「キミの心もキラッキランランになってください！」『プリキュア』シリーズ第22弾『キミとアイドルプリキュア♪』オンライン記者会見　松岡美里さん、髙橋ミナミさん、高森奈津美さんがその意欲を語り尽す！

アイドルはかわいいだけじゃない

続いてマスコミからの質問コーナーへ。

Q.実際に演じられてみて感じられる、アイドルとプリキュアの共通点を教えてください。

松岡さん「元気をもらえるし、元気をあげることができる存在であるという点は、プリキュアとアイドルって一緒だなって。それと応援している時に、応援している側もキラキラした気持ちになれることが、アイドルもプリキュアもそうだなって、個人的に感じております」

髙橋さん「プリキュアもアイドルも、お互いがすごく必要な存在。プリキュアたちが“キミのために”誰かを助けたいという気持ちでいることと同じように、アイドルも応援してくれるファンがいるからこそ、素敵な想い出を一緒に作ることができる。誰かがいないとできないことだなって思っています」

高森さん「プリキュアたちはキラキラしたイメージがありますが、それだけじゃなく、壁にぶつかって悩んで、それを乗り越えて強くなって、輝いていく。その姿はとても似ていると思います。私自身、ものすごくストイックに、苦しみながらも、自分の壁を乗り越えて、ステージで輝いているアイドルさんを見ていると、推したくなります。等身大の女の子が頑張って輝いている部分が重なるのかなって思いました」

また、声優としての仕事とプリキュアの共通点について問われると、「確かに！」と松岡さん。「事務所宛にお手紙をいただくことがあるのですが、そのお手紙を読むと自分の気持ちが復活していくんです。私のこころに栄養が蓄えられるような感じで、『もっと頑張るぞ！』と思えるんです。見てくれている、応援してくれるキミがいるからこそ、頑張れる。その点はプリキュアと共通しているのかなと思いました」。

髙橋さんは、「プリキュアは普段の姿とは別の姿で活動しているじゃないですか。声優もキャラクターに声を当てることで特別な存在になれるんです。でも、普段は本当にただの人なので……（笑）。そういうところは似ているかもしれません」と、自身の体験を交えて語りました。

声優という仕事とプリキュアの共通点について語る中で、高森さんは「変身してる気持ちになれるもんね」と頷いていました。また、「命を吹き込むときは普段の気持ちとは全然違うものですか？」という質問に対しては、松岡美里さんは次のように答えました。

「全然違いますね。キャラクターに勇気をもらって、普段の自分では絶対に出せないような力を一緒に出すことができます。普段の自分とは全然違う存在になれているなって感じています」

さらに、アイドルが戦う姿については、「お楽しみにという感じです。とってもカッコいいです！ アイドルはかわいいだけじゃないなって思っていたんですが、まさにそういう戦いシーンです」と付け加え、作品の見どころをアピールしました。

Q アイドルがモチーフのプリキュアの魅力を教えて下さい。

高森さん「私がこの作品に参加させていただき、いろいろなスタッフさんと一緒にモノを作り始めて感じているのは、今回の作品が『アイドルコンテンツをやるプリキュア』ではなく、『アイドルプリキュア』をやるんだということです。言語化は難しいのですが、私たちはアイドルコンテンツをやっているわけではなくて、アイドルプリキュアというプリキュアをやるんだと思っています。これまでのプリキュアのチームが、真剣にアイドルの魅力をプリキュアの中に取り入れ、ひとつの新しい形を生み出そうとしていることに、熱さを感じています」

Qアイドルプリキュアを演じるにあたって用意したことはありますか？

松岡さん「アイドルの映像をいっぱい見ました！　パフォーマンスの部分を勉強しつつ、ステージを見ている観客の方たちの笑顔にも注目しながら見ていました。その中で、いろいろな推し方・楽しみがあることを知って。キミも、自分なりの楽しみ方を見つけてくれたらなって思っています」

髙橋さん「私はもともとアイドルがすごく好きなんです。アイドルのライブに行った帰り道は、行く前よりも元気で、アイドルからパワーをもらっているなと感じています。それのおかげで日常生活を頑張れているところがあったので、私がアイドルからもらってきた気持ちをテレビの前のキミに伝えられたらいいなって思っています」

高森さん「私もアイドルさんの動画を見るようになりました。それと、こころちゃんが決まって、ダンスレッスンの体験を初めて受けてみました。ダンス経験は仕事の範囲でしかなかったんです。（先生に）どうしてダンスレッスンを？と聞かれて、運動不足で……と（笑）。踊ることで、少しはこころちゃんの気持ちが分かるかなと思って。まだステップを踏んだくらいなので、こころちゃんには届かずですが、（キュアキュンキュンを見て）あとで本物のこころちゃんに裏で教えてもらおうと思います！」