「キミの心もキラッキランランになってください！」『プリキュア』シリーズ第22弾『キミとアイドルプリキュア♪』オンライン記者会見　松岡美里さん、髙橋ミナミさん、高森奈津美さんがその意欲を語り尽す！

『プリキュア』シリーズ第22弾『キミとアイドルプリキュア♪』（『キミプリ』）がABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネットにて2025年2月2日（日）朝8時30分よりスタート！

放送に先駆けて、1月25日（土）、『キミプリ』のオンライン記者会見が行われ、キュアアイドル／咲良うた役・松岡美里（まつおか みさと）さん、キュアウインク／蒼風なな役・髙橋ミナミ（たかはし みなみ）さん、キュアキュンキュン／紫雨こころ役・高森奈津美（たかもり なつみ）さんが、意気込み、喜びを三者三様のキラッキランランな表情で語りました。また、1月26日（日）にプリキュア公式YouTubeチャンネルで、キュアアイドルのソロステージ曲「笑顔のユニゾン♪」が公開されること、プリルンを南條愛乃さん、メロロンを花井美春さんが演じることが発表されました。

本稿では、その模様をまるっとお届けします。

シリーズ最強の輝きを放つ作品にしていきたい

会見がはじまると、まずはABCアニメーション・西村舞音（にしむら まいね）プロデューサーが挨拶。

「プリキュアシリーズは毎年新しい挑戦をしてきました。今作のテーマは『アイドル』です。皆さま、アイドルと聞いてどんな想像をしますか？ 　いろいろな想像を巡らせる方がいらっしゃると思いますが、今回、私たちが伝えたいアイドルとは“キミと一緒に輝くことができるアイドル”です。となりで一緒にステージに立ってくれるキミがいるから。目の前で応援してくれるキミがいるから。私は輝くことができる。そして、その輝きは一方通行ではありません。キミからもらった輝きを、私も君に返していくことで、キミと私が照らし合っていく。そんな全てのキミと私がキラッキランランになれるような、『キミとアイドルプリキュア♪』。シリーズ最強の輝きを放つ作品にしていきたいなって思っております」

キュアアイドル、キュアウインク、キュアキュンキュンのサプライズステージなどを挟んで、キュアアイドル／咲良うた（さくらうた）役・松岡美里さん、キュアウインク／蒼風なな（あおかぜなな）役・髙橋ミナミさん、キュアキュンキュン／紫雨こころ（しぐれこころ）役を演じる高森奈津美さんとプリキュアたちが登場。今日がプリキュアたちと初対面だったという3人。嬉しそうな表情で、それぞれ名乗りを披露すると、司会者から質問が投げかけられました。

Q.『キミとアイドルプリキュア♪』でプリキュアを演じることになった気持ちを教えて下さい。

松岡さん「プリキュアに自分が声を吹き込めるっていうことが、ずっと信じられなくて……。サプライズで発表していただいたんです。実は私、今『わんだふるぷりきゅあ！』にも出演させていただいておりまして（キラリンウサギ役）、その収録終わりに初めてライブに伺って、本当に信じられなくて、びっくりしすぎて、気づいたら涙が溢れていました。

小さい頃からずっと『プリキュア』を見ていて、自分にとって憧れの存在だったので、大人になってそのプリキュアになれるなんて、幸福感でいっぱいです。今もこうして話しているだけで興奮してしまうくらい、本当に嬉しいです！　家族にも報告したところ、みんなバンザイしてくれました（笑）。家族にも朝早くに起きてもらって見てもらおうと思っています」

髙橋さん「念願のプリキュアでした。私もサプライズで教えてもらい、事務所の人たちも“おめでとう！”とみんなから祝福していただき、（その光景を）見ていたら泣いてしまいました。念願のプリキュアに声を、命を吹き込むことができるんだなと思うとすごくワクワクしました。

あと、私はず〜っと、ず〜っと『プリキュアになりたい』っていろんなところで言い続けてきたので、今回の出演が発表になった時、本当にたくさんの方からおめでとうの言葉をいただきました。声優の友だちだけでなく、連絡先を知らない方まで、人づてにおめでとうという言葉をいただきました。私がプリキュアになりたいことがどこまで伝わってたのかしら？と改めて思ったくらいです（笑）。

『プリキュア』は私にとって本当に特別な存在なんです。人の心の支えになる存在だとずっと思っていました。私自身も、誰かの、キミの心の支えになれる役者に役者になりたいと思っていたので、今日こうして発表できたことにも感謝しています。嬉しいです！」

高森さん「おふたりの話を聞きながら、もう泣きそうです……！ （笑）私もサプライズで出演を教えていただいたとき、信じられない気持ちでした。実は以前、『デリシャスパーティ♡プリキュア』で妖精のコメコメ役をやらせていただいたんです。その記憶がまだ新しかったので、まさかという気持ちがあって。実感がまだ湧かないままこの場にいるんですけど、初めてオンエアーを見るまで、もしかしたら実感が沸かないのかもしれません。でも今日はじめて、キュアキュンキュンをはじめとした（プリキュアの）3人と会えて、私キュアキュンキュンかもしれない！と思っています！」

