「みんなトモダチ、みんなアイドル！　今日、私たちとにトモダチになろうね」（らぁら）──「ひみつのアイプリ　バズリウムライブ」＆「ひみつのアイプリ　バズリウムライブ」開催までもうまもなく──伝説の一夜「プリティーシリーズ Crossing Live 2024」ライブレポート

『プリパラ』『キラッとプリ☆チャン』『ワッチャプリマジ！』、さらに『ひみつのアイプリ』のアイドルたちが集結した「プリティーシリーズ Crossing Live 2024」が、2024年11月16日(土)　、パシフィコ横浜国立大ホールにて行われました。
本公演内にてTV アニメ『ひみつのアイプリ』の第2 期制作決定＆初の単独イベント、10 周年を迎えた『プリパラ』を記念したスペシャルイベント『プリパラ　10th Anniversary Thank you♡MusicLive』の開催も解禁となりました。

今回のイベントはタイトル通り、作品の垣根を超えたコラボレーションや掛け合いが実現。特に現在放送中の『ひみつのアイプリ』が登場ということもあって、どのような楽曲やパフォーマンスを披露するのか、期待とワクワクで溢れていました。

事前に発表されていたクロッシングも、まさかのクロッシングも！

はじまりのチャイムが鳴り、オープニング映像が流れてカウントダウン。「みんな〜！プリティーシリーズ Crossing Live 2024！」（みらい／林鼓子）、「ワチャワチャみんなで～！」（まつり／廣瀬千夏）、「やってみた！」（ふたりで）と叫ぶと、『キラッとプリ☆チャン』から、えも（久保田未夢）、りんか（厚木那奈美）、あんな（芹澤 優）、さら（若井友希）、める（森嶋優花）、『ワッチャプリマジ！』から、ひな（内田彩）、みるき（相良茉優）、れもん（鈴木杏奈）、あまね（庄司宇芽香）、あうる（藤寺美徳）のアイドルたちがステージに。『キラッとプリ☆チャン』第1クールオープニングテーマ「キラッとスタート」からライブが幕開けとなりました。

　
あんな（芹澤 優）とあまね（庄司宇芽香）背中を合わせたり、さら（若井友希）とみるき（相良茉優）が軽いハグをしたりと、ステージのあちこちで“クロッシング”（目がいくつあっても足りない……!?）。さらに「クロッシングって超えも〜い！」「どんどんアゲてくよ〜！」「当然ですわ！」「すごいワッチャが集まってる！」「キラキラ、マジ〜ック！」「特別なひとときを僕たちと楽しもう！」「張り切っていくでござる！」「一緒に歌えて楽しいわ！」「でもいちばんかわいいのは、みるきだも〜ん！」とファンにとっておなじみのフレーズが飛び出すたび、キャラクターの個性がキラッと際立ちます。世界中をハッピーで繋げた、魔法より素敵なライブがはじまります。

「さあ、まずは私たちの番だよ！」と、『プリ☆チャン』のみらい（林鼓子）と『プリマジ』のまつり（廣瀬千夏）による「ワン・ツー・スウィーツ」。「さあ、私たちの歌をもっと混ぜ混ぜしていくよ　マジでやらなきゃ分からない！」（みらい）「分からなかったらマジになってみよう！」（まつり）と掛け合うと、観客から大きな拍手と歓声が湧き起こりました。

　
ここでみらいがステージに残り、「まつりちゃんの次は、えもちゃん、りんかちゃんと一緒に楽しみましょ〜！」とステージ下手（しもて）・上手（かみて）上段それぞれから、えも（久保田未夢）とりんか（厚木那奈美）が登壇し、出発進行。ミラクルキラッツによる「ミラクルコースター」で軽快に駆け抜けます。すると、えも（久保田未夢）が「おいで〜れもん！」と呼びかけ、少し気弱な「拙者にできるでござるか……？」というれもん（鈴木杏奈）の声が響き……「大丈夫！　一緒にえもい気持ち、出していくよ〜！」とえも。

