『東京自転車少女。』今度は“2.5話”ミニドラマが『月刊コミック アース・スター』付録CDに収録――「どんどん仲間も増えて楽しくなってます!」注目の聴きどころは!?
『月刊コミック アース・スター』で連載がスタートされ、『東京』 x 『自転車』 x 『少女』が織り成す新たな視点からのストーリーが話題沸騰中の『東京自転車少女。』。とある理由で離島から東京・練馬の高校に転校してきた主人公・島野いるかを中心に、御洒落な東京ガール・加藤さんや小粋な小江戸っ娘・川越彩果など、個性的なキャラクターが魅力のコミカルな作品だ。
現在発売中の創刊号付録CDには1.5話にあたるミニドラマが収録されており、第2話が掲載される5月号付録CDには2.5話にあたるミニドラマが収録される。
今回はそのアフレコ収録後に取材が行なわれ、主人公・島野いるか役の竹達彩奈さん、御洒落な東京ガール・加藤さん役の寿美菜子さん、そして第二話で登場する新キャラクター、小粋な小江戸っ娘・川越彩果役の戸松遥さんに、演じた感想や自身の東京についてのエピソードなどを語ってもらった。
――収録を終えてみてのご感想をお願いいたします。
竹達彩奈さん(島野いるか役):前回に引き続き相変わらずのいるかちゃんで、とても癒されながら収録させていただきました。今回は新キャラクターの彩果ちゃんも一緒という事で、どんどん仲間が増えていく様子を見ることができました。前回の2人でのアフレコも楽しかったのですが、やはり人が増えていくともっと楽しくなります。
寿美菜子さん(加藤さん役):作品の中もアフレコ現場も人が増え、さらに勢いや楽しい感じがでていると思います。
戸松遥さん(川越彩果役):今回初めてやらせていただいたのですが、すごくテンポ良くお話が進んでいくので、一本のドラマCDが「あっ」という間に終わってしまったと感じるくらい、充実した内容になっていると思います。すごく楽しい一本になったのではないでしょうか。
――ご自身が演じたキャラクターについての印象をお教えください。
竹達:いるかちゃんは、前回と変わらずマイペースで明るく、ムードメーカーのような女の子です。友達をどんどん自然と増やしていく力のある子ですね。いるかちゃんも個性的ですが、加藤さんや彩果ちゃんはいるかちゃんと全く違う性格をしているのに、何でこんなにすぐ仲良くなれるんだろう?と、不思議な魅力を感じる女の子でした。
寿:加藤さんはクールな印象もあったんですが、自分のペースを作りながらもいるかちゃんに巻き込まれながらストーリーが進んでいくので、彼女の人間らしさが見えました。また今回の加藤さんは、自転車以外にもすごく物知りでした。
戸松:彩果ちゃんは「小粋な小江戸っ娘」ということもあり、すごく個性的なんです。制服に下駄を合わせたりなど、自分の世界をもっている子です。しゃべり方もチャキチャキっとした感じで、友だちに欲しいタイプです。
――主人公・島野いるかは離島から東京に来たわけですが、皆さんは東京の食事や文化など、驚いたことはありますか?
竹達:埼玉県出身なので食べ物に驚いたことはないのですが、初めて東京に出てきたときに、建物の高さや交通量にとても驚きました。その時は、「東京って怖いところだな」と思いましたね(笑)。地元にいると星がすごくキレイなのですが、東京では星が見えないのがすごく残念です。でも逆に、夜になるとビルの明かりなど夜景がロマンチックできれいなので、そこが魅力的ですね。
寿:関西出身なので、粉モノの種類が豊富でもんじゃ焼きとは無縁の生活だったんです。なので初めてもんじゃ焼きを食べたときには、はがしが上手く使えなくて苦労しました。あと私は麺がすごく好きでよく食べるのですが、東京に出てきて初めてつけ麺を食べました。
戸松:私は愛知県出身なのですが、東京のうな重は蒸して食べるのに対し、名古屋のうな重は焼いて食べるんです。東京で初めてうな重を食べたときに、「なにか違うな」と思ったら、蒸すか焼くかの違いだったことに気付いて、ビックリしました。
――ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
竹達: 第2弾と言うことで、またいるかちゃんを演じることができてとても嬉しかったです。漫画とはまた違った楽しみ方ができると思いますので、ぜひ聴いてください!
寿:今回もまた加藤さんを演じられたことがとても嬉しいです。前回の2人で行なったアフレコの空気は自分自身もとても新鮮でしたし、ずっと2人の空間で話を追いながら流れに沿って楽しめたと思うのですが、今回は色んな目線からの様々な展開が含まれています。今後の展開も楽しみに待っていてください!
戸松:彩果ちゃんは今回初めて登場しましたが、自分自身も演じていてとても楽しかったです。ですので、その「楽しかったよ!」という気持ちが聴いている皆様にも伝わったらいいな、と思いを込めて演じさせていただきました。原作を読んで楽しまれている方がたくさんいらっしゃると思うので、このドラマCDを聴いてよりその世界観が広がっていけばいいな、と思います!
(取材/文 杉山 玲菜)
『月刊コミック アース・スター』5月号
4月12日発売
(第1弾CD付きの4月号は好評発売中)
>>『月刊コミック アース・スター』公式サイト