「声優生電話」11月20日放映、ゲスト荒川美穂さん回をレポート!
スマートフォンで見られる声優バラエティー番組『声優生電話』。放送は毎週火曜日、20時からの生放送番組だ。司会はお笑い芸人「アメリカザリガニ」の柳原哲也さんと、声優の原紗友里さん。11月20日のゲストは荒川美穂さん! 『輪るピングドラム』の高倉陽毬や、『HUNTER×HUNTER』のシズクなどで人気の声優さんだ。
いつものように番組がスタートし、司会の柳原哲也さんと原紗友里さんがオープニングトーク。話がひと段落したら、ゲストの荒川美穂さんがスタジオの奥から登場した。それを見た柳原哲也さんは「かわいい! 今日の男性スタッフは、いつもと表情が違う!」とハイテンション。一方、原紗友里さんは「番組中に荒川美穂さんから盗めるものは盗んでおきたい」と、女子力向上を目標に掲げ、スタッフ一同を笑わせていた。
ゲスト紹介が終わると、いよいよ当番組のウリである視聴者からの質問にゲストが直接電話で答えるコーナーが始まった。ファンから次々と電話がかかってくるのだが、荒川美穂さんはそれらの電話に対して丁寧に対応していた。また、ファンのみなさんも礼儀正しい方々が多かったのが、いつもの放送とは雰囲気が違っていた。
■ゲストの特技を紹介する「夜のわざわざタイム」
番組中盤のコーヒーブレイクコーナー「夜のわざわざタイム」では、ゲストの荒川美穂さんの特技を披露。荒川美穂さんは看護師として病院に勤務していた経歴を持っているため、今回は柳原哲也さんの血圧を測ることに。荒川美穂さんは自前の血圧計を持参し、計測開始。当然、柳原哲也さんは大興奮。「こんな看護師さんがいるなら、しょっちゅう病院に通う!」と暴走気味にコメントしていた。
■後半戦はファッションやコスプレの質問
番組の後半は、再び視聴者からの質問電話に荒川美穂さんが答えるコーナー。特に盛り上がった質問は「好きなファッションは?」や「挑戦したいコスプレは?」、「遅刻せずにすむ方法は?」など。
ファッションの質問に対して荒川美穂さんは、「スカートが好きなのでスカートばかりはいてます。でもショートパンツにも挑戦したいですね」と語った。するとすかさず柳原哲也さんは「ジーンズは? 僕はパンツの女子が好き」と質問したが、残念なことに荒川美穂さんは「年に1度くらいしかはきません」と返答していた。なお、挑戦したいコスプレは「キャビンアテンダント」で、遅刻防止策は「前日のうちに準備を整えておき、なおかつ時計を5分早めておく」と答えていた。
ちなみに、荒川美穂さんは12月末発売のメガミマガジン(2月号)に「とあるキャラクターのコスプレをした写真を載せていただく予定」と語っていた。なんのキャラなのかはナイショなので、ファンのみなさんは発売日をお楽しみに! さらに荒川美穂さんが出演している『HUNTER×HUNTER 幻影旅団編 I』のDVD/BD BOXは、12月19日発売だ。こちらも要チェックです。
■出演者3人に番組終了後のインタビュー!
生放送終了後、興奮冷めやらぬ出演者3人にインタビューを行なった。番組で話し足りなかったコトを多いに語ってもらいました。
──今日の放送はいかがでしたでしょうか?
柳原哲也さん:荒川美穂さんが看護師だったと知らなかったのでビックリしました。世の中のために、荒川さんがもうひとりいたらいいのになって思いましたよ。
──もうひとり?
柳原哲也さん:はい。だって荒川さんみたいな声の看護師さんがおったら免疫力も上がる。大事なことだと思うんですよ。お年寄りとかちっちゃい子が荒川さんの声で「大丈夫ですよ」とか「痛くないよ」とか言われたら、それだけで安心感! 病院がイヤじゃなくなると思うんですよ。声優業界にも「声のナース」として必要ですが、世界中の人類のために看護師の荒川さんも必要なんですよ。
──今日のコメントはスケールが大きいですね。「人類のために」ですか(笑)。
柳原哲也さん:僕がもし医者だったら、絶対に病院にいろって言いますよ。辞めるって言ったら「給料を倍出すから!」と。
原紗友里さん:あはは! 今日はちょっと柳原さんは熱かったです。荒川さんの癒しのオーラのせいでしょうか?
柳原哲也さん:だって看護師さんだったって知らなかったのにそうなってしまったということは、なにか持っているんですよ。ナイチンゲール的な血とか。
──今日はベタ褒めですね!
柳原哲也さん:ベタ褒めですよ。ただね、僕はパンツをはいてる女性が大好きなのに、それを「はかない」と言ってたのは「なにしとんねん!」と。
原紗友里さん:逸材なのに?(笑)
──柳原さんがそこまでおっしゃってるので、いつかは?
荒川美穂さん:そ、そうですね(笑)。いつか……!
