映画『女の子ものがたり』出演の大後寿々花さん、波瑠さん、高山侑子さんが『毎日かあさん』でコラボ収録!アフレコの感想や、映画の見所も3人が大激白!
2009年8月10日、都内スタジオにて、TVアニメ『毎日かあさん』(原作・西原理恵子さん)第23話のアフレコが行われた。この出来事は、当Webサイトでも速報としてお伝えしたが、今回は、当日の模様をもう少し詳しくお伝えしよう。
そもそも今回のアフレコは、同じく西原さん原作、実写映画『女の子ものがたり』に出演の、大後寿々花さん(なつみ役)、波瑠さん(きみこ役)、高山侑子さん(みさ役)が参加するコラボ企画。
『女の子ものがたり』とは、西原さんの自叙伝的作品を映画化したものだ。物語は、深津絵里さん演じる高原菜都美を主人公に展開していく。菜都美はスランプ中の漫画家で、毎日がダメダメ。そんな中、上京後は交流もなくなってしまった子供の頃の友達、きいちゃんとみさちゃんのことを思い出していた。そして菜都美(なっちゃん)は、故郷に戻るのだが……。疲れた1人の女性が、再び前向きに向かっていく様を描き、観る者を優しく包み込む1作となっている。大後さん達は、その親友3人組の高校生時代を演じているのだ。
そして『毎日かあさん』は、主人公のかあさん役を森公美子さんが演じ、西原さん自身の家族をモチーフに描かれたファミリーアニメ(テレビ東京系列にて、毎週水曜日19時から放映中)だ。今回は、『女の子ものがたり』の登場人物であるなつみ達が、そのままアニメに登場しているのだ。
この日の会見には、3人がアニメに登場したなつみ達と同じく浴衣姿で登場。そして大後さんはアフレコ経験はあるが、高山さんと波瑠さんは初めてとのこと。だが、大後さんの「アフレコの時は、映画に出てくる3人の仲の良さが、アニメでも出せればなと思っていましたね」という言葉に代表されるように、和やかな収録となっていた模様。
3人が登場するアニメは、9月16日の『毎日かあさん』で放映されるので、お楽しみに。そして映画は、8月29日、渋谷シネクイント、シネカノン、角川シネマ新宿他で全国公開される。過ぎゆく夏を惜しみつつ、優しい気持ちになりたいあなたにオススメ作品だ。
⇒次ページではアフレコを終えた3人にインタビュー!
●3人のアフレコ苦労話!
──アフレコを終えて、率直な感想をお願いします。
高山侑子さん(みさ役):夏祭りで浴衣を着て話すシーンだったんですけど、アフレコは初めてだったので、すごく緊張しました。
大後寿々花さん(なつみ役):アフレコはやったことがあるんですけど、3人で話しているっていうのが新鮮で楽しかったです(笑)。
波瑠さん(きみこ役):私もアニメの声をやるのは初めてで、緊張したんですけども、キャラクターが自分たちに似ていて、嬉しかったです。
──今回のアニメのお芝居で、皆さんが普段している実写のお芝居と“ここは違うな”と感じたところはドコでしょうか?
高山さん:声だけで演技をするというのは、表現としてすごく難しいなって思いました。
大後さん:映像だと、表情だったり行動だったりで気持ちを表せるんですけども、今回は自分の声だけで気持ちを表さないといけないので、やっぱり難しいなと思いましたね。
波瑠さん:声以外に何も見えていない状況で演じるのは、大変で難しいなと思いましたね。声優の方って本当にすごいんだなって思いました。
──収録にあたって、何か他のアニメを参考にしたりしましたか?
高山さん:『毎日かあさん』を観ていました(笑)。(収録は)こんな風なんだなって。
大後さん:去年の冬ぐらいから今年にかけて、アフレコのお仕事をしていたんですが、“滑舌(かつぜつ)”だったりとか、そういう部分が難しいなと思いましたね。参考にしたというよりは、映画の中に出てくるような、3人の仲の良い雰囲気を出せればなと思いました。
波瑠さん:私も参考にするというよりは、映画撮影の時の気持ちを思い出しながら演じようと思いました。
●3人が語る西原ワールドとは!?
──西原さん原作の作品の、アニメと映画それぞれに参加されましたが、西原さんの作品に触れた感想はいかがでしょうか?
高山さん:お話を読んでいるとすごい引き込まれるというか、感動できますね。『女の子ものがたり』もそうだし、『毎日かあさん』もアニメで観た時にポロっと泣いちゃったんで、すごくいい作品だなと思いました。
大後さん:私は普段マンガをよく読むんですが、最近の漫画と違って色の使い方とか印象的ですね。
波瑠さん:絵がカワイイのにストーリーは少し“ひいちゃう”ような生々しいところもあって(笑)、そのバランスがすごいと思いますね。
──今年の夏休みで思い出や挑戦したいことは?
高山さん:去年の夏休みは全然遊べなかったので、今年は夏休み終わりぐらいから花火が地元であるんで、友達と楽しみたいと思います。
大後さん:私は高校に入って友達と遊ぶ機会が増えました。もう夏休みも終わりに近づいてますが(取材時は8月後半)、昔からの仲の良い友達と過ごすことができたらいいなと思います。
波瑠さん:学校の友達と久しぶりに花火大会に行って、盛り上がりました。
●映画『女の子ものがたり』の見所はココ!
──では、最後に、映画『女の子ものがたり』を観ていただく方々に、メッセージをお願いします。
大後さん:やっぱり『女の子ものがたり』は、3人の友情が大事だと思うんです。夢を叶える時に背中を押してくれる友達だったりとか、大切な人だったりとか。観た方も、そういう人のことに気づいてもらえたらなと思います。
高山さん:やっぱり観ていて引き込まれます。面白くて、泣けるところやぐっとくるようなところもあって、色んなことを考えさせられる作品です。
波瑠さん:観て何かを感じ取ってもらえたらいいですね。大人の方には、こんな時代もあったんだって思ってもらえると思うし、若い世代の方には、これを観て、大切にできる友達を作りたいなって思ってほしいです。
>>テレビ東京・あにてれ 毎日かあさん
>>映画『女の子ものがたり』公式サイト