世界に引き込まれるようなイントロから、それぞれの個性が感じられる歌声が響き渡ります。
キラキラと輝く衣装が、ブルーの照明を美しく反射します。特にサビのパフォーマンスは一体感を感じる構成となっており、迫力ある華麗なダンスが展開されました。
パフォーマンス終了後、ルカさんより「改めまして、xxLeCœurです。初披露の『ボナペティ』はお楽しみいただけましたでしょうか」というご挨拶が。激しいパフォーマンス直後にも関わらず息も切れることなく、しっとりと客席に問いかけます。その様子とメンバー全員に、盛大な拍手が送られました。
それぞれが抱えるトラウマと、解放をテーマにした小説も
ここで改めて、メンバー紹介が行われました。名前と、各々が持っているメンバーカラーが紹介されていきます。
ブラックダイアモンド、ラピスラズリ、アメジスト、シルバー、ターコイズグリーン、ルビー……。身にまとう荘厳な衣装ともリンクしたオーラカラーから、xxLeCœurの世界観をより深く味わうことができます。
メンバー紹介のあとには、鳥のココよりxxLeCœurのコンセプトが解説されました。
xxLeCœurは「Love it out loud(“好き”を恐れるな)」をコンセプトに、現代社会で抑圧されがちな“本音”を音楽とパフォーマンスで表現する、「主」×「執事」をコンセプトとした新しい男装アイドルユニット。各メンバーキャラクターがそれぞれ抱えるトラウマとその解放をテーマにしたオリジナルストーリーが小説としても展開されるのが大きな特徴です。
男装の神秘性に、ダークで耽美な独自のビジュアルと世界観が融合するxxLeCœur。放たれる圧倒的魅力に、今後も注目です。