Ⅴシネクスト『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』完成披露舞台挨拶を実施! 本島純政さん・藤林泰也さんらキャスト陣登壇、タイムリープの話に因んで“繰り返したい時間”を語る
2025年2月21日(金)より期間限定上映、2025年6月11日(水)Blu-ray&DVD発売の、新作Ⅴシネクスト『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』。1月23日(木)に、新宿バルト9にて完成披露舞台挨拶を実施しました。
当日は、一ノ瀬宝太郎/仮面ライダーガッチャード役の本島純政さん、黒鋼スパナ/仮面ライダーヴァルバラド役の藤林泰也さん、銀杏蓮華役の安倍乙さん、ミナト役の熊木陸斗さん、枝見鏡花役の福田沙紀さん、山口恭平監督が登壇。作品のみどころや、今作で描かれるタイムリープの話に因んで、それぞれが“繰り返したい時間”などを語ってくれました。
完成披露舞台挨拶より公式レポート到着!
キャストが登壇する前から観客は「ガッチャ」と声を上げ盛り上がる中、始まった舞台挨拶はそれぞれ自己紹介のほかに会場とのコールアンドレスポンスを行い会場が一体となりました。
本島が「せーの」のと言うと会場からは溢れんばかりの「ガッチャ」とお決まりのワードで始まり、藤林は「笑えない」(客席)「ジョークだ」、安部は「なんで」(客席)「やねん」、熊木は「ざんねん」(客席)「だー」、福田はパクチーが好きな設定の鏡花という役だったので「パクチー」(客席)「パクチー」、最後に山口監督は文化人だからと言いながらも、爆破の演出をする際に使用する「ナパーム」とコールし客席からは「ドーンッ」とレスポンスがあり一番の盛り上がりをみせました。
登壇者と観客が一つになったところで作品を見た感想や見どころを質問されると、本島は「卒業が一つの大きなテーマですが、それぞれの道を歩んで、その先にそれぞれがしっかり未来があってそこまで描かれているので、映画を見終わった後もガッチャードのキャラクターたちがみなさんの心の中で生き続けてほしいです」と作品への想いや演じた役への想いをコメントしました。
MCの宮島からも「ご本人の成長とも重なりますね」と本島に伝えると、会場からも大きな拍手が沸き起こり満面の笑みで「うれしいです!」と本島も喜びを現わしました。
藤林は「全部のキャラクターが本当に愛されていて、本作の予告からするとスパナ目線で話が進んでいくんだなってみなさん推理がつくと思いますが、宝太郎が描かれていないわけではないし、それぞれの卒業についても描かれているので楽しみにしていてください」と本作の見どころをコメントしました。
安部は「1年間の集大成で卒業という話になって、脚本を読んだ時から愛がつまっているなと感じました。ひとりひとり見せ場があっていろんな要素が詰まっていると思います」とスタッフからの愛がつまっている作品であることをアピールしました。
熊木は「(テレビシリーズの)最初から「ガッチャード」は背中を押してくれる作品だと思っていましたが、最後まで背中を押してくれる作品です。Vシネで卒業ということでスタッフからの愛、そして視聴者の方々の愛を感じました」とコメント。
福田は「1年間見守ってきてくださったみなさんも卒業式に出席している気持ちで、みんなの卒業の姿を見届けてもらえたらうれしいです」と伝えました。
同時の上映の「ホッパー1のはるやすみ」について山口監督に本作ができた経緯などを質問すると「台本上では『ホパホパ』とケミー語が書いてあって、注釈で日本語を載せてもらっていたのですが、ケミーたちの撮影もしてケミー語でのアフレコもやって、せっかくなので日本語でもアフレコでやってもらおうとなって録りました。
おまけとか特典にしようかなって思っていたら、偉い人(プロデューサーなど)に日本語の方がおもしろい!って言われて日本語吹き替え版になりました」と、プロデューサーらのお墨付きもあり当初はケミー語での上映予定だったところ日本語吹替版になったことが明かされました。
