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【今週の『ブルーロック』の話題は?】フランス戦終幕! 「DESTNY」<347話>

【今週の『ブルーロック』の話題は?】U-20W杯フランス戦終幕! 潔のラストプレーを阻んだのは、“青い監獄”の哲学⁉ 「DESTNY」<347話>

『ブルーロック』は週間少年マガジンで連載中の、史上最も熱く、最もイカれたサッカー漫画。金城宗幸先生原作、ノ村優介先生による漫画で、世界累計5000万部を突破している話題の作品です。

日本をW杯優勝に導く選手を育て上げるために日本フットボール連合が立ち上げた「“青い監獄”プロジェクト」に召集された300人の高校生ストライカーたちが、世界一のストライカーを目指し蹴落とし合いの選別に挑む本作。現在は、“青い監獄”メンバーがU-20日本代表を乗っ取り、U-20W杯に臨んでいます。

5月28日発売の週刊少年マガジンに掲載された『ブルーロック』第347話「DESTINY」で、第2戦のフランスとの試合が終幕。自分のゴールにこだわった潔や凛の結末が描かれています。本記事では、フランス戦の振り返りと、最新話のポイントやSNSでの反響をまとめました。

 
※本記事には『ブルーロック』最新話(第347話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、週刊少年マガジン未読の方はご注意ください。

 

潔を中心としたシステムで挑むU-20W杯! vs.フランス戦最終話までを振り返る

ナイジェリアに圧勝した日本の次の相手は、優勝候補フランス。「世界英雄大戦(ネオ・エゴイストリーグ)」で共にしたロキとシャルルとの一戦は、奇襲攻撃に手も足も出ず、シャルルの先制弾による1点ビハインドで始まります。

BLUELOCK JAPANの戦術を一手先まで論理でシミュレーションし対応するフランス。その中心にいたのがフランスのNo.2として生きるユーゴーでした。潔に固執し、プレイしながら自分の哲学『適性運命論』を唱え、潔の適性はNo.2だと言うユーゴー。その言葉を跳ねのけるようにNo.1として生きようとする潔でしたが、プレイは空回り。

反対にユーゴーの言葉に感化され、“青い監獄”の哲学を曲げてチームが勝つことを最優先にプレイし始める烏。後半に士道、馬狼、國神、そして乙夜が投入され、烏中心の攻撃にシステムチェンジ。潔は自分の得点能力が期待されていないと悟り、「No.1を喰うコトでしか輝けない」という自分の“適性”に気付き反逆を開始——。

このフランス戦、とくに反響が大きかったのが烏の躍進。絵心は難色を示していましたが、烏を中心とした攻撃は成功し、さらには潔が化学反応を起こしたことのない士道とも共存。“青い監獄”が烏旅人のチームになっていく過程は、見ていてゾクゾクするものがありました。

「世界一のストライカーになる」ことを諦めたくない烏が、今できることとしてNo.2に徹して“青い監獄”を生まれ変わらせようとするその“エゴ”がカッコいい! 決してNo.2でいいと思っているわけではなかったことに、ファンはグッときたと思います。そして切り札として解放された士道も、その士道を喰ってゴールを決めた馬狼も、エゴ全開で奮える展開でした。

物語の本筋からは少し離れますが、凪との別れでメンタルをやられたであろう玲王が、先制点を決められた時にみんなを落ち着かせ、愛空に「御影精神部長」と呼ばれたシーンや、後半から自分と交代で入った國神を応援する千切の姿は、ファンの印象が強かったようで反響が多く寄せられていました。個人的にも、冷静にチームメイトに声をかける玲王は、本来の彼を取り戻しつつあるのかなと嬉しくなったシーンでした。

 

潔と凛の“ツインシュート”の結末は!?

氷織からのパスを左右どちらにトラップしてシュートするか、“運”に賭けた潔。ユーゴーとの“運”決戦に勝ち、ゴールを狙おうとしたところ、そこにエゴ剥き出しの凛が現れ二人同時にシュート——。数々のサッカー漫画で描かれてきた“ツインシュート”でしたが、『ブルーロック』の世界では輝かしい結果には結びつかず試合終了。

神童・ロキ率いるフランスとの力の差を見せつけられ、敗戦。汗だくのブルーロックスたちとは反対に、涼しい顔をしてフィールドを去っていくフランス選手。まだまだ力を出し切っていない様子がうかがえました。

それでも最後ユーゴーに、自分との勝負には負けた“運命”からは逃げるなと煽る潔。「試合に負けたのに……」というコメントも多く、読者の反響に賛否ありましたが、潔が強気でいる限り、U-20日本代表はまだ大丈夫! もっとやれる!と思わせてくれました。

 

“青い監獄”が破綻⁉ 今後、絵心はどのように選手を導いていくのか

フランス戦は今まで絵心の理論で戦ってきたブルーロックスたちに、それだけでは世界相手には通用しない、自分のエゴとは、自分の適性とは、など、いろいろなことを考えさせられる試合となりました。

潔を中心にチームを作ってきたBL JAPAN。フランスに先制点を決められたあと、「自分たちには潔がいる」と言っていたことに危機感を覚えた読者も多かったと思います。潔に依存しているその危うさにいち早く気づいたのが烏。そして“青い監獄”のためにNo.2になる道を選び、新しい攻撃パターンを仕掛け同点に追いつきます。けれど烏の『自己犠牲』というプレースタイルは、“青い監獄”の戦い方として間違っているのではと潔は思うのです。

ユーゴーに「No.2の適性だ」と言われながらも「世界一のストライカーになる」というエゴを曲げずに戦う潔も、自分のゴールを狙うために潔のシュートを邪魔した凛も、“青い監獄”の哲学においては正しい行動。ただそれらは試合に勝つということにおいてマイナスに働いてしまった結果が、このフランス戦でした。エゴも大事ですが、勝たなければ意味がない。結果がすべてなのもサッカーの世界だと思います。

烏の戦術によって生まれたゴールも「自分が望んだものではない」と喜ばず、適性度外視の哲学が“青い監獄”の心臓だと言う絵心。けれど結果的に敗北してしまったことに対して、今どんな気持ちでいるのか、ブルーロックスたちにどんな言葉をかけるのか、そして次のイングランド戦では彼らはどんな戦いを見せるのか……。今後の展開に目が離せません!

 

SIDE-B(ブラツタ)が動き出すか!?

U-20W杯が行われている裏で動き出した、日本フットボール連合会長・不乱蔦主導のプロジェクト『SIDE-B』。あの、凪誠士郎が日本代表に復帰できる唯一の道でもあるこのプロジェクトの始動が描かれたのが半年前の<327話>。そのあいだ、凪が登場していないのです。

次の対戦相手が、ネオ・エゴイストリーグで凪と玲王がいたイングランドということもあり、凪のことが気になった人も少なくないでしょう。この辺りで『SIDE-B』のストーリーが描かれるのでは、と言う声も多くあがっていました。

絵心率いるBL JAPANの敗戦に、陰で不乱蔦がにんまりしているのが想像できますよね。けれどBL JAPANが決勝トーナメントにあがらなければ、『SIDE-B』の勝ち残り2名に与えられる日本代表に合流できる挑戦権は意味がないものに。凪がまた、玲王と、ブルーロックスたちとサッカーをするためにも、BL JAPANにはこの後の試合に勝ってリーグ戦を突破してもらわないといけません。

頑張れ、BL JAPAN!!
 
 

この記事をかいた人

万木サエ
アニメイトタイムズとテーマパーク系雑誌の仕事の二刀流! “好き”を仕事にできる喜びが、今の自分の原動力!
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