──でも柳原さんは長いのがお好きなんですね?
柳原哲也さん:僕はそーゆーパンツルックで、ドン臭い子が好きなんです。天然ちゃん大好きなんですよ。
原紗友里さん:あー、動きやすそうな格好をしてるのにドジっ子が好きなんですね。
柳原哲也さん:そんな人だったら「なにしてんねん!」ってツッコめるじゃないですか。そんときのツッコミは「なにしてんねん!(怒)」じゃなくて「なにしてんねん!(笑)」ですよ。
原紗友里さん:満面の笑みじゃないですか(笑)。
柳原哲也さん:だからね、原にそういう部分をね……。
原紗友里さん:養殖天然がんばります!
荒川美穂さん:あはははは!
柳原哲也さん:コイツ、ほんっとにイヤや……ゼンゼンちゃう!(笑) もうね、ホントのダメ男でもつかんでヒドい目に合えばいいんですよ。
一同:爆笑
原紗友里さん:ヒドイです(笑)。MCから不幸を願われるアシスタントのワタシ。でも、これも愛のムチですよね?
柳原哲也さん:なんやコイツ(笑)。と、まぁね、今回の放送はこんな我々の「声優生電話」の雰囲気が変わるようなゲスト・荒川美穂さんでしたよ。荒川美穂さんに電話をかけてきたファンのみなさんも、荒川さんに癒されてるんだな~というのが伝わってきました。
──いつもの放送と比べると、視聴者からの電話もマジメな質問が多かったような気がしました。
柳原哲也さん:そうかもな~。
荒川美穂さん:みなさんマジメでしたね。そんなマジメな質問に私がマジメに返しちゃってました(笑)。
柳原哲也さん:困らせようとか、そんな質問が一切なかった。
原紗友里さん:ボケを引き出そうって人もいなかったですね。
──では荒川美穂さんに番組の感想を伺います。1時間の生放送はいかがでしたか?
荒川美穂さん:生放送はいまだにドキドキするんですけど、楽しいな~と思ってます。それと、普段は血圧を測ることはないので、柳原さんの血圧を測ったときもドキドキでした。結果はとても「いい血圧」でした(笑)。
──看護師のお話が出たのでお聞きしたいのですが、今後「病院関係」の作品に出演される場合、難しい専門用語などはバッチリですか?
荒川美穂さん:そうですね。ただ、病院によって用語の略し方がけっこう違うんです。そこは作品によって変えなきゃいけないですね。
──病院関係の役をやってみたいという願望はありますか?
荒川美穂さん:はい。それはずっとやってみたいと思っています! 病院関係の海外ドラマ作品とかもやってみたいです。番組内で紹介させていただいたドラマCD『マンガで分かる心療内科』がまさにそれなので、やってみたかったことがひとつ叶いました。
──その他に、やってみたい役柄はありますか?
荒川美穂さん:普通の学園ラブコメみたいな、ドタバタ劇をやってみたいです。いわゆるハーレムもの! 女の子がいっぱい出てくる作品。
柳原哲也さん:なんか「ツン」なキャラをやってほしいですね。男を見下しているみたいな、そんなキャラクターが似合いそうです。デレるツンじゃなくて、ツンだけのキャラ。
荒川美穂さん:あ~、ツンですか!
柳原哲也さん:それか、めっちゃ人を殺しまくるナースとか。「生きてても意味ないから~(グサッ)」みたいなヒドいナース。どんどん殺していっちゃうナース。
原紗友里さん:ひぃ~!(笑)
柳原哲也さん:それで、そんだけ殺した後で「はいっ、診療終了♪」みたいなヤツ。
原紗友里さん:柳原さんが原作書いたらいいじゃないですか!
──その柳原さんがいま考えた作品のなかで、原さんの立ち位置はどんな感じですか?
柳原哲也さん:そうですね、どんどん武器を提供していく「ブサイクな悪魔の妖精」ですよ。
原紗友里さん:ブサイクなっ!?(笑)
一同:爆笑
──では原さんに質問です。今日の放送の感想は?
原紗友里さん:いままでとは違う放送でした。いままでは視聴者からの生電話に対して「おもしろ回答」が多かったので、ホワイトボードにまとめるときも「おもしろくまとめてやるぜ!」と思っていたんです。でも、今日はすごくいい回答だったので、キッチリ書きました。それと、荒川さんのやり取りを見ていて、癒し系とはこういうことかと思いました(笑)。
──冒頭で柳原さんから「荒川美穂さんからなにか盗め」と言われていましたが、なにか得られたものは?
原紗友里さん:えと……マジメに何か得て帰ろうと思うと、落ち込むので(笑)。
柳原哲也さん:あはははは! 最終的には「育ちが違うから」って言うてましたからね(笑)。
──すみません。このままだとインタビューが暗く終わってしまうのですが。
柳原哲也さん:じゃあ、さっきのヤメ。ソンナコト、ナインチャウ? おまえには、おまえの、いいところが、あるさー(棒)。
──いいシメを、ありがとうございました!
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