【TGS2012】完全新作ゲームも発表！　『マクロス』シリーズ30周年を記念した『マクロス30周年！　メモリアルステージ～だって、伝えたかったんだもん。ハッピーアニバーサリー!!～』をレポート

　幕張メッセで開催中のゲームの祭典、『東京ゲームショウ2012』。一般公開日である9月22日（土）には、バンダイナムコブースで、アニメ『マクロス』シリーズの生誕30周年を記念するステージイベント『マクロス30周年！　メモリアルステージ～だって、伝えたかったんだもん。ハッピーアニバーサリー!!～』が行われた。

　ゲストとして登壇したのは、『マクロスFrontier』でランカ・リー役を演じた中島愛さんと、オズマ・リー役を演じた小西克幸さん。ステージに登場したお二人は、これまでの『マクロス』シリーズについての話題を熱く展開していった。

　トーク中には、小西さんが『超時空要塞マクロス』の名シーン（マックスとミリアがゲームセンターで激闘を繰り広げるシーンなど）について語る一幕もあったのだが、流石は30年続く『マクロス』。中島さんは世代が違うために話についていけず、ジェネレーションギャップを感じた小西さんが「わからないよな！（笑）」と叫び、会場に集った多くのファンから笑いがおこっていた。

【30周年を記念した完全新作ゲーム『マクロス30（仮称）』の発売が決定！】
　そして、今回のステージイベントで一番の目玉となったのは、『マクロス』シリーズ30周年を記念した完全新作ゲーム『マクロス30（仮称）』の発表で、ステージではプロモーションムービーを鑑賞することができた。

こちらが『マクロス30（仮称）』のプロモーションビデオ。どのようなゲームになるのか気になりますね

　そのムービーでは、歴代の『マクロス』の主人公やヒロインたちがイラストに次々と登場。さらには、『マクロスFrontier』の早乙女アルトが「信じられない……伝説の歌姫が俺の目の前に居る！」といった、シリーズ内のコラボレーションをにおわせる台詞も披露し、ファンにはたまらない大スケールな作品になっていることをうかがえた。

歌を披露している『マクロス7』のヒロイン、ミレーヌ・ジーナス

『超時空要塞マクロス』のヒロイン、早瀬未沙

　また、『マクロス30（仮称）』の主題歌については、『ミス・マクロス30コンテスト』のオーデションで3000通を超える応募の中から、シンガー部門のグランプリに選ばれた千菅春香さんが歌う新曲を使用されることが明らかに。ここで、ステージに登場した千菅さんは「皆さん始めまして。とても緊張しておりますがよろしくお願いします！」とフレッシュに挨拶を行い、会場からは拍手で声援が送られた。

　ゲーム発売日は発表されなかったものの、小西さんいわく「声の収録はすべて終了しています」とのことで、詳細な情報が公開される日も近いかもしれない。気になる方は公式HPをこまめにチェックしておくといいだろう。

【イベント後半には3000人を超える中から選ばれたミス・マクロスの初ステージが！】
　ステージイベントの後半には、生ライブステージも設けられ、中島さんが楽曲を披露。曲は『劇場版 マクロスF 恋離飛翼～サヨナラノツバサ～』より『放課後オーバーフロウ』と『虹色クマクマ』の2曲で、ダンスを織り交ぜながら歌を熱唱し、客席を大きく沸かせた。

流石は超時空シンデレラのランカ・リー（中島さん）。中島さんのコールに答えるように、客席からは歓声が上がります

　そして生ライブでは、先ほど紹介した『マクロス30（仮称）』の主題歌も初お披露目！　初のステージライブということで、最初はガッチガッチに緊張していのだが千菅さんだったが、歌い始めると重低音の効いたサウンドに乗せて美しい透明感のある高い歌声で会場を満たし、客席からは素晴らしい歌を披露した千菅さんに大きな拍手が送られた。

　ラストには、あらためて中村さんが登場。「30周年ということで、まだまだ色々な事がございます。『マクロス』をこれからも応援していってください！」と客席に向かってメッセージを送り、ステージは幕を閉じた。

楽しそうに歌を披露する千菅さん。その魅力ある歌声に惹きつけられてか、気づくと客席から溢れんばかりの人が！

>>バンダイナムコゲームス マクロス30(仮称) 公式サイト

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