石井真さん、喜安浩平さん、木村良平さんが登場! 『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』初日舞台挨拶をレポート!
劇場アニメ『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』が、2010年12月25日より上映開始され、池袋・シネマサンシャイン池袋にて初日舞台挨拶を実施された。当日は真壁一騎役の石井真さん、皆城総士役の喜安浩平さん、来主操役の木村良平さんが登壇し、作品にまつわるトークを行なった。
『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』は、2004年に放送されたTVアニメ『蒼穹のファフナー』の劇場版。TVシリーズでは孤島・竜宮島を舞台に、少年たちが謎の存在“フェストゥム”との戦いに巻き込まれていく物語を描き、平井久司氏デザインの魅力的なキャラクターや濃密なストーリー、angelaによる印象的な主題歌などが今なお高い人気を誇っている作品だ。劇場版では木村良平さん演じる来主操を新キャラクターに迎え、TVシリーズで描かれた“蒼穹作戦”から2年後の世界が描かれる。
初回の上映が終わると、大きな拍手の中キャストの3人がステージに登場! 石井さんは『蒼穹のファフナー』関連で挨拶に立つのは(オールナイト上映会に続き)今月で3回目とのことで、「今日いよいよファフナーがスタートです。今日はお祭りの気分で来たんですが、いよいよスタートということで、とにかく今はうれしいの一言で、皆さんにお礼を言いたいと思います」と感慨深げにコメント。喜安さんはまだ実感がなかったそうで、「劇場で見る皆さんの姿を直接見ていないので、まだふわふわしてるんですが、今(石井さんの)コメントを聞いて、初上映なんだと感じているところです。今日はたくさんのお客さんに来て頂いてほっとしています」と語っていた。木村さんは全くの新キャラクターを演じることもあり、「木村良平が出てどんなキャラクターを、どんな芝居を見せるか、皆さん実際に観るまでわからないと思うので、出てくる時はドキドキしました。でも暖かく受け入れてもらえて本当によかったです」とのことだった。
トークでは、とあるシーンを練習中に石井さんが泣いてしまい、本番で泣かないか心配だったというエピソードや、喜安さんが客観的なモノローグを入れる場面でつい感情が入ってしまい、最後に落ち着いてから録り直したことなどが語られていた。舞台挨拶の最後は、石井さんの「皆さんの温かいお顔を見て、安心しました。これからもファフナーをよろしくお願いします!」との力強い言葉で締めくくられていた。劇場版『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』は、シネマサンシャイン池袋ほかで、好評上映中だ。
(取材・文:中里キリ)
>>『蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH』公式サイト