たかはし智秋さんが、3都市12会場でお渡し会にチャレンジ! 『THE IDOLM@STER RADIO』から生まれたCD「歌道場」発売記念イベントレポート!!
2009年4月12日、声優のたかはし智秋さんが、CDアルバム「歌道場」の発売記念イベントを開催。東京・秋葉原の石丸電気SOFT2、アソビットゲームシティイベントフロア、ゲーマーズAKIHABARA本店、コミックとらのあな秋葉原本店、ソフマップ音楽CD館4Fイベントスペースと、なんと1日で5会場を回るハードなお渡し会を敢行。総勢460人のファンと触れ合い、ポスターを手渡した。たかはし智秋さんは、ゲーム『アイドルマスター』シリーズの三浦あずさ役で知られ、最近では実写劇場版も公開されているアニメ『ヤッターマン』のオモッチャマ役などで注目されている。今回のイベントは、たかはしさんと相方の今井麻美さんがパーソナリティとして、ラジオ大阪ほかで放送中のラジオ番組『THE IDOLM@STER RADIO』から生まれたCD「歌道場」の発売を記念して行われたもの。今回のCDはたかはし智秋プロデュースであり、CDジャケットのコンセプトも“ハイパー・ジューシージャケット・プロデューサー(HJP)”ことたかはしさんが決めたこともあり、今回の発売記念イベントでは彼女が大活躍! この日の5店舗に加え、翌週末の18日には大阪4店舗、19日には名古屋3店舗を回るという、これまでにない規模のイベントラッシュとなった。今回は、12日のラストとして開催された、ソフマップ音楽CD館会場の模様をお届けしよう。
●“チアキんぐ”のサービス精神に脱帽!
イベント開始前には日も暮れ、この時点で丸一日、延べ400人のファンと交流したことになる“チアキんぐ”ことたかはしさんだが、その元気とテンションは一向に衰えない。「ジューシーですか! ポーリーですか!」と定番のコール&レスポンスで客席を盛り上げながら、イベントはスタート。たかはし智秋さんの参加イベントでは定番の、ファン有志から贈られた青い薔薇が、今回の会場にも届いていた。12日には5回のイベントが行われたが、3回、4回と来た人はあまりおらず。一番多かったのは初めてのお渡し会、初めてたかはしさんに会うという人々で、「(PSPで今年発売された)『アイマスSP』から入った新米です!」「来月のライブ必ず行きます!」という声もたくさん聞かれた。そんな中、数人の猛者は「5回全部来た人」にすっと挙手していたのは流石だった。だが、驚かされたのはたかはしさんのサービス精神。会場に集まった1人1人のファンと軽妙に会話をかわし、会場で待つファンをも退屈させないのは流石の一言。口下手な人の話にも、フォローを忘れない。ファンの側も精一杯の気持ちを言葉にして伝えるため、たかはしさんも「みんなが持ち上げてくれるから、逆ホストクラブみたいだよ!」と嬉しそうだった。来月行われるアイマスライブに行けないという男性には「それじゃここで歌っちゃうよ!」とダンスを始めて見せたり、ファンとの会話が盛り上がる中「ちゃんと話したいから音楽下げてくださーい!」とスタッフにリクエストしたり。時には恥ずかしがるファンに「恥ずかしがってないでちゃんと見なよ」とセクシーポーズを決めたりの悪ノリも交えつつ、本当に一人一人のファンと一期一会の気持ちで交流しているのが伝わってくる、とても和やかなお渡し会だった。参加者には「歌道場」のジャケット没カットの超特大ポスターをプレゼント。CDのジャケット候補になったものの、たかはしさんがあまりにもセクシーに写っており、採用されなかったといういわくつきの一枚で、ファンには嬉しいおみやげになったようだった。
●イベント後のコメントを紹介!
ソフマップでのお渡し会終了後、5箇所460人のファンへのお渡し会を終えたたかはしさんのコメントを伺ったので紹介しよう。
──1日終えていかがですか?
たかはし智秋さん:ほんと、あっという間でしたね。460人の方とお会いしたとは思えない感じで。こんなに何ヶ所も1日で回ったんですが、ずっと私のペースでやらせてもらって。もうちょっと話がしたかったのに、私がわーっと喋っちゃって伝えられなかったお客さんがいたりしたら、申し訳ないかなと思ったりもしますね。店舗によって人数が違ったり、時間配分が違ったりもあったので。でも会場でも言ったんですけど、本当に私のほうがお客さんみたいで(笑)、花束をもらったり、きれいですねって言って頂いたり。すごくageて頂いて、何年分かのおほめの言葉をいただきました。ずっとお嫁に行きたいって言ってたんですけど、これだけちやほやしてもらったら、もう平気ですね(笑)。本当にありがとうございましたって気持ちでいっぱいです。女の子のファンも来てくれて。私のファンはみんなかわいいんですよ!!
