LiSAデビューミニアルバム発売記念WEB3媒体連動インタビュー

LiSAデビューミニアルバム『Letters to U』発売記念! WEB3媒体連動企画 全曲セルフレコメント&テーマインタビューPart.3

 昨年、大ヒットしたアニメ『Angel Beats!』のGirls Dead Monsterの2代目ボーカル・ユイの歌い手として一躍ブレイクしたLiSAのデビューミニアルバム『Letters to U』が4月20日発売! 全曲LiSA作詞で、作曲には人気ボカロPや同人音楽作家、UNISON SQUARE GARDEN、アンティック-珈琲店-のメンバーを迎えた、最強のポップロックCDになりました。
 このミニアルバム発売を記念して、WEB3媒体で連動企画を展開。LiSAによるアルバム収録曲のセルフレコメントを3分割で紹介。また各サイトで「LiSA Meets…」と題し、「LiSA Meets Music」、「LiSA Meets 『Angel Beats!』」、「LiSA Meets Life-Size LiSA&Live」の3テーマをそれぞれのサイトで語ってもらいました。
 当サイトは連動企画のラストのPart.3をお届けします!

●ガルデモファンの期待を裏切らない最高のポップロックCDが完成!

――LiSA名義でCDデビューが決まった時の感想は?

LiSAさん:LiSAとしてCDデビューすることを、バンドを始めた頃からずっと夢見てきたし、周りに音楽をやっている方がいて、デビューしていく様子を見てきました。そんな中で『Angel Beats!』のGirls Dead Monsterのユイちゃんとして歌わせていただいて、応援してくださる方達のおかげで夢が実現できました。「ガルデモもでらやばかったから、LiSAのソロもすごいはず」という期待の大きさもメールやニコ生などを通じて直接感じているので、裏切らないCDにしたいと強く思いました。

――ミニアルバムを作るにあたってのコンセプトを教えてください。

LiSAさん:私が作りたかったのは「かっこいいアルバム」です。今回、作曲を、今をときめくボカロPさん達や、同人の方々、尊敬するバンドのUNISON SQUARE GARDEN、アンティック-珈琲店-のメンバーさんにお願いしました。ボカロPさんとバンドって一見遠いように感じるかもしれませんが、私にとってはどちらも好きなものだからLiSA括りでは同じカテゴリーなんです(笑)。私がカッコイイと思った音楽をやっているクリエイターさんにお願いして、私とクリエイターさん達で今までにない、すごくカッコイイものが作れたらいいなと。

――ボーカロイドの楽曲も以前からチェックされていたんですか?

LiSAさん:ガルデモのmarinaちゃんがDECO*27さんと一緒にやったのがきっかけで、「ニコ動でこんなにカッコイイ曲を作る人がいっぱいいるんだな」と知って。それからニコ動をチェックするようになりました。

――今回の収録曲はこれまでのLiSAさんの音楽性に近いものなんですか?

LiSAさん:自分がこれまでやってきた音楽はポップロックと言われる、パンクだけどゴリゴリしてないサウンドです。でもその前はブラックミュージックやR&Bが大好きで、TLCやジャネット・ジャクソンをよく聴いてて、ダンスにも興味があって。だからポップロックの曲が多く入ってますが、バラードナンバーなどいろいろなボーカルスタイルや音楽観が出ているかなと思います。


●大切なリスナーへLiSAを知ってもらうために書いた“ラブレター”

――実際に完成したミニアルバムを聴いてみた感想は?

LiSAさん:自分がカッコイイと思う曲をそろえたけど、振り幅が結構大きくて。でも1曲1曲クリエイターさん達と意見交換したり、本気でぶつかりあって一緒に作ったことで、どの曲もLiSAの曲になって、ちゃんとLiSAという人物を表現できる1枚にまとまった気がします。

――タイトルの由来を教えてください。

LiSAさん:男女のお付き合いに例えるなら、ガルデモのユイちゃんの時は相思相愛でラブラブ状態だったとすれば、LiSAとしてはお付き合いする前で、自分のことを好きになってもらうためには、そして知ってもらうためには自分のことをいっぱい話さなくちゃいけないと思って。そこでラブレターを書くとしたらと考えて、全曲の詞を書きました。だからタイトルが『Letters to U』なんです。