さらに「ケミー語もどこかで見れるかな!?」とコメントし会場からも歓声が起こりました。その様子に本島も「ホッパー1のかわいさを本当に感じました!一生(ホッパー1を)手放したくないって思いました!」と宝太郎とホッパー1の絆を感じさせるコメント。
さらに、本作の敵・ウロボロス役を演じている杉田智和は山口監督が「魔進戦隊キラメイジャー」からの仲でもあり、テレビシリーズでもケミーとしてテンフォートレス役も演じているので、山口監督がそれだけではもったいないと思い、ウロボロスもやってもらうことになった出演の経緯が明かされました。
予告動画で話題になった、ミナトと鏡花の結婚について質問されると熊木が「予告に出てきてびっくりしたと思いますがどんなシーンになっているのか楽しみにしてほしいです。ミナトと鏡花だけじゃなくてその周りにも注目してほしいです」と隅々まで見てほしいことをアピールしました。
本作、卒業式の1日をタイムループする話でもあるため、作品のテーマに沿って繰り返したい時間を質問すると、本島と藤林が同時に話しはじめお互いに「ガッチャ期間中?」、「朝?」、「バス?」と口を揃えて回答していき本人たちも驚きながら「ロケバス」と答えていくも回答が分かれたところで、
最初に藤林が「朝日が昇るのを見るの好きだったんです。早起きにしか見れない特権だし、毎朝昇っているのを見ると今日も1日頑張ろうって元気になれるし、毎日見てる光景だけど毎日違う空模様で朝日がすごく好きでした」と朝日が昇る瞬間をロケバスの中で見るのが好きだったと撮影期間中を懐かしみました。
同じくロケバスと答えた本島は「ロケバスでの時間が好きでした。朝(ロケバスの中で)台本を読みながら、今日はどうなるんだろうって思って、現場だと台本以上の予想外ことが起こったり、お互いの芝居に対して考えたりするのが好きでした」とロケバスの中でその日の撮影のイメージトレーニングなどをしていたことを明かしました。
安部は「私、寝るのがすごい好きで」と話すとすかさず藤林が「ロケバスで?」と続け、さらに藤林はロケバスの中で共演者の寝顔写真をたくさん撮り寝顔写真集なるものが作れると安部や本島、熊木ら共演者の寝顔写真をたくさん持っていることを明かしました。
山口監督は「お風呂に入るのが大好きでカモミールの入浴剤が好きです」と明かし、それぞれの繰り返したい時間がロケバスの話になりながらも笑いの絶えないトークが繰り広げられました。最後に本島と藤林からご挨拶。
藤林は、「これがガッチャードか!と今後もこうあり続けたいです。この空気を(みなさまが)忘れずにいてくれたらうれしいです。みんなの仲の良さが伝わったね」と舞台挨拶を振り返り、
本島は「1年間築いてきた集大成を伝えたいです。この映画を通して卒業は悲しいものじゃなくて、一歩前に進むものなんだって作品を見終わってから思ってくれたらうれしいです」と語り舞台挨拶は幕を下ろしました。
Vシネクスト『仮面ライダーガッチャード GRADUATIONS/ホッパー1のはるやすみ』作品情報
2025年2月21日(金)から期間限定上映
Blu-ray&DVD:2025年6月11日(水)発売
ストーリー
ついに、宝太郎や九堂りんねたちが、富良洲高校を卒業する日がやってきた。
学園生活や、錬金アカデミーでのかけがえのない思い出を胸に、彼らは卒業式を終え、新たなる道へと向かっていく……はずだった。
突然、同じ時間が繰り返し流れ、宝太郎たちは、そのループから抜け出せなくなってしまう。
この状況を認識しているのは、なぜか黒鋼スパナただひとり。
異常な現象が発生した理由は、いったい何か。
時間の流れを操っているのは未知のケミーなのか、それとも?
やがてスパナが、そして宝太郎たちが辿り着いた、驚愕の真相とは!?
STAFF
原作:石ノ森章太郎
脚本:大西雄仁
監修:内田裕基
音楽:高木 洋
アクション監督:福沢博文
監督:山口恭平
主題歌:「GRADUATIONS」BACK-ON(avex trax)
配給・発売・販売:東映ビデオ
CAST
本島純政
松本麗世
藤林泰也
安倍 乙
富園力也
熊木陸斗
福田沙紀
加部亜門
天羽尚吾
松澤可苑
鈴木浩文
タカハシシンノスケ
■声の出演
福圓美里
檜山修之
岡本信彦
高橋李依
杉田智和
阿澄佳奈
高岡 香
小西克幸