──今日の衣装は?
たかはしさん:今日というか、この「歌道場」のイベントのために、私が好きなお店でユニフォームとして買ったんです。髪型とか小物は変えるかもしれないんですけど、「歌道場」のイベントは全部これで行きます。相変わらず布は薄いですけど、だんだんあったかくなってきたんで。服のコンセプトですか? うーん……蝶、はばたく、かな。なぜなら、蝶がいるからです!! あとは和系かな。和のテイストで……和蝶です!! 歌道場、蝶のように羽ばたけ!!そんな感じです!
──ジャケットデザインもたかはしさんがされたんですよね。
たかはしさん:はい、ハイパー・ジューシージャケット・プロデューサーとしてやりました。長いんで“HJP”にしてください。(ラジオで一緒にパーソナリティをしている)今井(麻美)さんと一緒にまず「歌道場」ってタイトルを考えて、今までにないジャケットにしたかったんです。私がプロデュースするからには妖艶というか、エロ要素は満載でなければいけない(笑)。今井さんに聞いたら「智秋についてくから好きにして」とご承諾いただきました。まずタイトルから考えると、和のテイストにして、なおかつエロティックでって考えたら、映画の『さくらん』がぱっと浮かんだんです。幾つか案はありましたけど、私の中ではこれ以外考えられませんでした!!
──衣装やメイクにはどれくらい時間かかりましたか?
たかはしさん:衣装の方が時代劇とかも手がけている、すごく手馴れた方だったんです。だから早変えはお手の物で、すぐに着せて頂きました。実は小さなマンションの一室で撮ってるんですけど、そうはとても思えないクオリティで。でも、どんな風になるんだろうと、不安要素もありました。化粧も最、光に当てるときれいでも、当てないとものすごいんですよ。ちょっと表を歩くのは無理な感じですね(笑)。でも、写真になると衣装に負けないメイクで。なかなかできない貴重な経験だと思うので、とても楽しませてもらいました。
──他の会場はどんな感じでしたか?
たかはしさん:会場によっては椅子があって、みんな終わってもずっとそこに座って待ってたので、退屈させちゃいけないと思って。他の方がお渡ししてる間、「今日の服かわいいね、見て!!」ってファンの子を他の人に見せたり。皆さんが暖かいので、私が普段どおりサムい感じで、友達といるみたいに接してしまったので、ファンの方にはお渡し会じゃなくてお晒し会だと言われちゃいました。サムいギャグを無茶振りして、お客さんも無茶振り返ししてくるなど、私の中でいろんなものが戦ってました。私の中のテロリストが(笑)。でもとっても楽しく和やかに5回終えることができたので、よかったです。ほんとにお客さんがあったかくて、私お客一人であとは全員ホストみたいな(笑)。女の子もそうでした。コロムビアさんが寛大なので、他の作品の話なんかもしたりして、ざっくばらんで楽しい……誕生日の人がいたらみんなで祝ったりね。イベントが終わったとき、気がついたらみんな友達……とかね(笑)。そういう空間が作れていたら嬉しいなあと思います。
──5月にあるアイドルマスターライブツアーへの意気込みを伺えますか?
たかはしさん:私は東京のみなんですけど、順番的には最後ですね。名古屋・大阪・福岡とメンバーがあっためてきた集大成になると思います。でも、私にとっては最初のステージなので、どうやってテンションを持っていくか。私自身が高めていくことで温度差を埋められるように、レッスンであったりコミュニケーションであったりを頑張っていこうと思ってます。
──来れなかった人へのものも含めて、最後にメッセージをお願いします。
たかはしさん:何度もいろんな抽選に出して、やっとこのイベントに来れたって言ってくださった人もいました。もし今回外れても、まだいろいろあるから諦めないで! このラジオから今井麻美プロデュースのCDも、今鋭意作成中なので。今井さんがこういうイベントをする機会があるかもしれないし、ひょっとしたら私もついてくるかもしれないし。何かしらあると思うので、自分の運を信じてどしどし応募してほしいと思います。よろしくお願いします!