マンガ・ラノベ
『REBORN(リボーン)』沢田綱吉が持つ“ボス適正”とカッコよさ【考察】

なぜ我々は“ダメツナ”こと「沢田綱吉」をボスとして認め尊敬するのか──『家庭教師ヒットマンREBORN!』ボンゴレX世のカッコよさについて名場面を振り返って考えてみた!

ツナの“ボス適正”が現れるシーンをプレイバック!

「ジ・エンド・オブ・俺…」導火線を握りつぶして消火!

標的2(アニメ第2話)で描かれた、後のボンゴレ10代目嵐の守護者・獄寺隼人との戦闘時の出来事。ボンゴレ10代目の座をかけた(本当はツナの実力を試すための)戦いは、獄寺の代名詞となるダイナマイトの初披露回でもありました。

怒涛のボム攻撃に対し丸腰のツナは逃げるほかない状況に……。しかしついに行き止まりに追い込まれたツナの脳天に特殊弾が直撃。“死ぬ気弾”で死ぬ気モードとなったツナは導火線の火を握りつぶすことで活路を見出します。

その無茶苦茶な戦闘スタイルに動揺した獄寺は、この時点では未完成の「3倍ボム」を起動しますが、なんと足元に自身のボムがポロリ。短くなっていく導火線を眼の前に「ジ・エンド・オブ・俺…」と命を諦めます……が、ツナは獄寺の周辺のダイナマイトも消火!

本来であれば自身の周りのボムだけ消火し、獄寺の自爆を待てば勝負アリのハズ。しかしツナは身を挺して(獄寺談)消火活動を行ったのでした。

自分だけでなく相手の身も守ったツナ。その姿勢に感激した獄寺は「あなたこそボスにふさわしい」と態度を改め、その後はツナを「10代目」と呼び慕うこととなります。

「こいつにだけは勝ちたいんだ」

標的25(アニメ25話)では、六道骸との決戦に臨もうとするツナの姿が。自らの目的を達成すべく、ツナの体を乗っ取ろうとする骸。そのために敵味方関係なく傷つける骸に対し、ツナも恐怖を覚えますが、リボーンが喝を入れます。

「おまえが気持ちを吐き出せば それがボンゴレの答え」。ボンゴレ10代目として、自身のファミリーをも毒牙にかけられたツナの答えは「こいつにだけは勝ちたいんだ!!!」。

秘密兵器である特殊弾もない状況で見せたツナの覚悟。それがトリガーとなり、マユとなっていたリボーンの相棒的ペットのレオンが羽化! ツナの武器となるXグローブ(毛糸の手袋)と小言断を吐き出し、超死ぬ気モードへの覚醒を促しました。

「お前に9代目の跡は継がせない」

標的55(アニメ55話)では、リング争奪戦に身を投じるツナたちが描かれました。

壮絶なリング争奪戦の最中、ヴァリアーのボス・XANXUSの策略によってゴーラ・モスカの原動力とされていた9代目。リング争奪戦を“9代目の弔い合戦”とすることで、XANXUSはボンゴレ10代目としての自身の地位を盤石なものにしようとしていました。

“親”である9代目の命と引き換えにボンゴレボスの座を狙うXANXUSに対し、ツナは静かな怒りを携えて──

「いつも眉間にシワを寄せ」「祈るように拳をふるう」

原作漫画第122話「XANXUSの企み」より、ボンゴレⅨ世の発言をピックアップ。ツナの攻撃によって瀕死の重傷を負った9代目が、優しい目で言った一言です。

どこまでも優しく仲間を想うツナを「(マフィアのボスとして)あまりにも不釣り合いな心持った子」「今まで一度だって喜んで戦っていないことも知っている」としながらも「だからこそ」「ボンゴレ10代目に選んだ」と語ります。

歴代ボンゴレボスの中でも穏健派と呼ばれるⅨ世ですが、マフィアのボスであることに変わりありません。ときには厳しい戦いに身を投じ、非情な決断を下さざるを得なかったこともあったハズ。血なまぐさい世界を生き抜いた9代目だからこそ、ツナに温かな光を見たのかもしれません。

さらにその後、第262話「再会」にて10年後の世界に生きるジッリョネロファミリーのγも同じフレーズでツナを語っていることから、ツナがそのスタンスを変えることなくボンゴレ10代目としての生活を送っていたことがわかります。まさにボンゴレX世を象徴する一文と言えるでしょう。


「オレがボンゴレをぶっ壊してやる!!!」

舞台は10年後の未来。過去に戻る手がかりを得るために宿敵・ミルフィオーレファミリーのアジトへと侵入する計画を控えるツナたちは、短時間で飛躍的なパワーアップを望まれていました。

リボーン、そして10年後の世界に生きる雲雀がツナに課したのはボンゴレに伝わる伝説の“試練”。本物の死に追い込まれた状況で試される本当の覚悟──雲雀の匣による「球針態」に閉じ込められたツナは、朦朧とする意識の中でボンゴレの“業”をリングに見せつけられることになりました。

抹殺・復讐・裏切り、そして飽くなき権力の追求……血塗られたボンゴレの歴史を前に発狂するツナ。それでもリングはツナに覚悟を問い続けます。

偉大なる力を得るために偉大なる歴史を継承する必要がある、と説く歴代ボンゴレボスの影。ついにツナはその歴史を「間違い」と一蹴し「こんな力なら 俺はいらない!!」「オレがボンゴレをぶっ壊してやる!!!」と言い放ちます。

組織のボス(候補)としては本来ありえない回答ですが、ツナはやはり「誰よりもボンゴレ10代目」。対骸戦でリボーンが説いたように、ツナの気持ちはボンゴレの答えなのです。素直な気持ちを吐き出し自らの覚悟を見せつけたX世に対し、現れたボンゴレⅠ世は「栄えるも滅びるも好きにせよ」「おまえを待っていた」と語ります。そしてツナはボンゴレの証を継承し、新たな力を得るのでした。

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