
「ずっと確定演出が続いているみたい」声優陣が語る『幼女戦記Ⅱ』の魅力──悠木碧さん、早見沙織さん、小林裕介さん登壇の先行上映イベントレポート
2026年6月6日(土)、新宿バルト9にて、7月より放送となるTVアニメ『幼女戦記Ⅱ』の先行上映イベントが開催されました。
上映後のトークパートには、ターニャ役の悠木碧さん、ヴィーシャ役の早見沙織さん、グランツ役の小林裕介さんが登壇。MCの松澤ネキさんの進行のもと、第1話の見どころや収録現場の裏話、さらに新情報の解禁など、盛りだくさんの内容が繰り広げられました。
本稿では、そんな先行上映会のトークパートをレポートしていきます。
7年ぶりの再集結。「幼女戦記だなって思う」
MCの松澤ネキさんの呼びかけで悠木さん、早見さん、小林さんが登壇すると、会場から大きな歓声が。
2019年の劇場版以来、約7年ぶりとなる今回の先行上映会。小林さんは『幼女戦記』のイベントは初出演であると明かし、悠木さんから「もっと来てほしい。待ってた」と声をかけられていました。
MCから久しぶりの集結について聞かれると、悠木さんは「結構たったなと思いました」としみじみ振り返ります。ただ『異世界かるてっと』で共演していたので、このメンバー自体はあまり久しぶり感はなかったとも話します。逆に、改めて『幼女戦記』のアフレコに臨む際「あっちで仲良くなったから、距離感を離すのが大変だった」と話し、観客から笑いがあがっていました。
続いて話題になったのは、幼女戦記のアフレコ現場の独特な雰囲気について。レジェンド声優たちがキャストに揃っているため、絶対に噛めないというプレッシャーがあると話していました。
一方でアフレコ現場でのエピソードとして、ノイマン役の林大地さんが手作りの切り絵でDVDの返却場所を示したボードを作ってきてくれたというエピソードも披露。「すごい。かわいかった。公式Xに載せてほしい。グッズにして」と悠木さんが力説していました。
「ずっと確定演出が続いているみたい」——声優陣が語る第1話の見どころ
トークは第1話の感想へと移り、冒頭の「ようこそ前線へ」というセリフから始まる掴みについて「かっこいい」と声を揃えた3人。「開始3分でやばいやつらしか出てこない」と悠木さんが語ると、「一番やばいのはターニャ」とツッコまれていました。
さらに「第1期のときに見て面白かったシーンがより濃くなって、惜しみなくやってくれる。ずっと当たり、確定演出みたい」と悠木さんが表現し、ファンにはたまらない内容になっていることをアピールします。
また、トークでは第1話で描かれた新たな部下たちや部隊の変化についても語られました。悠木さんは、かつては部下を切り捨てる判断ばかりだったターニャが、新人たちを見守る立場になっていることに触れ、「時間の流れを感じた」とコメント。
早見さん演じるヴィーシャについては「この状況で普通でいられることがある意味一番怖い」と評され、戦争という極限状態の中でも変わらない精神力にキャスト陣は驚きを見せていました。
一方、小林さんはグランツについて「これだけ貧乏くじを引き続けているなら逆に生き残るんじゃないか」と語ると、悠木さんからは「なんで死亡フラグを立てるんだ!」と即座にツッコミが飛ぶ場面もありました。
ヴィーシャとグランツの食べ物を巡る喧嘩をアドリブでずっとやっていたというエピソードも明かされ、「頼もしい部下たちですよ」と悠木さんがまとめていました。
『幼女戦記』といえば戦場だけでなく、上層部による政治戦や駆け引きも大きな魅力のひとつ。
今季特に注目のキャラクターを尋ねられると、悠木さんはルーデルドルフとゼートゥーアを挙げました。さらに、「かっこいいおじさんを愛しているスタッフが絶対いる」という発言に会場は笑いに包まれます。
おじさんトークはさらに盛り上がり「ゼートゥーアさんのアクスタがほしい」という悠木さんの一言に大きな歓声が上がったり、「おじさん人気投票をやってほしい」という要望が上がったりとキャスト陣は大興奮。「来年のエイプリルフールにはおじさんたちのアイドルグループができているかもしれない」という話も……。
