『妃教育から逃げたい私』クラーク役&OP主題歌担当・福山潤さんインタビュー|「君としか恋しない」は、この作品と出会わなければ一生歌わなかったかもしれない“どストレート”なラブソング
2月5日リリースのミニアルバムには「勝利」「正義」「努力」「友情」「愛」をテーマにした5曲を収録!
――2月5日にはミニアルバムもリリースされるそうですね。
福山:元々、ミニアルバムを作ることは決まっていましたが、そのときはまだ今回のタイアップ曲を歌う予定はなく、ミニアルバムのコンセプトも今と別のものでした。その後、タイアップが決まって収録したら、「君としか恋しない」がどうしても浮いてしまうので、組み直すことになりました。
「君としか恋しない」がこのミニアルバムの中でどういうテーマで位置づけるのかを考えるところからスタートして、「勝利」「正義」「努力」「友情」「愛」をテーマに、いつもお世話になっている作家の方に曲を作っていただくことになりました。
今のところ、「友情」「絆」の2曲のレコーディングを終えましたが、かなりおもしろい曲になっています。
――「君としか恋しない」はかなり存在感が強いので、それぞれ負けないくらいの存在感が求められますね。
福山:「絆」曲もかなりパンチがありますし、そこは大丈夫だと思います。「君としか恋しない」の対極にあるのは「友情」曲かもしれません。アアルバムのタイトルは『Reflection』で、このタイトルになる前の本命はかなりふざけたタイトル案を出していたんですが、ちゃんとしたタイトルにしました(笑)。
あと作っているうちに「これ、やりすぎたな」ということは過去にも何度かあって。例えば、世界の分断や人種や価値観の違いの歌を聴いていたのに、最後はルームシェアの部屋割の話だったりして。今回もバランスを調整しながらやっていますが、もしやりすぎてしまったらごめんなさい(笑)。今後の続報とリリースを楽しみに待っていてください。
――最後に、読者の皆さんへメッセ―ジをお願いします。
福山:『妃教育から逃げたい私』は、僕らが知っている昔の少女マンガやアニメなどでよく見ていた、ヒロインと男性キャラがどうやって結ばれるのかという、いわばゴールが決まっている展開を、恋愛ものが好きな方も、コメディが好きな方も楽しめるアニメになっています。
キャストもみんな楽しみながら収録していますので、僕が歌うOP曲やDIALOGUE+さんが歌うED曲も含めて余すところなく楽しんでください。
OP曲「君としか恋しない」はこれまで歌っていなかったタイプの曲になったので、アーティスト福山 潤の新たな1ページを堪能していただけたら嬉しいです。この曲から作品に興味を持ってくださった方は、まだ始まったばかりなので、ぜひ第1話からチェックして、レティシアとクラークの恋の行方を見届けてください。
[文・永井和幸]
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(C)沢野いずみ・主婦と生活社/妃教育から逃げたい製作委員会