『グスコーブドリの伝記』豪華なメイン声優は!?
宮沢賢治氏の原作を巨匠、杉井ギサブロー監督が手塚プロダクションとともに映像化する『グスコーブドリの伝記』。『銀河鉄道の夜』のスタッフが結集したことでも注目を浴びている本作のメイン声優が発表された。
主役のブドリ役を小栗旬さん、ブドリの妹ネリ役を忽那汐里さんが演じる。忽那さんは声優初挑戦となる。小栗さんはオファーがあった際「想いがすごく強いキャラクターなので、台本をもらったときに彼のまっすぐさ、ひたむきさが声のトーンに出ればいいなと思いました」と、作品の出来にも惚れ込んでいるという。忽那さんは「本当に声だけで演技するのが初めてなので、とても緊張しましたが、楽しく演じさせていただきました」とコメントしている。
『グスコーブドリの伝記』
2012年7月7日(土) 丸の内ピカデリー他 全国ロードショー
<ストーリー>
イーハトーヴ森の木樵りの息子として両親と妹と穏やかに暮らしていたグスコーブドリは、森を襲った冷害のため家族を失くし、一人ぼっちになる。それでもブドリは、生きるために精一杯働き、やがて成長し火山局に勤めるように。
そこに再び大きな冷害が襲う。悲劇を繰り返さないためブドリは決心する。両親が自分を生かしてくれ、工場長が自分を鍛えてくれ、火山局の博士が自分に教えてくれたこと、それは何のためだったのか。そしてブドリはただ1人火山局に出かけていく。みんなのために、自分ができることを行いに――
<STAFF>
原作: 宮沢賢治(『銀河鉄道の夜』『風の又三郎』)
監修: 天沢退二郎
監督・脚本: 杉井ギサブロー(『あらしの夜に』『銀河鉄道の夜』)
キャラクター原案: ますむらひろし
作画監督: 江口摩吏介
音楽: 小松亮太
制作: 手塚プロダクション
配給: ワーナー・ブラザーズ映画