事前にSNSで発表されていた組み合わせもありましたが、この2人のクロッシングは未発表だったため、客席がざわつきます。そして、れもんの歌声・表情に少しずつ自信が戻っていき、えものソロ曲「スキスキセンサー」を完走。ファンもシンガロングで応え、エモーションのテンションがMAX！となりました。

　
「ほら、胸張ってがんばんな！」とえもがれもんにエールを贈ると、そこに「あれれ～。れもんちゃんとニコイチなのは、誰なんだお～？」とみるき（相良茉優）が登場し、みるき、れもんによる「Sweetness×Darkness」を。みるきのキュートなエネルギーと、れもんのダークな魅力がシンクロした“これこそみるきぃれもん”な1曲。そこに続くのは、“かわいい”で繋がるみるきとまりあ（プリ☆チャン/茜屋日海夏）の「シアワ星かわいい賛歌」。「みるきさん、お会いしたかったです。かわいいライブを一緒にお届けしましょう！」とまりあが呼びかけて、会場全体が一瞬にしてキュートな世界観に包まれます。

まりあがステージに残ると、リングの音と共にすず（徳井青空）がステージ後方から登場。「すずちゃん、とってもかわいいお友だちができました！」「良かったね、でも、まりあのパートナーはすずだからね！」「もちろんです！　すずちゃん、大好きですよ！」という微笑ましいやりとりの後に披露されたのは、リングマリィによる楽曲「コトバブーケ」。ステージでは、まりあとすずが手を取り合ったり、ハートマークを作ったりと、2人の息の合ったハーモニーが、観客の心に優しく響き渡りました。

ここから先も「見どころ盛り沢山です」

ここで「皆さん、こんにちは〜！」とキャスト陣がステージに集結してMCコーナーへ。「今までは毎年冬と言えば、恒例のウィンターライブを行ってきましたが、今回は初めてのクロッシングライブとなっています！」（まつり／廣瀬千夏）と改めて趣旨を説明。「オープニングから全員で歌わせてもらえるなんて！みんな（テンションが）上がったよね！？」とひな（内田彩）。さらに、みらい（林鼓子）が2曲目に披露した「ワン・ツー・スウィーツ」に言及。「いつもはひとりで歌ってるから、一緒に歌えて嬉しかったよ」と伝えると、まつり（廣瀬千夏）は「みらいちゃんと一緒に歌うのは緊張したけど、心がわちゃわちゃした！とニッコリ。

れもん（鈴木杏奈）も「スキスキセンサー」をえも（久保田未夢）と歌うのは「緊張した〜！」と話します。一方、みるき（相良茉優）は「かわいいって聴こえたから歌っちゃいました！」と、愛らしい笑顔を見せ、前半戦のライブを振り返りました。ここから先も「見どころ盛り沢山です」「私たちから目を離さないでくださいね」とあまね（庄司宇芽香）が落ち着いた声でアナウンス。そしてあんな（芹澤 優）が「客席の皆さんともクロッシングしたいので、たくさん声を出してクロッシングするですわ！」とメッセージを送ったり、さら（若井友希）が「プリティーシリーズが大好きなみんな〜！」と呼びかけたり、配信ライブのカメラに向かってワチャワチャしたり。ライブ中盤戦への期待を高めながら「このあとも楽しいクロッシングライブを作っていきましょう！　続いての曲はこちらです！」とまつり（廣瀬千夏）とあうる（藤寺美徳）による「奇跡の降る」へ。

　
シティポップ風のサウンドに合わせて優しく幻想的なハーモニーを届けると、「あうるちゃんよろしくね！」と『プリ☆チャン』からりんか（厚木那奈美）がステージに。「うん！　りんかのかわいいの感覚を教えて！」と、あうるのソロ曲「滲む、馨る、」をふたりでパフォーム。