連続企画(2) 大型ユニット・スフィアから高垣彩陽さんインタ..

怒涛の09年に現れた大型ユニット・スフィアを連続大特集!メンバーの人となりに迫るパーソナルインタビュー 第2回目は高垣彩陽さんが登場!!

 2月15日、『ミュージックレインgirls 春のチョコまつり』にて発表になった寿美菜子さん、高垣彩陽さん、戸松遥さん、豊崎愛生さんの4人が組むユニット・スフィア。

 同期であり、親友である彼女たちの新た可能性と共にファンと一緒に真っ白なキャンバスに大きな円を描いていく。

 今回はスフィアをまとめ、メンバーを引っ張る高垣彩陽さん。2006年にデビューした高垣さんは、『Venus Versus Virus』の名橋ルチア、『S・A~スペシャル・エー~』の山本芽、『true tears』の石動乃絵、『鋼殻のレギオス』のニーナ・アントーク『機動戦士ガンダム00』のフェルト・グレイスなどの数々の難しい役柄をこなし、若手声優陣の中でトップクラスの演技力を持ち、さらなる飛躍を期待される一人。

 何に対しても常に全力投球で向かう、高垣さんの魅力に迫ります!!


●プロフィール
高垣 彩陽(たかがき あやひ)
10月25日生まれ。A型。東京都出身。
趣味:絵を描く事/歌を歌う事/日舞/ミュージカル、オペラ、音楽観賞/可愛い物集め
特技:声楽
代表作:『今日の5の2』(河合ツバサ)『鋼殻のレギオス』(ニーナ・アントーク)『機動戦士ガンダム00』 2ndシーズン(フェルト・グレイス)『Phantom ~Requiem for the Phantom~』(アイン)『ファイト一発! 充電ちゃん!!』(アレスタ・ブランケット)

⇒前回の寿美菜子さんインタビューはコチラ!

●幼稚園の頃は、セーラームーンになりたかったです

――声優さんになりたい!と、目指すきっかけになったことはなんでしょうか?

高垣さん:小さい頃から両親と一緒にディズニーやジブリ等のアニメを観る機会が多く、夢のある世界に密接した形で成長してきました。幼稚園の頃に『セーラームーン』を観て、セーラームーンになりたいと思っていたのですが、小学校に入った頃に、それは叶わない事と知りました。その後に『スレイヤーズ』を観て、リナ(林原めぐみさん)がドラグスレイブを撃つのに長い呪文を唱えるシーンを観て、この人達(声優さん)なら魔法が使えるのだと思い、その夜、自分で呪文を考えて唱える練習をしていました(笑)。その辺りから役者さんという職業を意識し始めました。


――役を演じる上で、気をつけていることはありますか?

高垣さん:アニメーションは日本の文化であり、その尊い作品作りに関わらせていただき、キャスト・スタッフと別れた呼び方をされますが、私自身は作品を創る上でのスタッフの一員だと思っています。声優さんは、キャラクターの声帯であり、キャラクターの心を声にするの事が大切な役割だと感じています。
 私は、役を演じるというより、生きるという言葉を使いたいです。いつでもキャラクターの心に一番近くにいたいです。


――役と一緒に生きていきたいと?

高垣さん:そうですね。役を自分と切り離して考えるのがあまり得意ではないので、その部分をいい意味で“シンクロしてるね”言っていただいているのはすごくありがたいです。ただ、自分の感情と役の感情を混同してしてしまうこともあって、そこは気をつけて、その役の心の動きを感じていきたいと思っています。
 そのキャラクターを任せていただいたからには大きな責任があり、番組が終わっても、担当させていただいたキャラクター、一人一人の存在の責任を背負っていると考えています。それは、とてもありがたい責任であり、これからもその数が増えることは役者として幸せなことだと思っています。なので、その役達に恥じぬように私自身も生きていきたいです」


――今までの役柄で印象に残っているのは?

高垣さん:全部です!それぞれに、出会うまでのドラマがあって、初めての経験があって……ただ役との出会いだけではなく、人生に必要なことだと思うような出会いや、経験をいただくこともあり、一つには絞りきれないです。


●アインと歩むことで、自分の中にあるジレンマを越えたい!!

――4月から放送の『Phantom ~Requiem for the Phantom~』のアフレコはどうですか?

高垣さん:『Phantom ~Requiem for the Phantom~』は、私にとっていい意味での壁だと思っています。作品自体が繊細に作られていて、台本も難しいです。どれだけ自分が、言葉に対して心を込められるのかなと、心と頭をフル回転させています。
 アインは、組織の中で最高の暗殺者の称号・ファントムをもっている少女なんですが、過去の記憶がないので、自分の中にアイデンティティがない。暗殺者として感情を抑制しながら生きている部分があり、その抑制している彼女の気持ちの幅や深さを想いながら、言葉の一つ一つや、心の流れを考えて監督さん達とご相談しながら進めています。自分が核となるキャラクターとして作品に身を置かせて頂いているのは大変ありがたいことで、毎回、お芝居の深さ、難しさ、素晴らしさを痛感しています。気持ちのいい疲労感の中、アフレコから帰っています。アインと歩むことで、自分の中にあるジレンマを越えた先に何か見付けられるのかなと思いながら、一話一話魂を込めてやらせて頂いています。


――夏から放送予定の『ファイト一発! 充電ちゃん!!』はどうですか?

高垣さん:放送はまだ先ですが、お世話になった方々とまたお仕事をさせていただけるので、嬉しく思い、向かわせていただいています。
 充電ちゃんは、人には見えないけれど、人に元気を与えるお仕事です。相手からの見返りを求めずに、尽くして元気を与えていく…それは、とても素敵なことだと思いますし、自分もそうありたいと感じています。
 オーディションの時は、別の役で受けたのですが、その場でアレスタも聞かせてくださいと原稿をいただき、テンパリました。
 最後のセリフを言い終わった後にシーンとなってしまったので、振り返ってみたら、ガラス越しに、監督や音響監督が笑っていらして、ダメだったのかなと思いながら帰ったので、後日、アレスタ役受かりましたと連絡を頂いてビックリしました。アレスタは自分にとって挑戦が多い役柄だと思っています。


●ミュージカル系のボイスレッスンをはじめました!

――他に最近はじめたことなどはありますか?

高垣さん:ミュージカル系のボイスレッスンをはじめました! 大学が音大でしたので、クラシックの声楽は続けていたのですが、それとは違う地声の発声のレッスンも始めました。そうしたら、地声音域の幅が広がったんです。それがすごく嬉しくて、自分自身の可能性が広がって、諦めかけていたことに希望の光が見えてきたかなと。今、歌のレッスンがすごく楽しいです。


――読者の方にメッセージをお願いします

高垣さん:ユニットが始まったこともあり、今まで以上に一つ一つの事柄に厳しく向かって、声優として、職人意識・向上心を高く持たねばならないと思っています。作品を通して、皆様に何か大切なものを感じていいただき、心に残るお手伝いができたらと思っております。これからもよろしくお願い致します。


――最後に、次に登場するメンバーは高垣さんからみて、どんな人ですか?

高垣さん:天真爛漫な女の子です。いつも、自信に満ち溢れていて、パワフル。思ったことややりたいことを素直に口に出来てしまう強さを持っていて、近くにいて眩しいなと思いますし、憧れる気持ちになります。


スフィア デビューシングル「Future Stream」
2009年4月22日発売
1,800円(税込)
発売:ランティス/GloryHeaven

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