――ジャケットは瞳の強い力や真剣な表情が印象的ですね。

LiSAさん:ガルデモのユイちゃんから学んだことはかわいらしさで、アーティスト写真もポップな感じでしたが、今回は歌う時は真剣に向き合っている部分や、詞も私の心の中をさらけ出しているので、人間味や強い心の中の意志が表せたらいいなと。初回生産限定盤には16ページのフォトブックも付いていて、こちらはおしゃれでちょっと大人っぽい私が見られると思います。

――改めて、このミニアルバムの聴きどころをアピールしてください。

LiSAさん:まず個性豊かなクリエイターさん達が作るサウンド、メロディラインを聴くだけで楽しめます。そして私が書いた詞をじっくり読んで、感じてもらえたらいいなと思います。そして「LiSAって、こんな子なんだな」とわかっていただけたら、これから私と交際してください(笑)。

★『Letters to U』全曲セルフレコメン Part.3

M5.覚醒屋[作詞:LiSA 作曲・編曲:wowaka]
ボカロPのwowakaさんから曲をいただいた時、まず最初に浮かんだのがサビの“123”で。そこから連想したのはテンションが上がること→本当の自分が見つかる場所、と考えたら、ライブだったんです。自分がライブをしても、見に行っても一体感を感じる瞬間が気持ちいいので、ライブでみんなと一緒に楽しめたらいいなと思って作りました。ライブが始まったら“全部忘れてしまえ~声上げろ”とか“会ったばかりだとか別に関係ない~今を楽しもうぜ”ですよ! “123”の後、コーラスの“JUMP”はみんなと一緒に跳んだら最高だろうな。
タイトルも気に入ってます。意味としてはステージでパフォーマンスする人間のことで、サウンドもアッパーだけど怪しい曲なので、タイトルからも怪しさを漂わせたくて。“たらったらったらったー”や“らったらった”などの繰り返す遊び言葉も初めて入れてみましたが、音感の楽しさでテンションが上がればいいなと。
仮歌を歌った時、最初はなかなかノリきれなかったんですけど、私にしかできない表現や歌い回しを付けたいと考えました。なので、レコーディングではライブでみんなの前で歌っているテンションで歌ったら、楽しくテンションも上がりました。

M6.妄想コントローラー[作詞:LiSA 作曲:田淵智也 編曲:涌井啓一、千葉直樹(frequency inc.)
UNISON SQUARE GARDENの田淵智也さんに曲を作っていただきましたが仮歌が田淵さんの声だったので、UNISONの曲にしか聴こえなくて(笑)。ライブを見てくださって、その時に「こういう曲を歌ってほしいというイメージができた」と言っていただいてできた曲で、UNISONも割とポップなサウンドなので、自分のやっていた音楽と近くて、歌いやすかったです。
 田淵さんは仮歌録りだけ立ち会っていただいていろいろアドバイスしてをもらって。できた曲を聴いていただいたら「想像の遥か斜め上を行ったね」と言われました(笑)。それと「歌録りに行かなくてよかった」と。いたら口も出してしまうし、自分色になっちゃうからって。
 詞を読むとラブソングみたいにも見えるけど、言いたかったのは「人の気持ちはコントローラーでは動かせない」ということで。片想いなのにすごく前向きなのは、私がポジティブだから。私のテーマは“今日もいい日だっ。”で、何事もプラスに考えたほうが楽しく生きられると思っているので。ちなみに好きなフレーズは“晩ご飯は抜きにしないで”です(笑)。
 詞はテーマを決めた後、サビの“ショート”、“So long”、“自覚症状”と韻を踏む言葉をまず書き出して、そこから組み立てていきました。
 PVも撮影しました。私がコントローラーを持ってて、現実世界と様々な妄想世界を行き来するような映像です。いろいろな衣装を着て、たくさんのカットを撮ってて。またその場にないものを触っている仕草をしたり、演技にも挑戦しました。これからPVは演技派で行こうかなと(笑)。

