早稲田大学で『ねらわれた学園』試写会&特別講義が実施!中村監督、平山プロデューサー、木内秀信さんがパネルディスカッション!
これまで何度も実写化されてきた眉村卓さん原作の小説を、舞台を現代の中学校に置き換え新解釈でアニメ映画化した『ねらわれた学園』が、2012年11月10日(土)に公開されるのを前に、早稲田大学にて試写と、監督、プロデューサー、声優が登壇しての特別講座が行われた。
今回の試写は"早稲田大学全学共通副専攻「映画・映像」特別講座『ねらわれた学園』試写&特別講義"と銘打って行われた。会場には学生を中心とした200名が集結。上映開始数時間前から並ぶ人もいるなど熱意ある学生&参加者を前に、上映後の特別講座は当初の予定時間を超えた中身の濃い内容となった。
特別講座では、早稲田大学の安藤紘平教授と本作の配給を行う松竹の寺西プロデューサーの進行で、中村監督、平山プロデューサー、同作で斉藤先生を演じた声優の木内秀信さんが作品について意見を交わした。
原作『ねらわれた学園』は30年以上もの間、出版され続けられている作品なので、その魅力を失わないように心がけながら、作品の時代を現代に置き換え、観てくださる方にこの時代ならではの思いを込めたと中村監督。
また、自身も原作者の眉村先生の作品が好きだと語った平山プロデューサーは、監督とともにこの作品を劇場作品として選んだ理由や、中村監督だからこその世界観を表現するには『ねらわれた学園』が最も適していると考えたと作品化への経緯を語った。
声優として様々な役を演じる木内さんは、アフレコ時の監督や音響監督とのやりとりを語り、でき上がった作品を観て、それらの演出が作品の全体図をイメージした上でのことだったと理解できたと話し、ぜひ何度も作品を鑑賞し、この作品のテーマを理解してほしいと熱く語った。
講義のあとの質疑応答も学生たちから質問が相次ぎ、それらに真摯に答える監督とのやりとりで、当初の予定の講義時間を超えての特別講座となった。
映画『ねらわれた学園』は2012年11月10日(土) 全国ロードショー。
>>アニメ映画『ねらわれた学園』公式サイト