Q「ご自身が演じるキャラクターの魅力を教えて下さい」

松岡さん「うたちゃんは、その場の気持ちを歌にしてしまうような、とにかく歌が大好きな女の子。そのときの楽しい気持ちやちょっと悲しい気持ち、その瞬間を大切に生きている子です。ちょっとだけお調子者になってしまう瞬間もあって。コロコロと変わる表情や感情がとっても魅力的です。彼女の中にはキラッキランランなものがいっぱい詰まっているなって感じております。そんな彼女の魅力を、キミにもたくさん届けられたら嬉しいです。ぜひ受け取ってください！」

髙橋さん「ななちゃんはとっても真面目な女の子で、だからこそ、たくさん考えてから行動するタイプです。私も見習わなくちゃいけないなって思う時がたくさんあります。だからこそ、彼女が一歩踏み出すときには相当な覚悟を感じます。毎回、心を込めながらお芝居をさせてもらっています。

また、ななちゃんはピアノが得意なんです。その奏でる旋律を私自身も早く聴いてみたいと思っています」

高森さん「最初にキュアキュンキュンという文字を見たときにも、イラストを見たときにも感じましたが、すごくかわいい。とにかくかわいい子なんだ！と思っていました。それでいざ、こころちゃんとして現場に入った時に、“こころの心は侍です”と言われました。それで“はい……”と。その言葉を聞いて、声自体は最初から変わっていないのですが、私の心持ちが変わりました。硬派でストイックで、という部分は忘れないように心がけたいと思っています。プリキュアの姿を見て、すごく可愛くて、もしかしたらちょっとあざとい？と思われているところがあるかもしれませんが、むしろそのギャップがすごくかわいくて、たまらないなって。早くその侍な部分を皆さんにお見せしたいです。キラッキランランなギャップを楽しみにしていただきたいです」

また、司会者が「松岡さんとうたちゃんはよく似ているように思います！」とコメントすると、「嬉しいです！　私もよく道端でひとりで歌っているので、一緒かも？」と笑顔で松岡さん。キュアアイドルとハイタッチして「いっぱいファンサしてくれて嬉しい〜！」と喜びました。

Q.高森さんが演じられるこころの口癖「心キュンキュンしてます！」にちなんで、高森さん自身が心キュンキュンしたことを教えて下さい。

高森さん「私たち3人で、出演発表前にお祝いをしようという話になったのですが、なかなか外でお話できることではなかったので（笑）、我が家に集まっていただいて、たくさんのお菓子を持ち寄ってパーティーをしました。たかみなは、“私たちおめでとう”というケーキを買ってきたんです」

髙橋さん「ケーキ屋さんに気づかれてはいけないと思って、“私たちおめでとう”と書いてもらったんです。お店の方には、何のお祝いですか？と聞かれて、良いことがあったんですと。我慢していました（笑）」

高森さん「美里ちゃんもたくさんお菓子を買ってきてくれて、私たちでこじんまりとおめでとうパーティをしました。私は身内でおめでとうパーティーをすることは初めてで、すごく楽しかったです。良い座組だなあってその時から感じました。誕生日のようにろうそくを消すところを動画に撮りました（笑）」

Q.髙橋さんが演じられるキュアウインクの決め台詞の中に、一歩踏み出すというものがあります。髙橋さんが「一歩踏み出したこと」を教えて下さい。

髙橋さん「プリキュアになれたこと、『プリキュア』に出演できたことが私の中での一歩です。『プリキュア』に出演したすぎて、『プリキュア』の収録の時間を一生NGにしていたんです。決まってはいないけど、決まるかもしれないと思い、毎年ずっと、そこを空けていたんです。本当にそこが『プリキュア』の収録で埋まって……スケジュール帳にプリキュアの収録が書き込まれているのを見るたびに、埋まってる〜！と感動します」

Q.松岡さん演じるうたはプリルンと出会うことでキュアアイドルに変身します。松岡さんにとってのアイドル的存在を教えて下さい。

松岡さん「いっぱいいるけれど……私には年の離れた妹がいて、いまだに妹の写真を妹の写真をいまだに眺めてしまいます。小さい頃の写真も、今の写真も、時には拡大してじっくり見たりします（笑）。妹の写真を見ると元気が出て、今日も頑張ろうって思えるんです。だから、妹は私にとってずっとアイドルです。とにかくかわいく生きていてくれる。本当にアイドルだと思います」

ちなみに、妹さんからファンサを受けることもあるんだとか。「めちゃくちゃありますよ！ 誕生日の時なんかは『お姉ちゃん、お誕生日おめでとう！ 大好きだよ！』って言ってくれます。最高です！（笑）」。