M7.無色透明[作詞:LiSA 作曲:カノン 編曲:涌井啓一、千葉直樹(frequency inc.)]
アンティック-珈琲店-のカノンさんに作っていただいた8曲の中から選んだバラード曲です。カノンさんがバラードを作るのは初!と言ってました。一番最初にレコーディングした曲なので、タイトル通り、初々しさもあって(笑)。
 仮歌録りの時にも詞ができていなくて、歌った後で『Angel Beats!』が始まる前までバイトをしていて、自分が何しに上京したのかを見失いがちだったことを思い出して。それに気付いて、リスタートして、『Angel Beats!』というきっかけをいただいて歌い始めたという軌跡を表現しようと。一番最初の歌詞 “時計の針が始まりを知らせる 一足先に”を一番最後にも持ってきたのはもっといい未来が待ってるといいなという願いも込めています。
曲をかけながら、詞を書いていたらすごく泣いてた記憶があります。レコーディングでも泣いたかも(笑)。親の反対を押し切って上京したので、「これで成功しなければ」と不安だったこととか思い出すんですよね。私と同じように不安な中で未知の世界に飛び込んだり、新しいスタートを切って不安な人の背中を押してあげる曲になれば幸せです。
アコースティック風のアレンジで、リピートで聴いてるとアコギの演奏で始まる「Believe in myself」につながるので何度もループで聴けます。

★LiSA Meets Life- Size LiSA(等身大のLiSAとは?)

――アーティストとしてのLiSAさんのイメージはつかめてきた気がしますが、

LiSAさん:性格はライブでMCしてる時と変わらないと思います。よく泣くし。感情が抑えられなくて、よく言えば感受性が豊か、悪く言えば子供っぽい(笑)。ライブをしてる時って、こうでありたい自分になれているんです。強くて、かっこよくて、自信があって。歌詞を書く時もそうかな。でもステージを降りた普段の私は前向きに生きようとしてるけど自信がなくて、不安も感じて。

――ちなみに周りの人からはどんな子って言われてるんですか?

LiSAさん:B型だねってよく言われます。プロフィールにも強調されてて(笑)。

(マネージャーさんを見て)私って、どんな子だと思いますか?

Mマネージャー:決めたことは絶対にやる意志の強さがありますね。そして周りがサポートすることでまた伸びる。典型的なB型(笑)。

LiSAさん:(アニプレックス・Oさんを見て)私ってポップですよね?

アニプレックスOさん:こう見えて意外に考えてますね。

LiSAさん:それ、カノンさんにも言われました。なぜか(笑)。

――自分がこうありたいという理想があるから、それに向かって真剣に考えるし、努力しているんでしょうね。

LiSAさん:ありがとうございます。見た目の印象からにじみ出るよう頑張ります(笑)。

★LiSA Meets LiVE

――LiSAさんにとってライブとは?

LiSAさん:ライブなしでは生きていけない、ライブホリックです。

――ライブのことを“デート”と呼んでいるのはなぜですか?

LiSAさん:デートの前って、「何着て行こうかな」とか「どこ、行こうかな」とかシミユレーションしたり、「ここで手をつないで」と妄想したり、ワクワクしますよね。ライブ前も「あの曲歌って」とか「みんなで一緒に手を振って」とか考えると楽しくて。言わば私は予定を考えてる彼氏役で(笑)。それに一人で盛り上がってるだけだと楽しくないし、一緒に想い出を作って、その記憶を反すうしながら次の再会を待ちわびて。それもまさにデートそのものと思って。

――じゃあLiSAさんのライブには正装で。LiSAさんが彼氏なら僕らは女装?

LiSAさん:(笑)。でも会場でもいらっしゃいますよ。ユイちゃんのコスプレされた方とか。見た瞬間は驚いたけど、素直にかわいいと思いました。ファンクラブのイベントでは私のファッションをコピーしたような衣装の女の子を発見して感激しました。

――ライブを見るのも好きとのことですが、一番衝撃を受けたのは?

LiSAさん:初めてライブを生で見たのがグリーン・デイで、アメリカのバンドなのでMCで何を言ってるかわからないけどすごく楽しくて。ジェスチャーやパフォーマンスで通じるものがあって、これが音楽なんだと原点を見たような。私もこんなライブができたらいいなと思いました。でも、さすがにモッシュのすごさにつぶされそうで苦しかったですけど(笑)。

●初のワンマンライブツアー&全国インストアキャンペーンも決定!

――さてLiSAさんもファンも待望のワンマンライブが東京と大阪で行われますね。どんなステージになりそうですか?

