絢爛豪華な新春の宴が壮大に開幕! ネオロマンス・フェスタ「遙か祭2011~初春時代絵巻~」イベントレポート!!
コーエーテクモの女性向け恋愛ゲーム、通称“ネオロマンス シリーズ”で、2010年に発売から10周年を迎えた『遙かなる時空の中で』。昨年は、10周年を記念したイベントが日本武道館で行われたが、それに続くイベント「遙か祭2011~初春時代絵巻~」が1月8日、横浜アリーナで開催された。
今回は、夜の部のイベントの模様をお届けしよう!夜の部には三木眞一郎さん、高橋直純さん、宮田幸季さん、中原茂さん、井上和彦さん、置鮎龍太郎さん、鳥海浩輔さん、花輪英司さん、近藤隆さんに加え、松田佑貴さん、2月に発売される新作ゲーム『遙かなる時空の中で5』より寺島拓篤さん、鈴村健一さん、立花慎之介さん、竹本英史さん、映像バーチャル出演キャストとして関智一さん、保志総一朗さん、石田彰さんが登場するという盛大なイベントとなった。
●キャラ総出演のドラマ&キュンとする愛のメッセージ
オープニングを飾るのは、今回のイベントのために作られたアニメ―ション上映とキャラクターからの愛のメッセージ。『遙かなる時空の中で2』と『~4』のキャラクターによる、会場を訪れた神子(観客)への甘く、熱いメッセージに場内は一気に熱を帯びる。その熱も冷めないうちにドラマパートへ。まずは『~2』のドラマから。札探しのために八葉が力を合わせる必要があるという神子の提案で、蹴鞠をすることになる八葉。始めはなかなかうまく続かないが、段々と息が合ってくる。八葉は、蹴鞠は勝ち負けのない遊びだからこそ、相手がうまく蹴ることが出来るように気遣い、思いやることが大事だと気付く。それはこれから戦う中でも重要なことであると。一方、アクラムはその様子を見ながら、「そのような表面的なことをやろうとも、我には敵わぬ」と意味深なメッセージを残して姿を消す…そんなドラマに続いてはライヴ!アクラム(置鮎さん)の「美しき破滅への凱歌」でダークな雰囲気に包まれるも、続く「水蜜桃の雫絵」(翡翠/井上和彦)が艶やかな雰囲気で会場を満たし、最後は投げキッスのサービス!イサト&彰紋のデュエット「冬空からの贈り物」では、高橋さんと宮田さんが息ぴったりの振付を見せ、明るく可愛い歌声を聞かせてくれた。最後は「未来を結ぶ虹のリボン」を宮田さん(流山詩紋)が元気に歌い上げていた。また、お馴染みのメッセージコーナーでは、『~4』から、葛城忍人(CV:中原茂)、大伴道臣(CV:鳥海浩輔)、柊(CV:三木眞一郎)が登場。最後の戦いを前に神子と共に過ごす者、神子のために戦いから逃げないと誓う者、神子への愛をその耳元で囁く者と、様々な愛のメッセージを語っていた。
●初披露の『~5』ドラマ&大爆笑のクイズコーナー!
今回のイベントでは、『~5』のドラマも初披露された。快活で豪快な龍馬、クールで捉えどころのない雰囲気の帯刀、神子への思い入れが強い桜智、凛とした瞬と個々の性格や口調、4人の関係性が描かれたドラマで、特に桜智の「神子の傍で神子の香りを感じたい…」というような吐息交じりの台詞には会場にどよめきが起こった。初のドラマ披露が終わると、『~5』の世界を知るための幕末クイズコーナーへ。出演キャスト全員が登場し、三木さん、花輪さんの司会でコーナーが進行。「情報屋・福地桜智と親交のあったジャーナリストは?」というクイズに「お札に印刷されている人」と三木さんがヒントを出すが、「富士山」「リンカーン」など的外れな答えが続く。そんな中、置鮎さんが「福沢諭吉」と答えを出し正解。ホッとしたのも束の間、次のクイズでもまるで大喜利のような答えが続き、三木さんが大爆笑しながらステージ上に崩れ落ち、キャストのフリーダムな発言などで収拾がつかないまま、強制的に終了した。
そんな、お笑い?コーナーの後は『~1』よりイノリ(CV:高橋直純)、北斗星君(CV:近藤隆)、橘友雅(CV:井上和彦)の愛のメッセージ。可愛い、クール、セクシーなメッセージにときめきつつ、『~3』のシリアスなドラマへ。兄の理想のために一の谷の戦いに向かう九郎、怨霊を浄化しながら戦いを進めていく神子とリズヴァーン、白龍。激闘の中、後退していく平家側の将臣…それぞれ、自分の信念を貫くため戦う決意をするという切なくも感動的な話に会場からは大きな拍手が起きた。拍手も止まないうちに始まったライヴでは、高橋さんがダンスを披露しながら「月読の残香」を熱唱、ラストに「お前が欲しい」「愛してるよ」と、ドキッとするような台詞を織り交ぜ会場を大いに盛りあげた。
●3月はパシフィコ横浜で!
最後は各タイトルごとのキャラクターによる挨拶があり、一旦はイベントが終了。しかし、会場からのアンコールの声に応え、キャストが再び登場。キャストからメッセージが送られた。寺島さんは「次は8人全員でステージに立てるように頑張ります」と意気込みを語り、井上さんは「メンバーも増え、楽しくなってきました。これからも応援宜しくお願いします」。最後に三木さんが「10年も作品が続いて、仲間も増え、こんな大きな会場でイベントが出来て、今まで多くのファンの方が愛して下さったおかげです。これからも愛して下さい」と締めくくり、これがなければイベントは終われない!とばかりに、会場一体となって「遼遠の旅路を行け」を大合唱。アンコールも終了…と思いきや拍手は鳴りやまず、ダブルアンコール!客席に近い通路からキャスト全員が再々登場、「3月にパシフィコで会いましょう!」という井上さんのメッセージと共に、イベントは本当のラストを迎えた。
1月の「遙か祭2011~初春時代絵巻~」に続いて、2月には『~5』の発売、3月は「遙か祭2011~桜花恋模様~」と、2011年のスタートは『遙かなる時空の中で』一色となりそうだ。
<TEXT:奥村寿代>
>>ネオロマンス オフィシャルサイト
>>ネオロマンス・フェスタ~遙か祭2011~公式ページ
(C)TECMO KOEI WAVE CO.,LTD.All rights reserved.