もちろんジョークだけでなく、見どころの1つとして、「おじさんたちをもっと好きになる。戦場だけでなくスーパー政治バトルもしてる」と、第2期の見どころをアピールしていました。
参謀本部からの極秘情報——7月8日より放送開始! OP&ED、ミニアニメ情報も解禁
続いて参謀本部からの極秘情報としてお知らせのコーナーへ。まず『幼女戦記Ⅱ』の放送日が7月8日にAT-X、TOKYO MXほかにて決定したことが発表され、ABEMAとdアニメストアでの先行最速配信も告知されました。
OPは第1期に引き続き、MYTH & ROIDによる『Why?RED induction』。これを聞いた早見さんは「とんでもなくかっこよかった」と興奮気味に語り、悠木さんは「下の音までよく聞こえるヘッドホンで爆音で聞きたい」と話します。他にも「ドライブしたら危ない、滾る」「野性的な高揚感、でも悲哀を込めてる」とそれぞれ感想を寄せていました。
EDはターニャが歌う『Weiter! Weiter!』。レコーディングした悠木さんによると「1期とはこれまでと違うEDになっている。鼓舞して戦わせるという感じではなく、兵士たちの疲弊がありつつ、幼女戦記らしいかっこよさを含ませている」とのこと。「勝利じゃなくて終結へ、今回のテーマは出口。出口が見えない人たちの悲哀」と語ります。一足先に聞かせてもらったという小林さんも「第1期は空を飛んでいる壮大さがあって、今回は地に足をつけたどっしりとした曲」と話していました。
また本編放送後にはミニアニメ『ようじょしぇんき2』の放送も決定、YouTubeでの配信も予定されています。「メンバーが増えている。この画風を見ると安心する」と悠木さん。「意外な話もある。基本はほのぼの」とのことですが、小林さんからは「『ようじょしぇんき』を先に撮っていたら、本編の特大ネタバレを食らったことがある」という驚きのエピソードも飛び出しました。
さらにキービジュアル第2弾も公開。ゼートゥーアやルーデルドルフの姿を見て悠木さんは、「やっぱりこの2人なんだよなぁ。座り方に性格が出る」とコメントしていました。
一連の告知を終え、イベントはいよいよエンディングへ。最後には登壇者それぞれからファンへのメッセージが贈られました。
小林さんは「一話だけでこんなに話せるなんて、(ファンの)期待や(スタッフの)熱い思いがこもっている。アフレコの最中も素晴らしい作品なんですけど、映像や音楽がついてさらにすごいクオリティになっています。おじさま方の活躍がすごくて、しびれる反面、僕ら前線も頑張らないといけないと引き締まりました。引き続き(第2期も)楽しんでほしいです」と話します。
早見さんは「ここからまた再び『幼女戦記』が始まるぞということで、気合MAX状態です。戦いだけでなく、対比されるように日常が映し出される箇所も結構あります。ヴィーシャとしては強く明るくたくましく、ターニャと行動しているので、最後まで楽しんでください」とメッセージを送りました。
悠木さんは「第1期で面白かったなって思うところは第2期でさらに面白くなって帰ってきます。内容が内容なのでいっぱい考えることはあるかもしれませんが、色々な受け止め方があると思います。(キャラクターたちは)一生懸命生きて一生懸命戦っているので、ぜひ見届けてほしい」と語り、イベントは締めくくられました。
[取材&文&撮影・二城利月]
作品情報
あらすじ
ターニャ・フォン・デグレチャフ中佐は、新編されるサラマンダー戦闘団の指揮官に任じられ、再び苛烈な戦線へと身を投じる。臨機応変に編成される戦闘団は見た目こそは精強だが、その実は寄せ集めに過ぎなかった。
これで戦争を戦えるのか?
不条理な現実に吠えるターニャ。追い打ちをかけたのは早すぎる連邦の冬だ。帝国は出口のない泥沼でもがいていた。各国が求めるのは、すべてを終わらせるための圧倒的勝利。
しかし、誰も知らない。
自分達が何を望んで、それが本当は何を意味するのかを。
抗いようもなく、ターニャは激動の最前線に立ち続ける――。
キャスト
(C)カルロ・ゼン・KADOKAWA刊/幼女戦記2製作委員会




























