新春から始まるどこか懐かしい少年少女たちの物語!TVアニメ『あの夏で待ってる』アフレコレポート!戸松遥さん、島﨑信長さん達、キャスト7名が語る本作の魅力とは
2011年12月、都内スタジオで、来年1月からの新番組『あの夏で待ってる』のアフレコが行われた。本作は、一夏の少年少女の日々を描いたオリジナル作品。主人公・霧島海人と、彼らの前に現れた特別な女の子・貴月イチカを軸に、物語は展開していく。
今回は、キャストの戸松遥さん(貴月イチカ役)、島﨑信長さん(霧島海人役)、石原夏織さん(谷川柑菜役)、荻原秀樹さん(石垣哲朗役)、阿澄佳奈さん(北原美桜役)、田村ゆかりさん(山乃檸檬役)、日高里菜さん(りのん役)に、役の印象や、収録の感想を伺ったので、ここに紹介しよう。
●戸松遥さん(貴月イチカ役):謎の多い女の子です。大人っぽくてそして日本人には珍しい赤い髪の女の子です。不思議が多いイチカがどんな女の子なのかも楽しみに見ていいただきたいです。
実際にアフレコしてみて、キャラクター同士のもどかしい距離感が難しかったですね。年下の男の子から見る理想的な女の子っていうのを演じられるように心がけていこうとは思ってます。。私、女子高だったので、この距離感っていうのを経験したことがないので(笑)。色々想像しながら、こういう感じかなっていう風に自分で模索したり想像したりしながら色々作っています。
●島﨑信長さん(霧島海人役):海人は自分の気持ちに正直で、とてもわかりやすい性格をしています。また、妄想癖があります。受動的に見えがちですが、自分からも動いていくキャラです。
この作品は、すごくナチュラルで、リアリティのある高校生の距離感だったりとか、関係性が描かれているので、力を抜いて演じるようにしています。でも、最初はそこに苦労しまして、どうしても力んでしまいました。見所としては、一言で言うなら「甘く切ない恋愛模様」です。
もう胸がキュッてなります。僕らも毎回アフレコの度に皆で盛り上がっています。皆様にもぜひキュッてしていただけると幸いです。
●石原夏織さん(谷川柑菜役):行動的ですごく可愛いいし、クラスでモテるタイプの女子だと思っています。色々な気持ちが素直に出るキャラクターです。内面的にも外見的にもキュンとするタイプのキャラクターです。
ちょっとムスっとするシーンは、その加減が難しかったですね。本当に幅広い年齢層の方に楽しんでもらえる作品になっていると思うので、ぜひぜひたくさんの方に楽しんで見てもらえたらいいなと思います。
●荻原秀樹さん(石垣哲朗役):実は哲朗は表向きのイメージと違い性格が多少複雑だと思います。
自分の本音は言わないで、周りに併せたり気を使っているんではないかと思います。
そんな不器用で人間味のあるキャラクターの哲朗。是非そんな心の中も皆さんに感じていただけるように演じていきたいです。
この作品は、高校生の淡い恋愛模様というか、こんなことがあったら、すごく楽しいんだろうなっていうのを具現化していると思います。それをみんなと一緒になって体験していけるのをワクワクしています。また、ノスタルジックな雰囲気もあり、懐かしい気持ちにさせてくれる部分は、世代を超えて色々な方々が楽しめる作品でもあるなと感じています。そんな『なつまち』を是非見ていただけると嬉しいです。
●阿澄佳奈さん(北原美桜役):美桜はおっとりとしたキャラクターです。でも彼女なりの思いも秘めていて、基本的には誰かに話を振られなければ言葉を発さないような子なのですが、そんな美桜の発言にもぜひご注目下さい。
おっとりとした所が美桜のいいところでもあって、そういうところを出したいなって思うんですけど、でも彼女なりに考えているところもあってという中であくまでほわほわと話す。このバランスが難しいなと思いながら、美桜らしさを最大限に生かしていけるよう気をつけつつ演じています。あと、最初は見えないビックリするような一面もあるのでそちらも楽しみにして下さい。
●田村ゆかりさん(山乃檸檬役):檸檬は、見た目一番幼いんですけども、イチカと同級生で、実は海人たちより先輩です。謎だらけの人で、達観していて、すごく落ち着いてる子という感じです。
同じ一つの空間だけど、みんなそれぞれ思っていることが違う。それが自分から発してなくても垣間見えるものにキュンとしたりするところが私はすごく見所なんじゃないかなって思います。。あと今回、シナリオが黒田洋介さんなんですが、黒田さんの書く微妙なニュアンスの台詞まわしだったりとか、そこが個人的にはとても好きです!
●日高里菜さん(りのん役):りのんは人間ではない、不思議な謎のペットという役で、こういうのを演じるのが初めてだったので、演じ方の正解とか、方向性がホントに分からないんです。だから現場に来て、スタッフさんと話をして、今少しずつ、「あっ、こういう方向性なんだ」っていうのが分かりはじめています。
見所は、人と人とが関わるといろんな感情があって、その感情がリアルにこの作品には描かれていて、実際にあるような風景、実際にある感情、見ていて自分とマッチしたりとか感情移入しやすいと思いますので、そこが見所だと思います。
<放送情報>
テレビ愛知 1月9日(月)放送開始予定 25:30~
KBS京都 1月9日(月)放送開始予定 25:30~
TOKYO MX 1月10日(火)放送開始予定 26:00~
サンテレビ 1月11日(水)放送開始予定 24:35~
チバテレ 1月11日(水)放送開始予定 25:30~
テレ玉 1月12日(木)放送開始予定 25:05~
tvk 1月12日(木)放送開始予定 25:15~
信越放送 1月14日(土)放送開始予定 25:45~
BS11 1月11日(水)放送開始予定 24:30~
AT-X 1月10日(火)放送開始予定 10:00~/22:00~
1月13日(金)放送開始予定 16:00~/28:00~
<STAFF>
監督:長井龍雪
脚本:黒田洋介
キャラクター原案:羽音たらく
キャラクターデザイン:田中将賀
背景:草薙
音響監督:明田川仁
音楽:I've sound /井内舞子
制作:J.C.STAFF
<CAST>
貴月イチカ:戸松遥
霧島海人:島﨑信長
谷川柑菜:石原夏織
石垣哲朗:荻原秀樹
北原美桜:阿澄佳奈
山乃檸檬:田村ゆかり
りのん:日高里菜
オープニングテーマ「sign」/Ray
エンディングテーマ「ビードロ模様」/やなぎなぎ
「あの夏で待ってる」公式ホームページ