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イベント「夏目友人帳×蛍火の杜へ ~集い 夏神楽~」をレポート☆

放送&公開直前!『夏目友人帳』『蛍火の杜へ』合同イベント「夏目友人帳×蛍火の杜へ ~集い 夏神楽~」が開催!!歓声と笑いの2時間をレポート☆

 2011年6月4日(土)、日本青年館大ホールにて「夏目友人帳×蛍火の杜へ ~集い 夏神楽~」が行われた。

 繊細かつ温かな描写が特徴の緑川ゆき先生原作の『夏目友人帳』(白泉社・月刊LaLaにて連載中)は、2008年に第一期、2009年に第二期がアニメ化され、その後も根強い人気で2011年7月よりファン待望の続編、第三期『夏目友人帳 参』の放送が決定。スタートまでいよいよ残り1ヶ月と迫る中、放送に先駆けてファンを集めての『夏目友人帳×蛍火の杜へ ~集い 夏神楽~』が開催された。

 このイベントでは、同じ緑川先生原作で今年9月にアニメ映画化となる『蛍火の杜へ』との公開直前合同イベントで、『夏目友人帳』からは神谷浩史さん(夏目貴志役)、井上和彦さん(ニャンコ先生・斑役)、堀江一眞さん(田沼要役)、木村良平さん(西村悟役)、菅沼久義さん(北本篤史役)、そして第三期よりの参加となる諏訪部順一さん(的場静司役)、「蛍火の杜へ」からは内山昂輝さん(ギン役)、佐倉綾音さん(竹川蛍役)が参加した。

 昼と夜の二回に渡って行われた公演は、間に出演者が集合しての取材会も行われ、今回はその取材会でのコメントと夜の部の内容をお伝えする。

●取材会でのインタビューをご紹介!

 昼の部を終え、キャスト8名がステージに集合した。その姿は全員涼やかな浴衣姿で、イベントのタイトルどおり夏祭りにぴったりの雰囲気を演出していた(舞台セットも、左右にそれぞれの作品タイトルを掲げて中央には鳥居と提燈が提げられていた)。

 インタビューでは昼の部を終えての感想やファンへのメッセージを話してくれた。

神谷さん:夏目のイベントはファンのみなさんが作品を本当に愛してくださるんだというのがひしひしと伝わってきます。少しでも感謝の気持ちを返せるように、第三期も一言一言丁寧に演じていきたいです。

井上さん:久しぶりにまたこのメンバーが揃って夏目友人帳が出来るということで、毎回楽しみでしょうがないです。今日も本当にあったかい皆さんを感じて、この温かさに包まれて支えられているのだと思いました。

堀江さん:ファンの皆さんと一同に会して、その皆さんの笑顔から本当に期待されているんだなと感じ、とても嬉しいと同時に若干プレッシャーも感じました。皆さんの期待に応えられるよう一生懸命頑張ります!

菅沼さん:会場のみなさんが本当に夏目のことを愛していると伝わってきます。それが僕らのパワーになって、僕たちも一生懸命作品を盛り上げていこうと思いました。

木村さん:イベントでは、ファンの皆さんと夏目友人帳が大好きな“仲間同士”として語り合い、同じ空間を一緒に楽しむことができました。

諏訪部さん:作品の良きスパイスとなるよう、的場をより魅力あるキャラにするべく、心を込めて演じていきたいと思います。

内山さん:今日はどんなお客さんがいらっしゃるのかと緊張していたんですけれど、とっても優しいほんわかした空気で、これが作品のカラーなんだと思いました。作品とファンの方々、共通するものがあるんだなと。とてもいい作品になると思うので、公開がとても待ち遠しいです。

佐倉さん:緑川先生のきれいな世界観がすごく忠実にアニメになっても再現されています。面白い、クオリティが高いという事は保証致しますので、ぜひぜひそれを見ていただきたいなと思います。


●「夏目友人帳×蛍火の杜へ ~集い 夏神楽~」夜の部をレポート!

 いよいよ夜の部のイベントがスタート。前半は「夏目友人帳」ステージ、最初はニャンコ先生&斑による諸注意で見事な笑いを誘って会場の空気を高めつつ、そのまま第一期、第二期をダイジェストで振り返る映像が流された。

 ついで神谷さんと井上さんによるミニドラマの生アフレコへ突入し、客席は歓声に笑いに、見惚れ聞き惚れのめまぐるしくも嬉しい展開。そしていよいよキャスト6名が順に紹介され舞台上に集合となった。

アフレコにはまだ参加されていないながら、すべてに以前からいたかのような空気を醸して突っ込まれた諏訪部さんは、「今日お客さんの顔を拝見して、ますますプレッシャーが…」と今の心持を話した。

