『超・再放送』に『機動新世紀ガンダムX』が登場!高木渉さん&かないみかさんが当時を振り返って語る――「当時の“はりつめた緊張感”を思い出しました!」
WEBサイト『サンライズステーション』で配信中の人気プログラム『超・再放送』。6月25日からは『機動新世紀ガンダムX』をピックアップ! 主人公のガロード・ラン役の高木渉さん、ティファ・アディール役のかないみかさんを迎えての収録現場をレポート!
●収録当時に戻ったように楽しそうな高木さんとかないさん
『超・再放送』とは、過去にサンライズから誕生した名作の映像を見ながら、出演声優がオーディオコメンタリ風にトークを繰り広げる番組。リアルタイムで楽しんでいたファンはもちろん、最近のアニメファンにも作品を知るきっかけになっており、好評の企画となっている。
6月25日からは96年放送の『機動新世紀ガンダムX』が登場。この日の収録では第2話「あなたに、力を…」、第31話「飛べ、ガロード!」を観ながら高木さんとかないさんがトーク。
終了後も交流が続いている高木さんと、かないさんはガンダムXのプラモデルをいじったり、打ち合わせから和やかな雰囲気。まるで当時に戻ったようだ。
●当時の収録現場の様子がリアルに伝わる
まず1本目の第2話「あなたに、力を…」の映像が流れ、お互いのキャラがセリフを発すると恥ずかしがる二人。かないさんが最初のオーディションでは別役で受けたこと、高木さんがシリーズ途中から出てくるキャラクターの役者さんに作品の説明役をしていたことなどを語る。「また音楽がいいんだよね」とBGMに聴き入る場面も。
2本目の31話「飛べ、ガロード!」になると画面に見入ることが多くなる。「演じててグッときた」(高木さん)、「二人の信頼感がすごいよね」(かないさん)と素の言葉が出てくる。また、この時の収録を振り返り、高木さんは「一発勝負」、かないさんも「張り詰めた緊張感が心地よかった」と話した。
●6月25日より配信開始。年末にはDVD BOXもリリース!
2本分の収録が終わっても物足りなさそうな、かないさんは「今度はこの企画を全話やろうよ!」とノリノリ。高木さんにとって「声優人生で大切な作品」という『ガンダムX』。今でも色あせない作品であることを実感できた放送だった。最後は「みんなで同窓会やろうね!」と盛り上がっていた。
この模様は6月25日から『サンライズステーション』にて配信が始まり、1話ずつ2回に分けて配信される。また配信に先駆けた予告編も配信。そして『ガンダムX』のDVD-BOXも年末にリリース予定!今、再び盛り上がる『ガンダムX』に注目だ!
●作品から「信じる力」の素晴らしさを感じてほしい~収録後インタビュー
――まず収録を終えての感想をお聞かせください
かないさん(以下かない):本当に楽しくて、なつかしかったね。
高木さん(以下高木):戻れたね。あの時に。
かない:プチ同窓会みたいな。
高木:14年ぶりにティファと再会できました。
かない:渉とはちょこちょこ会ってたけどね(笑)。
――『ガンダムX』の魅力をあげてください。
高木:いろいろな要素がつまっているからひとことで語るのは難しいなあ。
かない:「信じる力」、「愛と勇気」……すてきな言葉を並べたら『ガンダムX』になる気がする。改めて見直すと心が洗われるような、素敵なお話ですね。
高木:そう! 見終わった後、勇気が出てくる素晴らしい作品です。
●普遍的な人間ドラマと豪華キャスティングを楽しもう!
――年内にはDVD-BOXもリリースされるそうですね
高木:放送でも言いましたが当時、リアルタイムで見ていた人はなつかしくまた見ることができるし、この作品を知らなかった人が今見ても、古く感じられない新鮮さがあります。時代を超えて通じているものがこの作品の中にあふれていると思います。
普遍的な人間ドラマを見ていただいて、たくさんの人に愛していただきたいです。ぜひDVD-BOXをあなたの宝のひとつに。
かない:この『超・再放送』をきっかけに、「『ガンダムX』が見たいな」と思ってくれる人が増えたら幸せです。ただ二人で楽しくおしゃべりしていただけだけど(笑)。
現在、ベテランとして活躍する声優さんもいっぱい出ているし、ぜいたくキャスティングも注目ですよ。いろいろな楽しみ方ができると思うので、まずは見てください!
<TEXT:永井和幸>
>>WEBサイト『サンライズ ステーション』