LiSAさん:バンドをやってる時はカッコイイ音楽を目指してきて、ガルデモではかわいくポップなサウンド、そしてこのアルバムで新しく芽生えたもの、すべてが私だと思っているので、私のすべての要素を出しつつ、どんな人にも楽しんでもらえる、私にしかできない新しい音楽とライブをお見せしたいです。
ちなみにCDを“ラブレター”と呼んでますが、自分の気持ちを伝えるもので、触れた人の日々の生活にも影響を与えるもので。恋愛に例えるのは好きという気持ちと、カッコイイものにあこがれる感情も同じかなと。そしてCDはライブを通してみんなで育てるために生み出した子供のようなものです。このライブから始まって、私と一緒にずっと『Letters to U』を育ててください。

――ミニアルバムは7曲なので、ライブでは他の曲も……。

LiSAさん:それはまだ内緒です。当日までのお楽しみで。私がカッコイイと思うもの、みんなで絶対楽しめるものをお届けします! 2会場ともLiSAとしては経験のない、大きなライブハウスなのでワクワクしてます。

――ライブの前に全国を回るインストアイベントも決定しました。

LiSAさん:アコースティックギターの方と二人で回ります。アコースティックのみのライブも初めてです。私、アコースティックってすごく好きなんです。ミシェル・ブランチとか。だからまた一つ夢が叶いました。また違ったLiSAを見ていただけると思います。

――最後にこれからの目標や夢を教えてください。

LiSAさん:まず私の音楽を気に入ってくださった方には末永く愛していただける曲を作っていきたいです。そしてまだロックやライブ未体験の人が私の曲を聴いて、「これ、いいな」と興味を持ったり、入口になれればいいなと思います。私がアヴリル・ラヴィーンに出会ってバンドサウンドを聴くようになったように。そして私自身ももっと素敵な音楽に触れて、幅広く音楽に関わっていきたいです。まだ一歩を踏み出したばかりですがこれからもよろしくお願いします。

<取材・文:永井和幸>

『Letters to U』の試聴はこちらから!

WEB3媒体連動企画『Letters to U』LiSAさんによる全曲紹介&テーマインタビュー
Part.1『Letters to U』M1~M2紹介と「LiSA Meets Music」(音楽を始めたきっかけ&ルーツ)は『とれたて!ホビーちゃんねる』へ
Part.2『Letters to U』M3~M4紹介とLiSA Meets「 Angel Beats!」(LiSAとガルデモ)は『マイコミジャーナル』へ

LiSA『Letters to U』
4月20日発売
2,625円(税込)
発売:アニプレックス

LiSAライブツアー「LiVE is Smile Always」~Letters to U~
5月25日(水)大阪・BIG CAT 18時開場 19時開演
5月27日(金)東京・O-EAST 18時開場 19時開演
全席自由 5,500円(税込・ドリンク代別)
ローソンチケット、チケットぴあ、イープラスにて4月23日発売開始

インストアイベント
4月23日(土)15:00~ タワーレコード名古屋パルコ店
     ミニライヴ+直筆サイン入りポストカードお渡し会
     お問い合わせ先:タワーレコード名古屋パルコ店:052-264-8545
4月23日(土)18:00~ アニメイト岐阜(地元!) サイン会
4月24日(日)13:00~ タワーレコード新宿店
     ミニライヴ+直筆サイン入りポストカードお渡し会
     お問い合わせ先:タワーレコード新宿店:03-5360-7811
5月1日(日)13:00~ ゲーマーズなんば店 サイン会
5月1日(日)18:30~ タワーレコード梅田NU茶屋町店
      ミニライヴ+直筆サイン入りポストカードお渡し会
     お問い合わせ先:タワーレコード梅田NU茶屋町店:06-6373-2951
5月14日(土) 18:00~ アニメイト横浜 ミニライヴ&トーク
※それぞれのイベント参加券は対象店舗で『Letters to U』お買い上げの方に先着で配布致します。なくなり次第終了とさせて頂きます。予めご了解下さい。
※各イベントの詳細については各店舗のHP等でご確認下さい

⇒LiSAさんのサイン入りブロマイド写真を抽選で2名様にプレゼント!詳しくはプレゼントページをチェック!
>>アニメイトTVプレゼントページ
>>LiSA公式サイト

<b>LiSA『Letters to U』</b><br>4月20日発売<br>2625円(税込)<br>発売:アニプレックス

LiSA『Letters to U』
4月20日発売
2625円(税込)
発売:アニプレックス

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