 トークを終えると、次は「勝手に大予想!」コーナーへ。

 第三期の展開を出演者に予想してもらうというもので、神谷チーム、井上チームに分かれてのチーム戦となった。問題開始前のメンバー決めの引抜きあいから早くも大盛り上がりで(堀江さんが昼・夜ともに最後に残りました…笑)、予想は面白回答合戦。

 勝利チームを決めるための会場の拍手は接戦となったため、ここでスペシャルゲスト・大森監督が登場。監督は両チームの答えに苦笑されつつ神谷チームの勝利判定を下した。

 このコーナーで第三期の展開があわやおかしな方向へ転がってしまいそうな会場の雰囲気を、「物語がダイナミックに動きます。長いエピソードもありますので期待してください」と監督からの見所が伝えられ無事軌道修正された。

 一度キャストが下がると、ここから『蛍火の杜へ』のステージへ。なんと本編の一部が特別に初公開され、会場中が圧倒される美しさに見入った。

 映像終了後は主演の内山さんと佐倉さんが登場し、大森監督と三人で作品について語られた。人間でも妖怪でもないギンという役について、内山さんは「必ず面を被っていて表情が読めないという難題がありまして、そこは佐倉さんとの掛け合いで雰囲気を出せていけたらいいなと」と述べた。

 また内山さんと佐倉さんのことを監督は「最初は全然会話がなくて、逆にだんだん距離が近づいていく感じを録らせてもらおうと思った」と、二人のリアルさを作品に取り入れたことを語られ、また最後は「なんとかぎりぎり、感覚としては夏に間に合った。夏の物語をご期待ください」とファンへメッセージが送られた。


 続いては、両作品ヒット祈願をこめて「お願い ニャンコ先生」コーナーへ。

 事前にファンからツイッターで募った願いを叶えるべくニャンコ先生にお願いするというこの企画。ステージ中央には、金・銀・黒の招き猫と祠に入ったニャンコ先生がセットされる。

 再び両作品のキャストが登場(井上さんはニャンコ先生の声のみでご出演)し、ファンから寄せられた願いが読み上げられると、そこから話を広げたキャストの爆笑トークがまたまた会場を沸かした。

 最後は両作品のヒットを願い、眩しすぎて客席も思わずどよめくほどピカピカのもう一体の金招きニャンコ先生が特別に奉納された。キャストと客席の皆さんで「夏目友人帳・蛍火の杜へ・大ヒット・お願いニャンコ先生!」と声を揃えて祈願をし、会場一体となって改めて作品への熱い思いが込められた。

 いよいよイベントも終盤へ。来場者へのプレゼント抽選会へ移るとサイン入りポスターとギンの狐のお面(クリエイターさん手作りの品!)がそれぞれプレゼントされた。

 最後はキャスト一同ステージにそろい、ファンへのメッセージでイベントは締められた。

「本日初めて映像をご覧頂いて反応が返ってきたことがすごく嬉しかったです。損はさせません。ぜひ大きいスクリーンで見ていただきたいです」(佐倉)

「今日のイベントで作品への期待が凄く伝わってきました。その期待感に副える、それを越えた仕上がりになっているという確信があります。ぜひご期待ください」(内山)

「僕個人も緑川先生の作品が大好きなで、久しぶりに皆さんにお会いで凄く嬉しくて、僕自身も楽しくあっという間のイベントだった」(菅沼)

「的場も登場し、大好きな夏目友人帳の世界がどんどん膨らんでいるような、でも大事なところは何も変わってない。今凄く満足しています」(木村)

「第三期は皆さんの声援あっての実現だと思います。7月を、そして9月を楽しみにしていただければと思います」(堀江)

「好きな作品ほどアニメ化しても関われないことが多いのですが、願いが叶うこともあるんですね。一生懸命頑張ります!」(諏訪部)

「終わってしまうのが凄く寂しいという一同の思いがあって、いつかもう一回、またやりたいと思っていました。願いは叶うものなんですね(笑)。本当に嬉しいことです」(井上)

「願わくば、緑川先生がクライマックスを描ききるそのときまで、僕らの声でしゃべり続けてくれたらいいなと心から強く思っております」(神谷)

<TEXT:瀬賀ふみ恵>

TVアニメ『夏目友人帳 参』
<放映スケジュール>
テレビ東京  7月4日(月)より毎週月曜 深夜1時30分~
テレビ北海道  7月6日より毎週水曜 深夜2時20分~
テレビ愛知   7月7日より毎週木曜 深夜2時30分~
テレビ大阪   7月5日より毎週火曜 深夜2時5分~
テレビせとうち 7月6日より毎週水曜 深夜1時50分~
TVQ九州放送 7月5日より毎週火曜 深夜2時28分~
※放送日時は予告なく変更の可能性がございます。

アニメ映画『蛍火の杜へ』
2011年9月17日(土)よりシネ・リーブル池袋、テアトル梅田にて上映

>>『夏目友人帳』アニメ公式サイト
>>白泉社オフィシャルサイト
>>『蛍火の杜へ』アニメ映画公式サイト


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