
「これから一緒に歩んでいけるんだなと感じて、とても嬉しかったです」East Of Eden 1stアルバム「The First Eden - Seeds Of Hope」Ayasaさん×湊あかねさん×MIZUKIさん×MINAさんが語る新たな一歩
5人の個性が共存した奇跡の女性ロック・バンド、East Of Eden。異なるルーツを持つ5人が奏でる、メタルを軸としたロック・サウンドは多くのファンを魅了してきました。
そして2025年3月12日(水)、待望の1stアルバム「The First Eden - Seeds Of Hope」がリリース! アニメイトタイムズではリリースを記念して、バンドメンバーのAyasaさん、湊あかねさん、MIZUKIさん、MINAさんにインタビューを実施。
アルバムの魅力はもちろん、ベーシストにMINAさんを迎えるなど新たなスタートラインに立ったEast Of Edenのバンドサウンドについてお伺いしました。
East Of Edenメンバーは、いつ、どうやって練習している? アルバム収録楽曲の中から選ぶ、メンバーのお気に入り楽曲とは? 新体制となったEast Of Edenの魅力がたっぷりと詰まったインタビューをお届けします。
インタビューと同時に公開された、新規撮影のビデオメッセージとあわせてお楽しみください!
タイトル『The First Eden - Seeds Of Hope』に込めた想い
──アルバムタイトル『The First Eden - Seeds Of Hope』には、どのような想いが込められているのでしょうか?
Ayasaさん(以下、Ayasa):まず、「The First Eden」というタイトルについてですが、今後もアルバムをリリースしていくことを考えたときに、ナンバリングシリーズとして積み重ねていけるようにしたいと思ったんです。数字を入れたタイトルにしたいと考えて、「1つめの楽園」という意味を込めて「The First Eden」としました。
「Seeds Of Hope」に関しては、実は裏話があって。最初は「Shooting Star」というタイトルを考えていたんです。「Shooting Star」は、MINAちゃんが加入して初めてお披露目した曲でもあるので、このアルバムの象徴的な存在になると思っていました。
でも、制作のタイミング的に「Shooting Star」をアルバムタイトルにするのは、曲名が先行してしまうため難しくて。そこからスタッフさんと、再度話し合って考えました。
──なるほど。
Ayasa:これまでに「Forbidden Fruit」というタイトルで、2枚のアルバムをリリースしているのですが、その“果実”を自分たちで消化し、ライブなどを通じてファンのみなさんに昇華していただきました。
これまでの「果実」とは異なり、今回は「まだ成長途中の種」のようなイメージです。これから芽を出し、大きな夢へと成長していく。そんなテーマと想いを込めて「Seeds Of Hope」というタイトルをつけました。
湊あかねさん(以下、湊あかね):1枚目で「種をまいた」ということは、2枚目では芽が出るのかな。
Ayasa:芽が出るかもしれないね!
湊あかね:そのあとは花が咲いて、
MIZUKIさん(以下、MIZUKI):樹になって……
Ayasa:また新しい果実が実る、と。
MIZUKI:それでまた種が落ちて……
Ayasa:永遠に続くね(笑)。それこそ『シン・エヴァンゲリオン劇場版』みたいにリピート記号がつくかも。
MIZUKI:ゆくゆくは「シン・エデン」とかになるんじゃない?(笑)
Ayasa:「シン・エデン」! 「シン・Seeds Of Hope」とかもいいかも!(笑)
MIZUKI:『エヴァ』好きすぎるやろ!(笑)
Ayasa:「序」「破」……って、続けていこう。
──MINAさんは、East Of Edenとして初めてのアルバムリリースとなりますが、タイトルについていかがですか?
MINAさん(以下、MINA):私にとっては、このアルバムがEast Of Edenのベーシストとしての正式な一歩目なので、「Seeds Of Hope」というタイトルが温かく感じました。スタートラインに一緒に立たせていただいて、これから一緒に歩んでいけるんだなと感じて、とても嬉しかったです。
Ayasa:「破」からじゃなくて、「序」からスタートだね。……ごめんなさい、まだ『エヴァ』を引きずってて……(笑)。
──(笑)。みなさんで一緒にスタートする、という意味も込められているのですね。