志倉さんに『ロボティクス・ノーツ』に関するアレコレを質問! 『ロボティクス・ノーツ』インタビュー企画第3弾!!
「アニメイトTV」×「ダ・ヴィンチ電子ナビ」のコラボでお届けしている、『ロボティクス・ノーツ』特別インタビュー企画もついにラスト。今回は志倉千代丸さんに、『ロボティクス・ノーツ』の今後の展開についてお聞きしていく。
――『ロボティクス・ノーツ』は10月よりアニメが放映されますが、ゲームとアニメの表現の違いはなんでしょうか。
志倉千代丸さん(以下、敬称略):ゲームでは3Dでキャラのモデルを1つ用意すれば、さまざまなポーズを取らせることができますが、2Dが主流のアニメではそうはいきません。描き込むほど労力や時間がかかってしまう。そういう意味では、アニメにはどこまでいっても近道がないんです。しかし、そのぶん、表現の幅が広く、描きたいことがなんでもできちゃう。ロボットが劇中ではどのように動くのだろうとか、ゲームでは表現できなかったことがアニメではしっかりと見られるようになっていると思いますよ。
――『ロボティクス・ノーツ』に関することで、今後やってみたいことはありますか?
志倉:作品中では、「フォンドロイドOS」というものがスタンダードなOSとして登場しています。現実でもスマートフォンなどで、この「フォンドロイドOS」が擬似的に動くような、いわゆる「2019年ごっこ」ができるような仕掛けが用意できれば、おもしろいかなとは考えていますね。個人的には、AR機能を使った宝探しみたいなことがやりたいです。あと、やってみたいことではないですが、メディアミックス展開もいろいろと準備しています。
――では、科学アドベンチャーシリーズとしての今後の展開は?
志倉:科学アドベンチャーシリーズは、3部作構成という訳ではないので、今後も4弾、5弾と続けていくつもりです。一応、次の構想も考えてはいますが、あえてまだ言いません(笑)。ただ、シリーズ3作品はどれも、世界線が大分岐するポイントにスポットが当てられているので、続編でも同じように世界線が物語に関わってくると思いますね。今後の科学アドベンチャーシリーズをより楽しんでいただくためにも、ぜひ『ロボティクス・ノーツ』をプレイしていただき、その感想を聞かせてください。
――なるほど。では、最後にファンの方へのメッセージを。
志倉:今までのアドベンチャーゲームは、2Dの背景に2Dのキャラがいる、いかにもなビジュアルイメージのものが多く、雑誌などで見るとやや抵抗感があった方が少なくないと思います。『ロボティクス・ノーツ』では、3Dのキャラを動かしたりと、今までのアドベンチャーゲームとはちょっと違った印象持っていただけるようにチャレンジしています。また、アドベンチャーゲームはゲームなのですが、複雑な操作などは必要としません。複数の物語がプレイヤー選択で分岐したり、キャラに声がついていたりする高価な紙芝居だと思っていただいてかまいません。ですので、普段はゲームをしない人でも本を読む感覚で遊んでいただけると思います。現在、ゲーム冒頭のPHASE1がまるまる遊べる体験版が無料で配信されていますので、気になっている方はまずはそちらをプレイしてみてください。
話題の『ロボティクス・ノーツ』は、明日6月28日に発売! アニメイトTVでは体験版に引き続き、製品版の最速レビューを掲載するので、こちらも要チェックしてください!
【製品概要】
『ROBOTICS;NOTES』
ジャンル:拡張科学アドベンチャー
対応ハード:プレイステーション3 / Xbox 360
発売元:5pb.
発売日:2012年6月28日(木)発売予定
価格:初回限定版 9,240円(税込)
通常版 7,140円(税込)
>>『ROBOTICS;NOTES【ロボティクス・ノーツ】』公式サイト
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