
「終わってしまうことがとても寂しい、もっと演じていたかったなという気持ちが大きいです」──『プリンセッション・オーケストラ』風花りり/プリンセス・ネージュ役 伊藤美来さん【最終回カウントダウンインタビュー】
2025年4月より放送が始まり、世代を超えて大きな注目を集めた“ポップソング・ファンタジア”『プリンセッション・オーケストラ』。2026年3月29日に放送される第48話にて、最終回を迎えます。
アニメイトタイムズでは、プリンセスとともに一年間を駆け抜けたキャスト&スタッフ陣にインタビューを実施。本稿では風花りり/プリンセス・ネージュ役 伊藤美来さんのテキストインタビューをお届けします。
憎しみと悲しみの連鎖から解放されたりり。強く可憐な少女の想いと伊藤さんの声が重なり広がる輝きに、最後まで注目です。
「終わりたくない!」
──『プリンセッション・オーケストラ』の物語を駆け抜けた感想をお聞かせください。
風花りり/プリンセス・ネージュ役 伊藤美来さん(以下、伊藤):りりは中盤からの参戦でしたが、私にとっても素敵な思い出と学びがあった時間だったので、今は終わってしまうことがとても寂しい、もっと演じていたかったなという気持ちが大きいです。終わりたくない!
りりたちも含めてオルケリアのみんながここまで色んなことを乗り越えて成長した姿をみて、親的目線で嬉しくもなっています。
──これまで放送されたお話で、印象に残っているエピソードやシーンを教えてください。
伊藤:やはり第34話から第35話です。りりの過去が暗く印象的に描かれていたところから、トーマとの絆で花の騎士からプリンセスに変身する姿は「待ってました!」とわくわくと感動が押し寄せてきました。
実際にこの日をずっと夢みてアフレコを進めてきたので、変身シーンを演じられた時もとても感慨深かったです! 放送も配信で何度も見てしまいました。
──本作のアフレコや楽曲のレコーディングはいかがでしたか?
伊藤:アフレコは、私がメインで参加したころにはもうスタジオの温かい空気感が出来上がっていたので、行く前はすごく緊張していたのですが、すぐに仲間に入れた記憶があります。ここまでアリスピアを守ってきた3人の絆はアフレコ現場でも発揮されていて、私も一緒に頑張らなきゃ!と思いました。
レコーディングは、楽曲の強さとプリンセスならではの気高さもあり、難しくはあったのですが、楽曲の力とあかりん(鬼頭明里さん)の歌声に引っ張ってもらいながら、楽しみつつ進んでいきました!
──トーマとの回想での明るい表情、花の騎士・ピュリティとして目覚めた直後のクールさ、プリンセスとなって以降の陽ノ下なつに心を開いていく姿と、ネージュは大きく印象が変化していると感じました。こうした変化を演じるうえで、役作りや演じ分けで特に意識した点を教えてください。
伊藤:序盤は歌や楽しいことへの憎しみが強かったので、見ている方にもりりの悲しみが連鎖するくらいの暗さを意識していました。そこで年齢感が上がっていかないようにも気をつけていました。
なつのことは「みなもたちのそばにいる人」と、りりの中で薄い存在だったのですが、なつのかけてくれる言葉やなつの作った楽曲を聴いて、りりたちの中でプリンセスとして一緒に戦うことへの一歩を踏み出すことができたのだと思います。特に水族館のお話はツンデレ感があって可愛いりりがみれて嬉しかったです。
りりは心を開いたら年相応の明るく歌や踊りが好きな子なので、後半はしがらみも無くなり思い切り素直になっていくことを考えて演じていました。
──クライマックスに向けて加速する物語の見どころを教えてください。
伊藤:アリスの存在、キャロルの広がりや、変わってしまったナビーユなど、ここからもまだまだ見どころがたくさんあるので、どのシーンも見逃さないで楽しんでもらえたらと思います。特にずっと側にいたナビーユとプリンセスたちの対峙には、胸を締め付けられるものがあり手に汗握る展開です。
また、ヴィオラとネージュは赤の女王側のバンドスナッチとは絡みがなかったので、後半にかけて元悪役同士がどう共闘するのかも注目です!
──最後に、ファンのみなさまへのメッセージをお願いいたします。
伊藤:一年間応援していただきありがとうございます。
これまで色んな経験をして成長を続けてきたプリンセスたち、そしてなつ。そんなみんながそれぞれの想いをひとつにし、ここから何よりも大きい敵に向き合い立ち向かう姿を、最後まで見届けてください。みんなの応援よろしくお願いします!
【構成:西澤駿太郎・岩崎航太】































